はじめに
「ひるまえほっと」では、毎回家庭で簡単に作れる美味しいレシピが紹介されています。2025年1月6日放送では、「肉巻きもちだんごと野菜の中華風」と「さけとおろしかぶのスープ」の2品が取り上げられました。このメニューは、寒い冬にぴったりの温かく栄養満点な料理です。
肉巻きもちだんごは、もちもちのお団子を肉で巻き、中華風の味付けで仕上げた一品で、見た目にも美しく、食卓を華やかにします。一方、さけとおろしかぶのスープは、鮭の旨味とかぶのやわらかな甘みが絶妙に調和した、ほっとする味わいのスープです。
どちらも簡単に作れるため、忙しい日や時間がないときにもおすすめです。特にこの時期、身体を温めるだけでなく、栄養バランスも意識したメニューとしてぴったりです。
「肉巻きもちだんごと野菜の中華風」
「かんたんごはん」2025年1月6日放送では、料理研究家の尾田衣子さんが「肉巻きもちだんごと野菜の中華風」を紹介しました。もちを豚肉で巻き、甘酸っぱい中華風の味付けで仕上げたレシピです。豚肉の代わりに牛肉でも美味しく作れます。
材料(2人分)
- もち:2個
- 豚肩ロース肉(薄切り):180g
- しょうゆ:大さじ2
- 酒:大さじ2
- 酢:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- サラダ油:適量
- たまねぎ(くし切り):1/2個
- パプリカ(くし切りをさらに半分に):1/2個
- チンゲンサイ:100g
- いりごま(白):適量
<水溶きかたくり粉>
- かたくり粉:大さじ1/2
- 水:大さじ4
作り方
もちの下準備
もちを4等分に切る。もちが小さくなることで、肉で包みやすくなり、焼いた際に崩れにくくなる。
豚肉で巻く
豚肩ロース肉を2枚ずつ使用し、もちの表面が見えないようにしっかり包み、両手で丸めて固める。包み方が甘いと焼いた際に崩れるため、しっかり密着させるのがポイント。
調味料の準備
しょうゆ、酒、酢、砂糖に水溶きかたくり粉を入れてよく混ぜ合わせる。水溶きかたくり粉を事前に混ぜることで、加熱時にダマになりにくくなる。
野菜を炒める
フライパンにサラダ油を強火で熱し、くし切りにしたたまねぎ、パプリカ、チンゲンサイの茎を炒める。火が通りすぎないように軽く炒めたら、一度取り出しておく。
肉巻きもちだんごを焼く
同じフライパンに再度サラダ油をひき、肉巻きもちだんごを巻き終わりを下にして中火で焼く。焼き色がつき火が通ったら、混ぜておいた調味料を加え、火を弱めてふたをして2〜3分蒸し焼きにする。もちが柔らかくなり、味がしっかりしみ込む。
仕上げと盛り付け
蒸し焼きが終わったら、取り出しておいた野菜とチンゲンサイの葉を加え、中火でさっと炒め合わせる。全体にタレが絡んだら、仕上げに白いりごまを散らして完成。
料理のポイント
- もちの包み方:肉を2枚重ねでしっかり巻く
- 水溶きかたくり粉の使い方:事前に調味料と混ぜてダマを防止
- 野菜の炒め方:火が通りすぎないように軽く炒める
「さけとおろしかぶのスープ」レシピ紹介
「かんたんごはん」2025年1月6日放送では、料理家の榎本美沙さんが「さけとおろしかぶのスープ」を紹介しました。さけの旨味とすりおろしたかぶのトロリとした食感が楽しめる温かい和風スープです。たらや大根での代用も可能なレシピです。
材料(2人分)
- かぶ(葉つき):200g
- 生さけ(切り身):2切れ
- 塩:少々
- かたくり粉:小さじ2
- サラダ油:小さじ2
- だし:300ml
- 酒:大さじ1
- 薄口しょうゆ:小さじ2
- みりん:小さじ2
作り方
かぶの下準備
かぶは葉つきのものを使用し、白い部分と葉の部分に分ける。葉は4cm幅に切り、白い部分は皮ごとすりおろしておく。すりおろすことで、スープ全体にとろみがつき、優しい口当たりに仕上がる。
さけの下処理
生さけの切り身は半分に切り、塩を軽くふって5分ほど置く。余分な水分と臭みが出るため、ペーパータオルで水気を拭き取る。次にかたくり粉を全体にまぶす。これにより、焼き上がりがしっとりし、身が崩れにくくなる。
さけを焼く
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、温まったらさけの皮目を下にして2分ほど焼く。焼き色がついたら上下を返し、さらに中火のまま1〜2分焼く。表面に香ばしい焼き色がつき、余分な脂が抜ける。
スープを作る
焼いたさけにだし、酒、薄口しょうゆ、みりん、すりおろしたかぶを汁ごと加え、全体を軽く混ぜ合わせる。火加減は中火のまま。すりおろしたかぶの汁も加えることで、スープ全体に優しい甘みととろみが広がる。
煮込む
ふたをして火を弱め、ふつふつと煮立ったら弱火にして2〜3分加熱する。さけに火が通り、スープの味が染み込んでくる。煮立たせすぎるとさけがパサつくため注意。
仕上げ
最後にかぶの葉を加え、弱火のまま2分ほど加熱する。葉がしんなりし、スープ全体の彩りが鮮やかになる。器に盛り付けて完成。
ポイント
- かぶは葉つきを使用:葉の緑が加わり、彩りよく仕上がる。
- さけの下処理:塩をふり、臭みと余分な水分を抜く。
- とろみのあるスープ:すりおろしたかぶを使うことで自然なとろみがつく。
まとめ
「ひるまえほっと」では、家庭で実践できる簡単で美味しいレシピが多数紹介されています。1月6日の放送分も、どちらも手軽に作れるアイデア料理でした。家族で楽しむ食卓や、おもてなし料理としても活躍しそうです。ぜひチェックしてみてください。
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