親子で学ぶ大阪・関西万博の魅力満載バラエティ!
2025年4月12日(土)午後3時20分からNHK総合で放送された『家族で戦え!クイズ!ジェネレーション万博』は、翌日に開幕を迎える大阪・関西万博の最新情報や注目ポイントをクイズ形式で学べる特別番組です。番組には月亭八方・八光親子、アニマル浜口・浜口京子親子、福田麻貴・福田智実親子など、豪華なタレント親子が出演し、司会を務めたのはお笑いコンビ「ダイアン」。家族で楽しく学びながら、2025年の万博をより身近に感じられる内容となりました。
万博で実際に体験できることをクイズで紹介!
番組はオープニングで、ダイアンの2人が「家族でクイズに挑戦しながら万博を楽しく知っていく番組です」と説明し、視聴者に向けて番組の目的を明確に示しました。第一問目からテンポよくクイズが展開され、万博で本当に見られるものや体験できることが紹介されていきました。
たとえば、
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「阪神vs巨人戦」か「大相撲万博場所」、どちらが見られるか?という問題では、正解は「大相撲万博場所」。これは8月3日にEXPOメッセ「WASSE」で開催される特別イベントで、万博の文化的多様性や日本の伝統競技を体感できます。
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「万博サウナ」か「万博グランピング」という問題では、正解は「万博サウナ」。「太陽のつぼみ」と呼ばれる施設で、サウナ体験を通じて健康や再生可能エネルギーに関する取り組みが学べるようになっています。
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さらに、「バーチャル万博」か「未来体験パビリオン」では、どちらも体験可能と紹介され、リアルとデジタルの融合が今回の万博の大きな特徴であることが示されました。
こうしたクイズを通じて、これから万博に行こうと考えている家族にとって、行きたくなるきっかけやヒントが満載でした。
「大屋根リング」や「アオと夜の虹のパレード」などの見どころも解説
番組では、万博のシンボルである「大屋根リング」にも注目。これは世界最大級の木造建築で、使用されている工法は清水寺と同じ「貫工法」。夜になるとライトアップされ、美しい演出が楽しめます。上に登ることもでき、会場全体を見渡せる設計になっています。
また、ウォータープラザで日没後に開催される「アオと夜の虹のパレード」は、水と空気の大切さを伝える幻想的なショーで、1日2回行われる予定です。各国のパビリオンも進化しており、特に韓国館では最新の映像技術を駆使した体験型展示が注目を集めています。
さらに、目が不自由な方をサポートするAIスーツケースや、空を飛ぶ次世代型自動車(空飛ぶクルマ)なども登場予定で、まさに未来社会を感じられる万博となることが紹介されました。
食べられる建築資材!?驚きの技術もクイズで紹介
クイズの中には、「万博で使われる建築資材のありえない特徴とは?」というテーマも登場。正解は、廃棄食品を粉末にして作られた建材で、実際に食べることができるというもので、東京大学が開発したとのこと。環境問題への意識や持続可能性を伝える取り組みの一環であり、子どもにもわかりやすいSDGsの実例として注目されました。
映像で振り返る1970年の大阪万博
1970年に開催された大阪万博についても、番組内で紹介されました。吹田市で行われた当時の映像では、6400万人が来場した歴史的イベントの様子が映し出され、インド館の貴重な仏像展示や、ソ連館の「ボストーク1号」、アメリカ館で展示された月の石などが話題となりました。
番組では実際に、「月の石はどれか?」というクイズも登場し、正解はこぶし大・約900gの「C」とされ、当時の科学技術への関心やロマンが再び思い起こされました。
全国の伝統イベントが集結!各県の魅力も紹介
2025年の万博には、日本全国47都道府県からさまざまな伝統イベントが集まります。
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青森県からは巨大な「ねぶた」が運び込まれ、「鬼子母神」をテーマにした新作が登場。制作者の北村さんは「冬の厳しさを乗り越える力になる」と語っていました。
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徳島県からは700人規模の「阿波踊りドリームチーム」が参加。前回の万博でも踊った森一功さんらも出演し、世代を超えた伝統の継承が見どころです。
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鳥取県は「鳥取砂丘」を再現して展示。トイレの鏡から着想を得て、広大さを表現するための工夫として鏡を使った視覚演出と星空のプロジェクションマッピングが施されます。
これらの展示は、万博が一つの場所で全国の文化とふれあえる貴重な機会であることを示していました。
クイズでふり返る珍イベントと万博グッズの数々
番組終盤には、「1970年の万博で行われた本当のイベントはどれ?」というクイズが出題。ゾウと綱引き、水中レストラン、シンクロショー、空中ビュッフェなどは実在したとのこと。一方、ゴイゴイ音頭、エキスポ運動会などは津田さんの創作でウソと判明しました。
さらに、現在も残る1970年万博の建物やグッズも紹介。兵庫県広陵町にはカンボジア館の建物が移設されて公民館として活用されており、また万博グッズコレクターの白井達郎さんの博物館では、各国のユニフォームなどが展示されていることも明かされました。
最後はミャクミャクお絵描き対決で大盛り上がり!
番組のラスト問題は、万博公式キャラクター「ミャクミャク」を描くというユニークな内容。各ペアが挑戦し、もっとも近い絵を描いたと判定されたのは福田麻貴さん親子。得点はなんと500点で、優勝を勝ち取る結果となりました。
まとめ|クイズで楽しく万博を知る!家族で観て行きたくなる番組
『家族で戦え!クイズ!ジェネレーション万博』は、万博の情報を楽しくクイズ形式で学べる親子向け番組でした。2025年の大阪・関西万博に向けての予習にもぴったりで、子どもから大人まで万博の魅力を発見できる内容になっていました。
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万博の最新施設やイベントをわかりやすく紹介
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全国の文化が集結する楽しさを実感
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昔と今の万博を比較しながら学べる構成
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クイズで笑って学べる家族向けの安心バラエティ
この番組を見た多くの家族が、「万博に行ってみたい!」と思ったはずです。万博に行く予定の人も、まだ迷っている人も、この番組をきっかけに未来とつながる体験の一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
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