【あさイチ】愛でたいnippon埼玉｜プリン戦争＆スーパー銭湯＆せっかちな人向けうなぎグルメ｜3月13日放送

絶品プリン＆スーパー銭湯！埼玉の知られざる魅力を大特集｜2025年3月13日放送

絶品プリン＆スーパー銭湯！埼玉の知られざる魅力を大特集｜2025年3月13日放送

埼玉県といえば、都道府県魅力度ランキングで下位にランクインすることが多いですが、実は魅力的なグルメやスポットがたくさんあります。今回の「あさイチ」では、埼玉県の意外な魅力に迫る特集が放送されました。全国トップクラスのプリン消費額を誇るスイーツ文化、レベルの高いスーパー銭湯、さらには独特のうなぎ文化や伝統産業など、見どころ満載です。本記事では、番組で紹介された埼玉の注目スポットやグルメについて詳しくまとめます。

プリン消費額トップクラス！埼玉の絶品プリンを徹底紹介

埼玉県は全国でも有数のプリン消費量を誇る県です。2023年までさいたま市が全国1位を記録していましたが、2024年には7位にランクダウンしました。それでも、埼玉の人々のプリン愛は衰えず、地元ならではのこだわりプリンが次々と誕生しています。特に、素材や食べ方に工夫を凝らした個性的なプリンが多く、全国から注目されています。

埼玉のプリンの特徴は、素材へのこだわりとバリエーションの豊富さです。以下のようなユニークなプリンが販売されています。

べにたまプリン：埼玉県のブランドいちご「べにたま」をふんだんに使用したプリン。いちごの甘みと酸味のバランスが絶妙で、後味がさっぱりしているのが特徴です。鮮やかな赤い色も美しく、見た目にも楽しめます。プリンの滑らかさと、いちごのつぶつぶ食感が同時に味わえるのも魅力です。
プリンフォンデュ：なめらかなプリンをチョコレートやフルーツにディップして食べる、新感覚のスイーツ。特に濃厚なキャラメルソースとの相性が抜群で、甘党にはたまらない一品です。家族や友人とシェアして楽しむこともでき、イベントやパーティーでも人気があります。
ワンちゃん用プリン：ペットの健康を考えて作られたプリンで、砂糖や添加物を使わず、素材本来の甘みを活かしています。かぼちゃやさつまいもを使用したものが多く、ヘルシーで栄養価も高いため、飼い主も安心して与えることができます。犬専用のカフェやペットショップで販売されており、ペットとのお出かけ時のおやつとしても人気です。
うずらの卵のプリン：通常のプリンは鶏卵を使いますが、これはうずらの卵を使用しているため、コクが深く濃厚な味わいが楽しめます。サイズは小ぶりながら、しっかりとした満足感があり、一口食べるとリッチな風味が広がります。栄養価も高く、特にたんぱく質が豊富なため、おやつとしてだけでなく、栄養補給としてもおすすめです。

このように、埼玉のプリンはバラエティ豊かで、さまざまな世代やライフスタイルに合わせた商品が展開されています。また、さいたま市のスイーツPR担当者によると、「1位を奪還するために、さいたま市民にもっとプリンの魅力を知ってもらいたい」とのこと。市内のカフェやスイーツ店では、期間限定のご当地プリンが登場することもあり、埼玉のプリン文化は今後ますます発展しそうです。

さらに、埼玉県内の観光地とコラボしたご当地プリンも続々と登場しています。

鉄道博物館の駅名入りプリン（さいたま市）
所沢の抹茶プリン（所沢市の狭山茶を使用）
川越のさつまいもプリン（さつまいもスイーツが名物の川越ならでは）

これらのプリンは、埼玉の観光地を訪れる楽しみのひとつとしても注目されています。プリン消費額1位奪還に向けて、今後も新たなユニークなプリンが登場することが期待されます。

スーパー銭湯天国！埼玉のサウナ文化がスゴい

埼玉県は、全国でも有数のスーパー銭湯激戦区として知られています。施設の数が多いだけでなく、クオリティの高さとコストパフォーマンスの良さも大きな魅力です。特に、家族連れやサウナ愛好者にとって、埼玉のスーパー銭湯は充実した設備が整っているため、ゆったりと過ごせる場所として人気があります。

埼玉のスーパー銭湯がこれほどまでに発展している理由は、次のような点にあります。

子育て世代の転入が全国1位：埼玉県はファミリー層の移住が多く、親子で楽しめる施設が充実。お風呂だけでなく、キッズスペースやレストラン、リラックスルームがある施設も多いです。
1,000円台で丸一日過ごせるコスパの良さ：都心のスパ施設に比べてリーズナブルな料金設定で、広々とした空間と豊富なお風呂の種類を楽しめます。温泉成分を配合した人工温泉や、露天風呂、ジェットバスなどの種類も多彩です。
本格的な岩盤浴やロウリュを体験できる：サウナ好きにはたまらない高温サウナやミストサウナが充実。さらに、最近話題のロウリュサービスを行う施設も増えてきています。

中でも、さいたま市のスーパー銭湯では女性客の7割が岩盤浴を利用しているほど人気があり、リラックスだけでなく美容や健康を意識した設備が充実しています。高温のサウナだけでなく、低温でじっくり体を温める岩盤浴が好評で、デトックス効果を求める人が多く訪れています。

また、草加市では話題の「爆風ロウリュ」が体験できるスーパー銭湯が注目されています。ロウリュとは、サウナストーンに水をかけて大量の蒸気を発生させるサウナの楽しみ方の一つですが、「爆風ロウリュ」はその名の通り、強力な風を発生させて熱気を一気に体に届けるというダイナミックな体験ができます。

通常のロウリュよりも熱気の広がりが速く、短時間で発汗を促す
スタッフがタオルで熱風をあおぎ、一気に体感温度を上げる
サウナ好きにはたまらない「極限の熱さ」が楽しめる

爆風ロウリュの魅力は、普通のサウナに比べて短時間で大量の汗をかけること。デトックス効果が高く、終わった後の爽快感は格別です。特に、ロウリュの後に水風呂に入ると、血流が一気に良くなり、スッキリとした気分になれるため、リピーターも多いです。

さらに、埼玉のスーパー銭湯は食事処のクオリティが高いのも特徴です。

手作り豆腐や地元野菜を使ったヘルシーな定食
がっつり食べられるスタミナ系メニュー（唐揚げ、カレー、ラーメン）
サウナ後にぴったりの「サ飯」（サウナ飯）、牛乳やビールも充実

特に、サウナ後に食べる「サウナ飯」（通称「サ飯」）は埼玉のスーパー銭湯でも注目されています。発汗によって失われた塩分やミネラルを補うため、ラーメンやカレーなどのしっかりした食事を提供する施設も増えています。また、風呂上がりに飲む瓶牛乳や地元産フルーツジュースも人気で、地元ならではのグルメを楽しむことができます。

埼玉のスーパー銭湯は、単なる「お風呂に入る場所」ではなく、家族や友人と楽しめるリラックス空間として、ますます進化を続けています。最近では、宿泊施設を併設するスーパー銭湯も増えつつあり、泊まりながら楽しめるスパリゾートとしての利用も広がっています。

手軽な料金で一日中ゆったりと過ごせる埼玉のスーパー銭湯。サウナブームの追い風を受け、今後ますます注目が集まりそうです。

埼玉のうなぎ文化！関東では珍しい「五右衛門蒸し」とは？

埼玉県のうなぎ文化は関東の中でも特にユニークです。関東の一般的なうなぎ調理法は「蒸してから焼く」スタイルですが、埼玉では「五右衛門蒸し」という独特な方法が採用されています。この調理法では、うなぎを熱湯に直接投入し、素早く蒸すことでふっくらとした食感を実現します。通常の蒸し焼きよりも時間が短く、うなぎ本来の旨味をしっかり閉じ込められるのが特徴です。

埼玉では、この伝統的な調理法を守りながら、新たなうなぎグルメも次々と登場しています。

うな重の自動販売機：いつでも本格的なうな重が食べられる便利な自販機が設置されています。特に忙しい会社員や観光客に人気で、24時間購入できるのが魅力です。冷凍されたものを温めるのではなく、炭火焼きしたうなぎを特製タレとともに真空パックにし、出来たての風味をそのまま閉じ込めています。
浦和うなこちゃんの像：浦和は昔からうなぎの名所として有名で、そのシンボルとしてやなせたかし先生がデザインした「浦和うなこちゃん」の像が設置されています。観光客にも人気で、浦和駅周辺では、うなこちゃんをモチーフにしたグッズも販売されています。
金のうな丼（松伏町）：豪華な金箔をあしらったインパクト大のうな丼。特別な日に食べる贅沢なメニューとして人気があり、お祝いごとや記念日などにもおすすめされています。
うなぎの刺身＆生ハム風：通常、うなぎは加熱して食べるのが一般的ですが、埼玉では生のうなぎを楽しむ新しいスタイルが登場しています。うなぎの刺身は、鮮度の高いものを薄くスライスし、特製の醤油ダレで食べるもの。生ハム風のうなぎは、うなぎを低温熟成させて旨味を凝縮させたもので、おつまみにも最適です。

さらに、埼玉県内にはうなぎの養殖場もあり、うなぎの品質向上に力を入れています。

上里町の養殖場：清流を利用し、水質管理を徹底することで、泥臭さのない上質なうなぎを育てています。
餌の工夫：天然のうなぎに近い環境を再現するため、餌にもこだわり、栄養バランスを考えた特別な配合を行っています。
出荷前の調整：うなぎは出荷前に数日間清流で泳がせることで、余分な脂を落とし、さらに旨味を引き出す工夫がされています。

埼玉のうなぎ文化は、伝統的な技術を守りつつ、新しい食べ方を取り入れる革新的なスタイルが特徴です。地元のうなぎ店では、それぞれの店が独自の工夫をこらし、ほかでは味わえない絶品うなぎを提供しています。今後も、埼玉のうなぎ文化が進化していくことが期待されます。

せんべいだけじゃない！草加の革産業がスゴい

草加市といえば「草加せんべい」が有名ですが、実は革製品の産地としても全国的に知られています。埼玉県内でも有数の革の加工技術を持つ地域であり、職人の手作業による高品質な革製品が生み出されています。番組では、草加市文化会館で開催された革のクラフト体験イベントの様子が紹介されました。イベントには約3,000人もの来場者が訪れ、革の魅力を体験しようと多くの人が集まりました。

草加の革の特徴は、高品質で耐久性が高く、なめらかな仕上がりになることです。そのため、国内外の有名ブランドにも採用されており、草加の職人たちの技術力が高く評価されています。スタジオでは、草加の革を使ったユニークなアイテムが紹介されました。

革製のダンベル：手にしっくり馴染むデザインで、使い込むほど味が出るアイテム。通常のダンベルとは異なり、革の質感が柔らかく、グリップ感が抜群なので、長時間使用しても手が痛くなりにくいのが特徴です。
革製のなわとび：しなやかな素材を活かしたフィットネス用品。従来のビニール製やロープ製とは違い、適度な重みがあるため回しやすく、トレーニング効果が高いと評判です。特にアスリートやスポーツ愛好者から人気を集めています。
蚊取り線香立て（中が革製）：おしゃれなデザインで、和の雰囲気を感じられるアイテム。革が持つ独特の風合いと、使い込むほど味が出る素材の特性を活かし、インテリアとしても高い評価を受けています。

また、草加の革産業は、ファッション業界やスポーツ業界からも注目されています。

有名ブランドのバッグや靴に採用：草加の革は高級バッグやシューズの素材としても使用され、国内外の有名ブランドから注文が入るほどの人気です。
オーダーメイドのレザーアイテム：草加市には、職人が一つ一つ手作りするオーダーメイドの革製品を扱う工房も多く、財布や名刺入れ、ベルトなど、長く使える逸品が揃っています。
スポーツ用品にも活用：越谷市では、プロ野球選手が愛用する野球グラブを製造する会社が紹介されました。草加の革は、強度と柔軟性を兼ね備えており、プロ仕様のグラブにも適しているため、スポーツ界からの信頼も厚いです。

さらに、草加の革職人たちはサステナブルな取り組みにも力を入れています。