第1回「筆づかいで激変!広がる空と海」
NHK Eテレの新番組『3か月でマスターする絵を描く』が、2025年4月2日(水)21:30からスタートします。記念すべき第1回のテーマは、「筆づかいで激変!広がる空と海」。初心者でも楽しく絵が描けるように工夫された構成で、アクリル絵の具を使って美しい夕日の風景を表現します。講師を務めるのは、人気YouTuberで画家としても活躍する柴崎春通さん。番組では、「絵が苦手」と話すタレントの山之内すずさんがチャレンジし、視聴者と一緒に絵の世界を体験します。
初回のテーマは「夕日が沈む風景」からスタート
番組第1回の題材は、いきなり「夕日が沈む風景」。夕日と海、空の広がりをテーマにした風景画です。実際に描くと難しそうに感じますが、番組ではアクリル絵の具の特性を活かして、初心者でも描ける方法を丁寧に紹介します。絵が初めての人でも、色を塗る順番や筆の使い方を覚えることで、見た目にも美しい作品を仕上げることができます。特に今回注目されているのは、「たった3つの塗り方」でこの風景が描けるという点です。
アクリル絵の具は水で薄められて乾きも早いため、何度でも塗り直しができる便利な絵の具です。油絵のような深みを出せる一方、水彩画のような軽やかさも演出できるのが特徴です。番組ではそのメリットを活かして、光の当たり方や色のグラデーションを表現する技術を柴崎さんがわかりやすく解説してくれます。
柴崎春通さんによる“初心者でもわかる”筆づかいのレッスン
講師の柴崎春通さんは、YouTubeでも人気の画家で、やさしい口調と丁寧な説明で多くのファンに支持されています。今回の番組でも、初心者に寄り添う内容となっており、「たった3つの塗り方」を覚えるだけで、驚くほど本格的な風景画が完成するという構成です。
この「3つの塗り方」とは、例えば以下のような基本的な技法を想定できます(放送後に詳細更新予定)
・色を均一に塗る「ベタ塗り」
・グラデーションをつける「ぼかし」
・タッチを残して質感を出す「ドライブラシ」
これらの技法を使いこなすことで、空の広がりや雲の流れ、海の反射などをリアルに表現できます。柴崎さんは筆の動かし方や角度、力加減なども丁寧に指導してくれるので、見ているだけでも技術が自然と身につくはずです。
絵が苦手な山之内すずさんも挑戦
番組のもう一つの見どころは、タレントの山之内すずさんが“絵が苦手”という立場からチャレンジしていく姿です。これまで絵を描いてこなかった人が、一から道具の使い方や塗り方を学び、少しずつ自分なりの作品を完成させていくプロセスは、同じ初心者の視聴者にとって大きな励みになります。
山之内さんは、技術だけでなく「楽しさ」にも注目して取り組んでいくため、番組全体に明るく前向きな雰囲気が流れます。間違えてもいい、上手じゃなくてもいいというメッセージが込められていて、自分だけの表現を大切にしようという気持ちが伝わってきます。
描き方だけじゃない「絵の楽しみ方」も伝える番組構成
本番組の特徴は、単に技術を教えるだけでなく、「絵は自由に描いていい」という楽しさも伝えてくれる点です。講師の柴崎さんは、「見たままを描く必要はない」「現実にはない風景を描いてもOK」と教えてくれます。
たとえば
・実際の空にない色を使ってもいい
・雲の形を好きなようにアレンジしてもいい
・見えない太陽を描き足してもOK
というように、自由に発想を広げながら描けることを大切にしています。これにより、完成した絵が自分だけのオリジナル作品になる喜びを感じることができます。
今後の展開と視聴のすすめ
『3か月でマスターする絵を描く』は、全体を通して段階的に絵を学んでいける構成になっています。毎週異なるテーマや技法に挑戦しながら、少しずつ自分のペースでレベルアップしていくことができます。しかも、1回の放送は30分と短く、集中して見ることができる点も魅力です。
こんな人におすすめです
・絵が苦手だけど描いてみたい人
・子どもと一緒に絵を始めたい人
・自己流で描いてきたけど基礎を学びたい人
・YouTubeで柴崎さんの動画を見て興味を持った人
番組はNHK Eテレで毎週水曜の夜に放送されるため、学校や仕事が終わった後のリラックスタイムにもぴったりです。これから全12回を通じて、視聴者の「描きたい気持ち」が育っていく過程が楽しめそうです。
まとめ
『3か月でマスターする絵を描く』第1回では、「夕日が沈む空と海」をテーマに、アクリル絵の具とたった3つの塗り方で絵が劇的に変わる体験を紹介します。初心者でも安心して学べるよう、講師の柴崎春通さんがやさしく指導し、「絵が苦手」と語る山之内すずさんが実際に挑戦します。描き方だけでなく、絵の自由さや楽しさを実感できる構成となっており、自分だけの風景画を描く楽しさに出会える番組です。
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