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NHK【3か月でマスターする絵を描く】“描かない”のにリアル!樹木の描き方テクニックを柴崎春通が解説|2025年4月16日放送

趣味

“描かない”のにリアル!柴崎春通さん直伝・簡単なのに奥深い樹木の描き方とは

NHK Eテレで好評放送中のシリーズ『3か月でマスターする絵を描く』。2025年4月16日(水)放送の第3回では、「簡単なのにリアルな樹木」の描き方が取り上げられる予定です。今回のテーマは一見矛盾しているように思える「描かない極意」。細かく描かないことでかえって自然に見える、そんな不思議な技法が紹介されます。講師は、YouTubeでも多くのファンを持つ画家の柴崎春通さん。そして前回までに引き続き、俳優の山之内すずさんが実際に学びながら挑戦するスタイルで進行されます。放送では、初心者でもすぐに真似できるコツがたくさん紹介される予定で、絵を描いてみたいすべての人にとって学びの多い30分となりそうです。

描かないことでリアルに見える!?樹木の表現に必要な考え方とは

今回の放送で特に注目したいのは、「葉っぱを1枚ずつ描かない」「見えにくい場所は描かない」という新しい発想です。細部まで丁寧に描くことがリアルさにつながると思いがちですが、自然物である樹木には、ある程度の“あいまいさ”が必要だというのが柴崎さんの考えです。

葉の重なりや光の抜けを意識する幹や枝の奥行きはコントラストで表現明るい部分と影の境目をぼかすことが立体感を生む

これらを意識するだけで、細部を描き込まずとも、本物のように見える樹木が描けるようになります。実際に枝葉を一つひとつ描いてしまうと、木が平面的になってしまったり、時間もかかりすぎてしまいます。そのため、見る側の目に「葉がたくさんあるように見える」工夫こそが、今回の描き方の核となります。

第1回「リンゴ」の描き方との共通点にも注目

第1回のテーマであった「リンゴの描き方」でも紹介されたのが、光と陰の捉え方でした。今回もこの考え方がそのまま応用されると予想されます。具体的には、光が当たっている部分を明るく、影になっている部分を暗く塗り分けることで、画面上に自然な立体感が生まれます。葉の形を一つ一つ描かなくても、明るさの変化をとらえることで木のボリューム感や奥行きが伝わるようになるのです。

光の方向を決める光が当たる部分を明るめの色でぼかす影の部分を思い切って暗くする

この「明暗の対比」こそが、リアルな絵を生み出すための基本的な考え方です。

筆づかいは“簡単でやさしく”がカギ

初心者にとって難しいのが、筆の動かし方や絵の進め方です。今回の放送では、そういった不安を感じる方でも取り入れやすい、“超簡単な筆づかい”が紹介されると予告されています。

太めの筆で一気に背景を塗る葉の塊はポンポンと軽く叩くように描く幹や枝は一筆書きで流れるように描く

複雑に見える木でも、描き方を工夫することで、短時間で雰囲気のある樹木が完成するとのことです。これなら絵を描いたことがない人でもチャレンジできそうです。

山之内すずさんのビフォーアフターも見どころのひとつ

前回の放送でも、山之内すずさんが描いた絵の変化に驚いた人は多かったと思います。今回も、彼女が実際に柴崎さんのアドバイスを受けながら、どのように樹木を描き変えていくのかが見どころのひとつです。筆の選び方や色の使い方など、初心者目線でつまずくポイントも共有される予定なので、共感しながら学べる内容になりそうです。

また、番組では描き進める過程をていねいに追っていくため、どんな手順でどんな工夫がされているかもわかりやすく学べます。

柴崎春通さんのやさしい教え方にも注目

講師の柴崎春通さんは、国内外に多くのファンを持つベテラン画家です。自身のYouTubeチャンネルでは、透明水彩を中心に、初心者でも実践しやすい描き方を数多く紹介しています。今回の放送でも、そのやさしく丁寧な語り口と、的確なアドバイスが番組の魅力を支えています。

今回の樹木の描き方でも、「こうしなきゃダメ」という押し付けではなく、「こうしてみたら自然に見えるよ」というやわらかい提案がなされると予想されます。“うまく描く”のではなく、“楽しんで描く”ことを大切にしている姿勢が、視聴者にも安心感を与えてくれます。

番組は、2025年4月16日(水)21:30〜22:00にNHK Eテレで放送予定です。絵が苦手だと思っていた人にも、新しい気づきと自信を与えてくれる内容になるでしょう。放送を見てから描くもよし、放送前に筆を取ってみるもよし。この春、新しい趣味として「絵を描くこと」を始めてみませんか?

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