はじめに
1月20日放送の「きょうの料理」では、話題の自家製麹調味料の中から「レモン麹」と「たまねぎ麹」に焦点を当てて紹介します。これらの麹調味料は、食材の風味を引き出し、日常の料理をワンランクアップさせる万能調味料です。特に、簡単な手順で作れることから初心者でも挑戦しやすく、発酵食品として健康にも良いと人気です。今回は、放送内容を参考に、それぞれの特徴や活用方法、さらにはレシピまで詳しく解説します。放送後にはさらに詳細な情報をお届けする予定です。
レモン麹とは?その特徴と魅力
レモン麹は、レモンの爽やかな香りとコクのある旨みが特徴の調味料です。料理に加えることで味を引き締めるだけでなく、風味を格段に豊かにしてくれます。特に、酸味と塩味のバランスが絶妙で、和洋中問わず幅広いレシピに応用可能です。
- レモンの皮ごと使うことでビタミンCがたっぷり摂取でき、健康維持にも役立ちます。
- 保存期間が約1か月と長く、少量でも十分な風味を出せるためコストパフォーマンスも優れています。
- 使用例として、鶏肉や魚介の下味、炒め物、パスタ、ドレッシングなど多用途に活用できます。
レモン麹の作り方
材料
- レモン2個(200g)
- 水90ml
- 米麹(常温に戻したもの)70g
- 塩(できれば粗塩)50g
手順
- レモンを皮ごとよく洗い、一口大に切り、種を取り除く。
- フードプロセッサーでみじん切りにする。米麹、水、塩を加えてさらに混ぜ合わせる。
- 清潔な保存瓶に移し、直射日光を避けた常温で1週間保存する。この間、1日1回清潔なスプーンでかき混ぜる。
- うまみを感じたら完成。冷蔵庫で保存し、1か月以内に使い切る。
レモン麹を使ったおすすめレシピ:から揚げ
レモン麹を使用したから揚げは、風味豊かな味わいが特徴で、ジューシーな仕上がりが楽しめます。
材料(2~3人分)
- 鶏もも肉2枚(600g)
- レモン麹大さじ2・1/2
- 小麦粉大さじ2
- 片栗粉適量
- 揚げ油
手順
- 鶏もも肉を一口大に切り、ボウルに入れてレモン麹を加えもみ込む。冷蔵庫で6~8時間寝かせる。
- 小麦粉を加えてさらにもみ込み、片栗粉を全体にまぶす。
- 180℃に熱した油で3~4分揚げ、5分置いてから190℃で二度揚げする。短時間でカリッとした食感を楽しめる。
たまねぎ麹とは?その特徴と魅力
たまねぎ麹は、たまねぎ特有の辛味が和らぎ、甘味と旨味が濃縮された調味料です。特にスープや煮込み料理に使うと、食材の風味を引き出し、深いコクを加えます。
- 化学調味料なしでもしっかりとした味を出せるので、自然派の料理に最適。
- スープ、炒め物、ドレッシングなど幅広い用途で活用可能。
- 作り置きが可能で、忙しい日常でも時短調理に役立つ。
たまねぎ麹の活用例
- スープの素として:たまねぎ麹をお湯に溶かすだけで簡単にスープが完成。
- ドレッシングとして:オリーブオイルや酢と混ぜるだけで、まろやかでコクのあるドレッシングに。
- 炒め物に:野菜炒めや肉料理に加えると、旨味が引き立ち、より濃厚な味わいに。
1月20日の放送では、これらの麹調味料のさらなる活用方法が詳しく紹介される予定です。初めて挑戦する方でも簡単に取り入れられる内容となっているので、ぜひご覧ください。
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