原菜乃華が高知へ!朝ドラ「あんぱん」の舞台を巡る旅と傘の最新情報
2025年6月5日放送のNHK「あさイチ」では、朝ドラ「あんぱん」の舞台となった高知県を原菜乃華さんが訪れる特集を中心に、梅雨入り直前の折りたたみ傘特集やキックボクシング体験、三重の筆談カフェ、香川・さぬき市の平賀源内記念館など、全国各地の魅力と実用情報が紹介されました。
NHK【100カメ】朝ドラ『あんぱん』舞台裏に初潜入!今田美桜の方言練習と撮影現場の裏側すべて見せます2025年5月26日
原菜乃華が巡る「あんぱん」の舞台・高知の魅力
原菜乃華さんが訪れたのは、高知県香美市にあるやなせたかし記念館 アンパンマンミュージアムです。今年3月にリニューアルされたばかりで、外には新設された「やなせうさぎ像」があり、訪れる人々を出迎えます。館内では、やなせたかしさんの人生や活動、夫人の小松暢さんとの夫婦の絆をテーマにした特別展が開催され、訪問者は彼の創作の原点をたどることができます。
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館内では、やなせさんが50歳で「あんぱんまん」を生み出した背景や、数々の絵本の原画が展示されている
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小松暢さんがやなせさんを支え続けたエピソードが紹介されており、展示にも彼女の存在が色濃く反映されている
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特別展は9月28日まで開催され、やなせさんの生涯を振り返る構成になっている
原さんは、「えんぴつ島のアンパンマン」という絵本にも注目。この作品はドラマ「あんぱん」のオープニング映像にも使われており、ミュージアムの展示とともに世界観をより深く理解する手助けになります。また、自身が子どもの頃に憧れていたキャラクターがしょくぱんまんだったことも紹介されていました。
脚本家の中園ミホさんとやなせさんの文通エピソードも紹介されました。10歳の頃、中園さんはやなせさんの詩集に感動し、手紙を送ったことがきっかけで5年間の文通が続いたそうです。原さんはこの話をドラマの顔合わせで初めて聞き、その感動を語っていました。さらに中園さんは6歳の頃、百貨店でやなせさんに似顔絵を描いてもらった過去もあるという不思議な縁が明かされました。
次に訪れたのは大川上美良布神社。1500年以上の歴史を持ち、やなせたかしさんの実家が代々氏子総代を務めてきた神社です。やなせさんは晩年、この神社のために十二支のイラストや大きな絵馬を描き下ろしました。拝殿にはその直筆の絵馬が飾られ、訪れる人の目を引きます。
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社務所ではやなせさんの描いた十二支のお守りが授与されている
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神社の宮司が絵馬制作をお願いするため、地元の老舗まんじゅう屋のお菓子を贈った際、やなせさんが懐かしがって大喜びしながら包装紙を破いたエピソードも紹介された
原さんはそのまんじゅう屋さんも訪れ、やなせさんの思い出の味にふれました。スタジオでは、このやなせさんが愛したまんじゅうが用意され、レンジで温めたものとトースターで焼いたものが比較されて紹介されました。どちらの調理法でも楽しめるとされ、スーパーやコンビニでも購入できる手軽さも伝えられました。
やなせさんが手がけたご当地キャラにも注目が集まりました。高知県の土佐くろしお鉄道では、各駅にやなせさんがデザインしたキャラクターが配置され、地元住民や観光客の目を楽しませています。
また、高知ならではのかわいい名前のグルメ「ぼうしパン」も紹介されました。これは、メロンパンのクッキー生地をのせ忘れた失敗から生まれたパンで、上にカステラ生地をかけて焼いたことでユニークな形になったといいます。
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発祥の店舗では、パンの上部のカステラ部分だけを販売するスタイルも登場している
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12個入りで約170円という手ごろな価格と、優しい味わいが人気
さらに紹介されたのが、中土佐町の「ハランボ」と呼ばれるカツオのハラミです。これは元カツオ漁師の方によるおすすめの食べ方として、かき揚げやポン酢あえが紹介されました。スタジオでは焼きで提供されることが多いことも解説され、ふわふわでとろけるような食感が日本酒とよく合うとも伝えられました。
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ハランボは高知市内の居酒屋や飲食店で提供されており、特に地元の人々に親しまれている
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旬は「初がつお」が3~5月、「戻りがつお」が9~11月とされており、時期によって味の違いを楽しめる
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大きなぼうしパンにメッセージを書いてプレゼントする文化も紹介され、高知の温かな地域性が感じられる
高知の風土と、やなせさんの作品、食文化が重なり合う今回の旅は、ドラマ「あんぱん」の世界をより深く味わえる内容でした。原さんの訪問を通して、視聴者にも高知の魅力がやさしく伝えられる時間となりました。
梅雨到来!今年の注目は“晴雨兼用”折りたたみ傘
梅雨の季節がやってきました。今年は晴れの日にも使える“晴雨兼用”の折りたたみ傘が注目されています。東京・渋谷の生活雑貨店では、さまざまな傘がずらりと並び、その中でも紫外線カット機能や遮熱効果を備えた傘が特に人気を集めているとのことです。
傘のプロである傘ソムリエ・土屋博勇喜さんが、傘選びのコツを教えてくれました。傘の性能を見る際は、商品のタグ(下げ札)に注目するのがポイント。これはいわば“傘の履歴書”で、素材や機能が詳しく書かれており、選ぶ際の判断材料になります。
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撥水等級は5級が最も水を弾く性能が高い
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傘の親骨の長さは身長に合わせて選ぶと快適
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傘をさすときは風にあおられないよう骨が2本ある面を風に向ける
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傘に残った水滴を落とすには、小刻みにバサバサと振るのが効果的
こうしたちょっとした工夫で、雨の日のストレスが大幅に減ります。さらに、傘をしまうときに便利なたたむ用のグッズも進化しています。
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表裏がぴたっとくっつく構造で、傘をざっくり包むだけでまとまるカバー
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ペットボトルホルダー型の収納グッズは持ち運びにも便利
これらのアイテムは、濡れた傘がバッグや服を濡らすという梅雨ならではの悩みを解消してくれる便利な存在です。
今年の梅雨は、機能性の高い折りたたみ傘と、ちょっとした便利グッズを味方につけて、快適に過ごしたいですね。晴れの日も日傘として使えるタイプなら、一年を通して活躍するアイテムにもなります。選び方を知って、自分にぴったりの1本を見つけてみましょう。
筆談で楽しむ!三重・いなべ市の“静かなカフェ”
三重県いなべ市にある桐林館喫茶室は、ちょっと変わったルールのあるカフェとして「いまオシ!LIVE」で紹介されました。このカフェでは、声を出さずに筆談だけでコミュニケーションを行うというユニークなスタイルが特徴です。
場所は、かつて小学校だった木造校舎をそのまま活かした建物で、ノスタルジックな雰囲気が漂います。この建物は、国の登録有形文化財にも指定されており、歴史ある風合いとモダンな感性が融合する空間として注目されています。
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店主は元手話通訳者で、耳が聞こえる人も聞こえない人も同じ方法=筆談で会話を楽しめるようにという想いからこのスタイルを採用
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来店者は注文もすべて紙やホワイトボードを使ってやりとりするため、店内には静かな空気が流れ、環境音や調理音を自然に感じられる空間が広がる
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会話だけでなく、店内には過去の来店者が書き残した「筆談ノート」が保管されており、5年間で100冊に達するほどの記録がある
こうしたスタイルは、聞こえる・聞こえないにかかわらず、誰もが平等にゆっくりと向き合える場所として、利用者からの共感を呼んでいます。音を必要としないコミュニケーションは、思考や感情をより丁寧に言葉にするきっかけにもなり、日常とはまた違った深い時間を体験することができます。
静けさの中で、人とのつながりや言葉の大切さを改めて感じられる場所。それが、桐林館喫茶室の魅力です。梅雨の季節、雨音を聴きながら筆談で過ごす時間もまた、心に残る特別なひとときになるかもしれません。
初心者も安心!キックボクシング体験
「鈴木の!代行!趣味ハジメ」では、鈴木奈穂子アナウンサーがキックボクシングに初挑戦しました。今回は、運動に自信がない人でも安心して始められることをテーマに、初心者向けプログラムを実際に体験する様子が紹介されました。
体験レッスンの費用は1回500円~3000円程度で、基本的には事前予約制。初めてでも気軽に参加できる価格設定となっており、最近ではエクササイズ目的で通う人も増えています。利用者の多くは8~9割が運動習慣のない人からのスタートということもあり、誰でも安心してチャレンジできることがわかります。
レッスンは、まずストレッチから丁寧にスタート。特に普段動かすことが少ない足首や腰回りをしっかりほぐすことで、けがの防止にもつながります。その後はパンチの基本フォームを学び、腕だけでなく足腰の反動も使う全身運動としての魅力が伝えられました。
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キック動作では、足だけでなく手の力を連動させることが大切
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ミット打ちは全身を使うため、運動効果や脂肪燃焼効果が高い
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最後は腹筋や体幹を使った筋トレで締めくくる構成で、短時間でも十分に体を動かせる内容
塚地武雅さんも、キックボクシング歴10年以上の経験者としてスタジオでその魅力を紹介しました。自身も最初から楽しく続けられたという体験から、初心者でもすぐにのめり込める運動としておすすめされていました。
レッスンは個人レッスンやグループレッスンが選べるところが多く、週1回のペースで通って月1万円前後の料金が目安となっています。なかにはダンスや音楽に合わせたプログラムを提供しているジムもあり、楽しみながら続けられる工夫も豊富です。
「思いきりストレス発散したい」「今年こそ本気でダイエットしたい」「心も体も強くなりたい」…そんな人にぴったりの趣味として、キックボクシングは注目を集めています。体を動かす楽しさと達成感、そして健康への効果を実感できる、今始めたい習いごとのひとつです。
焼きざけ×タルタル&マリネの絶品レシピ
料理コーナー「みんな!ゴハンだよ」では、「タルタル&マリネで焼きざけ」を紹介。みょうがやミニトマト、青じそを使ったさっぱりマリネと、燻製卵やらっきょう、ピクルスを使った濃厚なタルタルの組み合わせが絶妙で、ふわふわのさけとパリパリの皮が魅力の一品です。
【あさイチ】焼くだけでプロの味!樋口直哉流ふっくら焼き鮭ワンプレートごはん|2025年6月5日放送
平賀源内の素顔を探る!香川・さぬき市から中継
「いまオシ!REPORT」では、江戸時代の天才として知られる平賀源内の人物像に迫る中継が行われました。舞台となったのは香川県さぬき市にある平賀源内記念館です。ここでは、源内の代表的な発明品であるエレキテルの実物が展示されており、来館者はその仕組みや当時の技術水準の高さを実感できます。
エレキテルはもともとオランダから伝わった静電気発生装置を源内が独自に改良したもので、江戸時代には画期的な発明として広まりました。記念館では、単なる発明品としてではなく、医療器具として使用されていたことにも触れ、源内の実用性と先見性のある思考が紹介されました。
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実物展示のエレキテルは、彼が一生のうちに15個ほど作ったうちのひとつとされる貴重な品
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エレキテルは、当時の病気治療や健康法としても試みられていたことがわかる資料が並んでいる
さらに展示の中には、杉田玄白らによって翻訳された『解体新書』の初版本もあり、源内が交流していた蘭学者たちとのつながりも垣間見えます。これにより、源内がただの発明家ではなく、学者・翻訳者・文化人としての多面的な活動を行っていたことが浮き彫りになりました。
記念館の展示は、子どもから大人まで楽しめる工夫がされており、源内の発想力やユーモアに触れることができる資料や模型が多数並んでいます。彼の名前は知っていても、その実像を詳しく知る人は少ない中で、今回の中継は源内の“知られざる素顔”を多くの視聴者に伝える貴重な機会となりました。
香川・さぬき市の静かな町並みの中に佇むこの記念館は、歴史や科学、そして人間の可能性にふれることができる場所として、一度は訪れてみたいスポットです。
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