いま、ホラーが熱い!その理由と最新トレンドを大特集
2025年7月2日(水)の「あさイチ」(NHK総合 8時15分~9時55分)では、令和のホラーブームに迫る特集が放送されます。最近、ホラー小説が次々とベストセラーに入り、動画サイトでは人気の怪談師が数十万人もの登録者を集めています。いま、なぜこんなにも人々はホラーに惹かれるのでしょうか?番組では、その理由や最新のホラー事情、日本ホラーの歴史、お化け屋敷の進化、さらにはホラーで「体温が下がる?」という不思議な現象まで、幅広く紹介する予定です。ゲストにはえなりかずきさん、川村エミコさん(たんぽぽ)が登場し、ホラーに関するさまざまな話題を楽しく深堀りします。また、川崎市で話題のサウナ熱波師や、上越市の伝統「バテンレース」、人気の料理コーナー「みんな!ゴハンだよ」も放送予定です。
ホラー人気の理由は?現代社会と恐怖の結びつき
いまのホラーブームの背景には、最新技術とリアルな恐怖体験があります。VRやAR、AIを使った「テクノホラー」が増え、私たちの生活に身近なスマートホームや仮想空間を舞台にした作品が注目されています。「現実にも起こりそう」と思わせることで、より深い恐怖が生まれているのです。
さらに、YouTubeで人気の怪談師たちが語る「実話怪談」も大きな話題です。短くてインパクトのある怖い話が、忙しい現代人の生活にマッチし、若い世代を中心に大ヒットしています。
また、日本の怪談文化に根ざした「フォークホラー」や、学校や自宅など身近な場所が舞台の「リアル系ホラー」も人気です。こうした作品は、精神的にじわじわと不気味さが迫ってくるのが特徴です。
ホラーは低予算でも始めやすいことから、スマホやデジタル機器だけで手軽に制作でき、配信サービスの普及によって多くの人に届きやすい時代になっています。これが新たなホラーブームを後押ししています。
最後に、怖い体験の後に得られる「カタルシス(心の浄化)」も人気の秘密です。怖い思いをすることで気持ちがリフレッシュできるため、ホラーは「怖いけどまた見たくなる」ジャンルとして支持されています。
お化け屋敷が超進化!最新技術でリアル恐怖体験
令和の時代、お化け屋敷も驚くほど進化しています。XR・VR・MR技術を駆使し、まるで広大な空間を探検するような没入感が味わえるのが特徴です。
例として、富士急ハイランドの人気迷宮を再現した「戦慄迷宮XR:迷」では、最大1kmものVR空間を歩き回る体験が楽しめます。また、赤坂サカスで話題となったMRお化け屋敷「Magic-Reality: Corridor」は、バックパックPCとHMDを装着し、狭い部屋の中を歩くだけで、広い洋館を探検しているようなリアルな恐怖が味わえます。
浅草花やしきでは、2025年7月に「お化け屋敷~首づかの呪い~」がオープン予定です。映画のような細部までこだわった世界観と、ウォークスルー型の演出で観客を驚かせます。
さらに、全国各地の遊園地では、プロジェクションマッピングや立体音響、鏡迷路を組み合わせた「ホラーメイズ」型アトラクションも増えています。レオマリゾートや城島高原パークなどでも体験可能です。
また、「呪いのVRシリーズ」のように、二人一組で協力しながら脱出を目指すホラー体験も人気。自宅でも気軽に楽しめるVRホラーが広がっています。
懐かしの日本ホラー作品から最新作まで
番組では、日本ホラーの歴史を振り返るコーナーも予定されています。昭和の名作「怪談」(1964年)は、日本の伝統的な怪談を映像化し、世界的に評価された作品です。
平成に大ヒットした「呪怨」(2000年)は、恨みが家に残り、呪いが連鎖するというコンセプトが多くの人に恐怖を与えました。「シライサン」(2020年)や「犬鳴村」(2020年)は、令和ホラーの代表作として、現代社会の恐怖を映し出しています。
他にも、「事故物件 恐い間取り」(2020年)や「仄暗い水の底から」(2002年)、「来る」(2018年)など、話題の作品が多数登場予定です。
令和ホラーのキーワードは「リアリティー」
令和のホラー作品は、よりリアルな恐怖を重視しています。非現実的な世界よりも、家や学校、仕事場など、身近な場所を舞台にすることで「自分にも起こるかも」と思わせる怖さを演出しています。
また、SNSや都市伝説を題材にしたストーリーや、ドキュメンタリー風の映像表現も増えています。見終わったあとも、じわじわと不気味な余韻が残るのが特徴です。
なぜ人はホラーを求めるのか?
ホラーはただ怖いだけではなく、いくつもの心理的な効果があります。まず、恐怖体験のあとに得られる「カタルシス効果」があります。怖さを体験したあとに安心感が戻り、気持ちがすっきりするのです。
さらに、ホラーを観ることで現実のストレスや不安に強くなれる効果も期待されています。恐怖への耐性が少しずつ高まり、普段の生活でも落ち着いて対処できるようになる人もいます。
また、人間には好奇心や刺激を求める本能があり、「怖いものほど気になる」という心理が働いています。ホラーをみんなで観ることで、驚きや怖さを共有し、一体感や安心感が生まれるのも魅力のひとつです。
ホラーで体温が下がるって本当?
「ホラーを観ると体温が下がる」という現象も、科学的に説明できます。恐怖を感じると、血管が収縮して皮膚温度が下がるためです。「鳥肌が立つ」「冷たい汗が出る」といった感覚もこの影響です。
2019年の研究では、ホラー映像の前後で体温を比べた結果、平均で1℃ほど下がったという報告もあります。暑い夏にホラーを楽しむと、少し涼しく感じるのは理にかなっています。
いまオシ!川崎の熱波師&上越のバテンレース
今回の「いまオシ!」コーナーでは、川崎市のサウナで活躍する「熱波師」が登場します。タオルを使って熱い風を送り、より効率よく汗をかかせる技術が紹介されます。全国でも人気が広がっているサウナ文化の裏側が見られます。
さらに、新潟県上越市の伝統「バテンレース」も特集。手作業で細かな模様を編み上げる美しいレースは、洋服や小物に使われ、職人たちの繊細な技術が今も受け継がれています。
みんな!ゴハンだよ「めかじきのスティックフライ」
料理研究家の舘野鏡子さんが「めかじきのスティックフライ」の作り方を紹介します。クセが少なく食べやすいめかじきを、衣をつけて揚げることで、外はサクサク、中はふっくらと仕上がります。夕食やお弁当にぴったりの簡単レシピです。
【ソース】
https://www.nhk.jp/p/asaichi/
https://rpg-entertainment.com/
https://blog.addix.co.jp/
https://lemon8-app.com/
https://obake.red/
https://press.moviewalker.jp/
https://thehealthy.com/
https://theguardian.com/
https://ahealthiermichigan.org/
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