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NHK【あしたが変わるトリセツショー】水戻しパスタで生食感!時短・省エネ・吹きこぼれ防止ワザ完全ガイド|2025年10月2日

あしたが変わるトリセツショー

おうちパスタが変わる!驚きの時短&モチモチ技

「パスタをもっとおいしく作りたいけど、時間も手間もかかって大変…」そう感じていませんか?鍋いっぱいのお湯を沸かして茹でるのは面倒だし、光熱費も気になる。でも実は、ちょっとした工夫でお店のようなモチモチ食感が簡単に出せるんです。私も最初は「家ではアルデンテが限界かな」と思っていましたが、実際に試したら本当に驚きました。この記事では、2025年10月2日放送のあしたが変わるトリセツショーで紹介された『パスタ革命』をもとに、家庭で役立つ技とその秘密をまとめます。読むだけで、あなたのパスタ作りが楽しく、しかも省エネで格段に美味しくなりますよ。

コップ1杯の水でできる!フライパン調理法

まず紹介されたのは、たっぷりのお湯を使わずにコップ1杯(約400ml)の水とフライパン1つで茹でられる方法。これだけで調理時間は17分から12分に短縮され、洗い物も減って一石二鳥です。実際に食べ比べた人たちは「同じ材料なのにトリセツ流の方がモチモチ」と答える人が多く、味も大好評でした。日本の家庭で使うのはアルデンテ系の麺が多いですが、工夫すればもちもち系にも負けない食感が出せます。

もちもち食感の秘密は乾燥工程にあり

昭和8年創業の工場では、一般のパスタが約90℃で8時間乾燥するのに対し、もちもち麺は約40℃で2日間かけて乾燥。帝京平成大学の前田竜郎教授によると、低温長時間乾燥によってデンプンが中心まで糊化し、モチモチ食感を生むそうです。つまり家庭で再現するには、蒸気や熱の伝わり方がカギになります。

蒸気+油でさらに進化

梯哲哉シェフは蒸気を使ってアルデンテ麺をもちもちに。山田昌治特任教授も「フライパン+フタで蒸気を閉じ込めると餃子の皮のようにモチモチになる」と説明。ただし問題は吹きこぼれ。そこで登場したのが『油』。小さじ1の食用油を加えるだけで泡が大きくならず、吹きこぼれを防げるのです。しかも、うどんやそうめんにも応用可能。省エネしながら快適に茹でられるのは嬉しいポイントですね。

ソースと一体化するパスタの秘密

イタリアンシェフ日高良実さんは「ソースとパスタが一体化していないと美味しくない」と強調。伝統パスタは表面に細かい凹凸があり、でんぷんも残るためソースがしっかり絡みます。トリセツ流ではお湯を捨てないので、でんぷんが自然に残り、ソースとの一体感が格段にアップ。スタジオ実演では、トマトに塩と砂糖で下味をつけ、オリーブオイルとにんにくで炒め、水400mlでパスタを煮込み、最後に味付け。とろみのある濃厚トマトソースにゲスト陣も驚いていました。

世界に広がる500種類のパスタ

イタリアでは「マンマ(お母さん)」の手作りで、村ごとに異なるパスタ文化が受け継がれています。番組では、佐藤崇行シェフが手作りパスタ『マッロレッドゥス』を披露。ショートパスタはくっつきにくいのでお弁当にもぴったり。ゆでて好みのソースをかけるだけで、手軽におしゃれなお弁当が完成します。

名店直伝!仙台流ナポリタン

最後に紹介されたのは、仙台市の洋食レストラン店長山田真由美さんによるナポリタン。麺を一晩寝かせ、焼き付けることで外はカリッと、中はモチモチに仕上がります。懐かしさと新しさが融合した一皿は、家庭でも真似したくなる工夫でした。

超簡単!トリセツ流 絶品トマトパスタ

材料

パスタ (太さ1.6mm): 200g
: 600mL
トマト: 300g(中玉2個)
塩、砂糖: 各小さじ1+1/2
オリーブオイル: 大さじ2+大さじ2
にんにく (みじん切り): 小さじ2
バジル (生): 適宜

作り方

まず調理を始める前に準備を整えます。トマトは1㎝角に切り、ボウルに入れて塩と砂糖を加え、全体を軽く混ぜて下味をつけておきます。フルーツトマトを使う場合は甘みが強いため、砂糖は加えなくても十分です。

フライパンにオリーブオイル大さじ2みじん切りにしたにんにくを入れ、中火にかけて香りを引き出します。このオイルは調理の風味を高めるだけでなく、後々の吹きこぼれ防止にも役立ちます。香りが立ったら水600mLと、半分に折ったパスタを加えて強火にし、ふたをします。パスタを半分に折るとくっつきにくく、扱いやすくなります。折らない場合は、水にしっかり浸るようにし、途中でふたを開けてかき混ぜてください。

沸騰してきたらふたを取り、軽く混ぜた後に再びふたをして、パッケージに記載されているゆで時間通りに強火で加熱します。2人前から4人前を作る場合は、袋の表示時間に1分加えるともちもち食感が際立ちます。水が干上がった場合は追加で湯を足し、逆に水が多く残った場合は強火で水分を飛ばします。

続いて、下味をつけておいたトマトをフライパンに加え、大きく2分半かき混ぜながら水分を飛ばしていきます。ここでのポイントは、塩を早めに入れないこと。塩分を加えるタイミングが早いと、パスタが硬く仕上がりやすくなってしまいます。

仕上げにオリーブオイル大さじ2を加えて風味を整え、器に盛りつけます。お好みで生バジルを添えれば、彩りと香りが一層引き立ちます。シンプルながら深い味わいの、絶品トマトパスタの完成です。

牛乳で作る!トリセツ流 鶏肉の濃厚クリームパスタ

材料

パスタ (太さ1.6mm): 200g
: 500mL
オリーブオイル: 大さじ1強
にんにく (みじん切り): 小さじ2
鶏もも肉: 160g
エリンギ (小): 2本(60g)
牛乳: 300mL
ほうれんそう: 60g
: 小さじ1弱(5g)
黒こしょう: 適量

作り方

まず下ごしらえとして、鶏もも肉は食べやすい2cm角に切り、エリンギは5cmの長さに、ほうれんそうも5cmの長さに切ります。具材をあらかじめ揃えておくことで、調理の流れがスムーズになります。

フライパンにオリーブオイル大さじ1強みじん切りにしたにんにくを入れて中火にかけます。香りが立ってきたら、鶏もも肉とエリンギを加えて炒め、鶏肉の表面に焼き色がつくまでしっかりと火を通します。焼き色がつくことで、肉の旨みが引き立ちます。

次に水500mLと半分に折ったパスタを加え、強火にしてふたをします。パスタを半分に折ると鍋底でくっつきにくくなり、調理が安定します。折らない場合は、麺が水に浸かるように注意し、途中でふたを開けて何度かかき混ぜてください。

沸騰したらふたを開け、パスタを軽く混ぜ合わせ、再びふたをして7分加熱します。時間を守ることで、パスタが均一に加熱され、もちっとした仕上がりになります。

加熱後、ふたを開けて牛乳300mLを加えます。再びふたをすれば早く沸騰しやすくなります。沸騰してきたら塩小さじ1弱を加え、全体を混ぜながら5分ほど加熱し、とろみがつくまで煮詰めます。焦げ付きを防ぐため、時々フライパンのふちに沿って大きく混ぜるのがポイントです。

仕上げにほうれんそう60gを加え、さっと混ぜ合わせて器に盛り付けます。最後に黒こしょうを好みの量ふりかければ、濃厚なクリームパスタの完成です。牛乳のまろやかさと鶏肉の旨みがしっかりと合わさり、家庭でも簡単に本格的な味わいが楽しめます。

トリセツ流 まるで“バター”しょうゆ和風パスタ

材料

パスタ (太さ1.6mm): 200g
: 700mL
オリーブオイル: 大さじ2
にんにく (みじん切り): 小さじ2
ベーコン (薄切り): 60g
ほうれんそう: 60g
好みのきのこ (エリンギ・しめじ): 合わせて150g
しょうゆ: 大さじ2弱

作り方

まず具材を下ごしらえします。ベーコンは1cm幅に切り、ほうれんそうは5cmの長さに揃えます。エリンギは5cmの長さに薄切りし、しめじは石づきを取り小房に分けます。あらかじめ食べやすい大きさにしておくと、調理中に焦らずスムーズに進められます。

フライパンにオリーブオイル大さじ2にんにくのみじん切りを入れ、中火にかけます。オイルが温まり、にんにくの香りが立ってきたら、ベーコン・エリンギ・しめじを加え、きのこがしんなりするまで炒めます。炒めることでベーコンの旨みときのこの香ばしさが油に溶け込み、後の味わいに深みが出ます。

次に水700mLと半分に折ったパスタを加え、強火にしてふたをします。パスタを折るとくっつきにくく、短時間で均一に火が通ります。折らずに調理する場合は、水にしっかり浸かるように注意し、途中でふたを開けてかき混ぜてください。

沸騰したらふたを開けてパスタを軽く混ぜ、再びふたをして袋に記載された時間通りに強火で加熱します。2人前以上を作るときは1分加えると、よりもちもちの食感になります。もし水が干上がった場合は追加で水を加え、逆に多く残った場合は強火で飛ばして調整します。

仕上げにふたを取り、ほうれんそうとしょうゆを加えて1分ほど大きくかき混ぜながら炒め、水分を飛ばして全体をなじませます。器に盛りつければ、香ばしい香りとしょうゆのコクが広がる、まるで“バターしょうゆ”風味の和風パスタが完成です。シンプルなのに奥深い味わいが楽しめます。

自宅で作ろう本場ショートパスタ!レモン香るマッロレッドゥス

材料

中力粉(本場ではデュラム小麦のセモリナ粉を使用): 200g
ぬるま湯(熱く感じない程度): 100mL
: 1g

【ソース】
オリーブオイル: 大さじ3
レモン: 1/2個
: 少々
こしょう: 少々

作り方

<下準備>
ぬるま湯に塩1gを加えてよく溶かしておきます。レモンは搾ってレモン汁にして準備しておきましょう。

大きめのボウルやバットに中力粉200gを入れ、中心にくぼみを作ります。そこへぬるま湯を少しずつ注ぎ、手やフォークを使って内側から粉を崩すように混ぜていきます。大きな塊にならないよう、ぬるま湯は3回程度に分けて入れると扱いやすくなります。

全体がまとまり始めたら、生地を手のひらで押すようにこね、なめらかになるまで5分ほどこね続けます。目安は“赤ちゃんの肌のようなやわらかさ”です。生地を丸めて空気を抜き、ラップで包んで常温で5分休ませます。

次にもう一度5分ほどこね直し、再び空気を抜いてラップで包み、今度は常温で15分休ませます。この工程を挟むことで、グルテンが落ち着き扱いやすい生地になります。

休ませた生地を細長いひも状に伸ばし、1cm前後の大きさに切り分けて丸めます。巻きすの上に乗せ、親指で潰しながら横に転がすと、表面に筋が入ってソースが絡みやすいマッロレッドゥスの形になります。

鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を水量の1%弱加えて生地を投入します。約3分ゆで、浮き上がってきてからさらに1分がゆで上がりの目安です。

別のフライパンにオリーブオイル大さじ3とレモン汁を入れ、ゆでたパスタを加えて中火で加熱します。木べらで2分ほど混ぜながらとろみをつけ、塩こしょうで味を整えます

器に盛り付けたら、仕上げにこしょうをひと振りし、残ったレモンの皮をすりおろして散らすと爽やかな香りが広がります。さっぱりとしたレモン風味が生地のもちっとした食感を引き立てる、本格的なショートパスタの完成です。

★レモンソースだけでなく、トマトソースでのアレンジもおすすめ。味わいがガラッと変わり、イタリアの家庭料理のような豊かな食卓を演出できます。

まとめ

この記事のポイントは以下の3つです。

  • コップ1杯の水とフライパンで、省エネ&モチモチパスタが作れる

  • 蒸気+油を使えば吹きこぼれ防止と食感アップが同時に実現

  • ソースとパスタを一体化させるのが美味しさの秘訣

パスタは「時間がかかる料理」から「手軽で奥深い料理」へと変わっています。今日からさっそく、フライパンひとつで作る『トリセツ流パスタ』を試してみてください。毎日のごはんがぐっと楽しく、おいしくなりますよ。


ソース:
NHK総合 あしたが変わるトリセツショー(2025年10月2日放送)


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