かぶと水菜の新たな魅力!レパートリーを広げる絶品レシピ
「かぶ」や「水菜」は普段の食卓でもよく登場する野菜ですが、気づけば同じような調理法ばかりになりがちです。今回は、そんな定番野菜の可能性を広げるレシピを本田明子さんが紹介します。メイン料理として登場する「かぶと牛肉のトマト煮」は、かぶを丸ごとじっくり煮込んで旨味を閉じ込めたコクのあるシチュー。さらに、箸休めにぴったりな「かぶのラー油あえ」や、栄養満点の「ごまじゃこふりかけ」も登場します。水菜は、みじん切りにして肉だねに混ぜ込むことでジューシーな「水菜ハンバーグ」に変身。これまでにない野菜の使い方に驚かされること間違いなしです!
「かぶと牛肉のトマト煮」ってどんな料理?
かぶは和食のイメージが強いですが、実は洋風の煮込み料理にも相性抜群です。今回紹介される「かぶと牛肉のトマト煮」は、牛肉の旨味とトマトの酸味がバランスよく合わさり、奥深い味わいが楽しめる一品。特徴は、かぶを丸ごと煮込むこと。皮ごと調理することで、煮崩れしにくく、かぶ本来の甘みと食感をしっかりと楽しむことができます。さらに、ローリエの香りを加えることで、上品な風味がプラスされ、特別な日の食卓にもぴったりです。
材料(2人分)
- かぶ 4コ(500g)
- かぶの葉(あれば)少々
- 牛切り落とし肉 200g
- にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
- トマトの水煮(ホールタイプ)1/2缶(200g)
- ローリエ 1/2枚
- 塩 小さじ1/2
- 酒 小さじ1
- 植物油 小さじ1
- バター 10g
- こしょう 適量
- 水 カップ2・1/2
作り方
- 下ごしらえ
牛肉に塩(小さじ1/2)と酒(小さじ1)をふり、軽くもみ込んで下味をつける。かぶは皮ごとよく洗い、水気を切る。かぶの葉がある場合は細かく刻み、塩(適量)を入れた水にサッとさらして水気をしぼる。 - 炒める
大きめの鍋に植物油(小さじ1)とバター(10g)を入れ、中火で熱する。にんにくを加えて香りが立ったら、牛肉を加えて炒める。牛肉の色が変わったら、トマトの水煮を加えてよく炒める。トマトの酸味を飛ばすようにしっかり炒めるのがコツ。 - 煮込む
トマトの水煮がなじんだら、かぶを加え、水(カップ2・1/2)とローリエを投入。沸騰したら火を弱め、ふたをして30~45分煮込む。途中でアクが出たら丁寧に取り除く。かぶの大きさや品種によって煮え方が異なるので、竹串を刺してスッと通るか確認しながら煮る。 - 仕上げる
かぶがやわらかくなったら、塩・こしょうで味を調える。器に盛り、刻んだかぶの葉を散らして完成。
「かぶと牛肉のトマト煮」をもっと楽しむアレンジ
- パスタソースとして
煮込みを少し煮詰めて、パスタに絡めると絶品。粉チーズをかけるとさらに濃厚な味わいに。 - チーズ焼きに
グラタン皿に入れ、とろけるチーズをのせてオーブンで焼くと、香ばしさが加わって食欲をそそる一品に。 - スープ仕立て
煮汁を少し増やし、具材を少し崩すことで、トマトスープのように楽しめる。バケットと合わせても◎。
かぶの副菜も一緒に!
- かぶのラー油あえ
かぶの甘みにピリッとした辛みが絶妙にマッチする一品。おつまみにもおすすめ。 - ごまじゃこふりかけ
かぶの葉を活用した栄養たっぷりのふりかけ。ごはんにかけるだけでなく、豆腐や卵焼きにもぴったり。
水菜の新しい使い方「水菜ハンバーグ」
水菜はサラダや鍋のイメージが強いですが、細かく刻んで肉だねに混ぜ込むと、ハンバーグがふわっとジューシーに仕上がります。シャキシャキとした食感もアクセントになり、いつものハンバーグがワンランクアップ!
まとめ
今回の「きょうの料理」では、かぶや水菜の新たな魅力を引き出すレシピが紹介されました。メインの「かぶと牛肉のトマト煮」は、かぶの甘みと牛肉のコクが存分に楽しめる洋風煮込み。さらに、ピリ辛の「かぶのラー油あえ」や、ごはんがすすむ「ごまじゃこふりかけ」、新食感の「水菜ハンバーグ」など、いつもの食卓が新鮮になるレシピが満載でした。ぜひ試してみてください!
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