わかめ&のりで作る絶品おかず5品!簡単レシピでご飯がすすむ|3月19日放送
2025年3月19日放送の「きょうの料理」では、和田明日香さんが、春が旬のわかめやのりを使った絶品おかず5品を紹介しました。海藻料理は「ワンパターンになりがち」と思われがちですが、炒める・煮る・あえる・つくだ煮にすると、調理法を変えるだけで新しい味わいが楽しめます。
今回紹介されたレシピは以下の5品!
✔ トロっと食感がクセになる「わかめあん」
✔ のりの風味が効いたさっぱり副菜「のりトマト」
✔ 旨味たっぷり!ご飯のお供に最適な「のりしいたけのつくだ煮」
✔ お弁当にもおすすめ!磯の香りが広がる「のり風味の卵焼き」
✔ ボリューム満点!豚バラ×わかめの絶品炒め「豚わかめチャンプルー」
どれも手軽に作れて、ご飯がすすむおかずばかり!早速、詳しいレシピを見ていきましょう。
わかめあん
鶏ひき肉とわかめを使った、トロっとした食感が美味しいあんかけ。 ご飯だけでなく、うどんや焼きそばにかけても相性抜群です。シンプルな材料で作れるのに、旨味たっぷりで栄養満点。和田家の定番レシピ で、忙しい日にもさっと作れる便利な一品です。
材料(3~4人分)
- カットわかめ(乾燥)…5g
- ねぎ(小口切り)…1/2本分
- 鶏ひき肉(もも)…300g
- A(調味料)
- 水…カップ1+1/2
- みりん…大さじ1
- 顆粒チキンスープの素(中華風)…小さじ2
- しょうが(すりおろし)…小さじ1
- B(とろみ用)
- かたくり粉・水…各大さじ1
- ご飯・かいわれ菜(仕上げ用)…各適量
- ごま油・塩…各少々
作り方
フライパンにごま油を中火で熱し、ねぎを炒める。香りが立ったら鶏ひき肉を加え、塩を少々ふって炒める。ひき肉はしっかりほぐしながら炒めると、ダマにならず食感がよくなる。
ひき肉の色が変わったら、Aの水・みりん・顆粒チキンスープの素を加え、カットわかめも入れる。 中火のまま煮込み、わかめがふっくら戻るまでじっくり煮る。
わかめが十分に戻ったら、火を弱めてしょうがを加え、風味をプラス。 しょうがの香りがなじむことで、さっぱりとした味わいに仕上がる。
Bの水溶き片栗粉をよく混ぜてから回し入れ、強めの中火にして手早くかき混ぜる。 片栗粉がダマにならないように、少しずつ加えてとろみをつけるのがポイント。
器にご飯を盛り、トロトロのあんをたっぷりとかける。 仕上げに、かいわれ菜を添えると彩りが良くなり、味のアクセントにもなる。
美味しく作るコツ
・わかめを加えたら煮込みすぎない! 長時間煮ると食感が柔らかくなりすぎるので、5分程度で火を弱めるのがポイント。
・水溶き片栗粉は最後に加える! ダマにならないように、混ぜながら少しずつ入れると滑らかに仕上がる。
・しょうがは最後に加える! 加熱しすぎると香りが飛ぶので、火を弱めてから入れることで風味がしっかり残る。
シンプルな材料でも、しっかり味が決まり、ご飯が進むのがこのレシピの魅力。うどんや焼きそばにかけても美味しく、アレンジ自在なので、ぜひ試してみてください。
のりトマト
のりの香ばしさとトマトの爽やかな酸味が絶妙にマッチする、副菜にぴったりの一品です。 シンプルな材料で作れるのに、ひと工夫するだけで味に深みが出ます。オリーブ油のコクと焼きのりの風味が合わさり、まるで韓国のり風の味わいに仕上がります。
材料(2~3人分)
- トマト…2~3個(400g)
- 焼きのり(全形)…1枚
- 白ごま…1つまみ
- 塩…2つまみ
- オリーブ油…大さじ1+1/2
作り方
トマトはヘタを除いて乱切りにし、塩少々(分量外)をふって下味をつける。 塩をふることで水分が少し抜け、味がなじみやすくなる。
ボウルにオリーブ油と塩を入れ、ボウルの側面にもオリーブ油を広げる。 こうすることで、トマト全体にオイルが均等に絡みやすくなり、味ムラが防げる。
トマトを加え、焼きのりをちぎって入れる。 焼きのりは細かくしすぎず、大きめにちぎるのがポイント。 こうすると、トマトと絡んだときに食感がしっかり残り、風味もより感じられる。
全体を軽く混ぜたら、器に盛り、白ごまを指でひねりつぶしながらふる。 ごまをつぶしながら加えることで、香ばしさが増し、より風味豊かに仕上がる。
美味しく作るコツ
・トマトは完熟したものを使う! 甘みがしっかりしていると、のりやオリーブ油とよくなじみ、味のバランスが良くなる。
・焼きのりは手でちぎる! 包丁で切るよりも、断面がランダムになることで、のりの風味がより引き立つ。
・オリーブ油はエクストラバージンオイルを使う! 風味が豊かで、のりとの相性も抜群。
シンプルなレシピながら、味のまとまりが良く、箸が止まらなくなる一品です。 ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひ試してみてください。
のりしいたけのつくだ煮
ご飯のお供にぴったりの一品! しいたけの旨味と焼きのりの風味が絶妙に合わさり、濃厚な味わいが楽しめるつくだ煮 です。少ない材料で簡単に作れるのに、ご飯が進むこと間違いなし! 作り置きしておけば、おにぎりの具や卵焼きに混ぜるなど、さまざまなアレンジも可能です。
材料(作りやすい分量)
- 焼きのり(全形)…6枚
- 生しいたけ…2枚
- A(調味料)
- 水…カップ1/4
- しょうゆ・みりん…各大さじ3
作り方
しいたけは石づきを除き、軸とかさに分けて薄切りにする。 軸も細かく切ることで、食感が均一になり、煮汁がしっかりしみ込む。
鍋にしいたけとAの調味料(水・しょうゆ・みりん)を入れ、中火で加熱。 煮立ったら火を弱め、焦がさないように注意しながら煮詰める。
焼きのりをちぎって加え、スプーンなどで軽く混ぜながら煮る。 のりは熱で溶けやすいので、細かくしすぎず、少し大きめにちぎると食感が楽しめる。
とろみがついて全体がなじんだら火を止め、粗熱を取る。 温かいうちに混ぜると、のりがよりなめらかになり、しいたけとの一体感が増す。
保存する際は、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管。 作りたてはもちろん、時間が経つと味がなじんでさらに美味しくなる。
美味しく作るコツ
・しいたけはじっくり煮る! 煮る時間が短いと旨味がしっかり出ないので、弱火でじっくり火を通す のがポイント。
・のりは最後に加える! 煮込みすぎると風味が飛ぶので、軽く火を通す程度でOK。
・仕上げに柚子こしょうや山椒を加えると風味UP! ご飯だけでなく、豆腐や卵焼きにのせても美味しい。
濃厚な旨味と磯の香りが楽しめる、ご飯がすすむ一品! ぜひ試してみてください。
のり風味の卵焼き
のりの香ばしさと卵のふんわり食感が絶妙にマッチ! シンプルながら、のりしいたけのつくだ煮を加えることで、奥深い旨味がプラス された卵焼きです。お弁当にもぴったりで、冷めても美味しくいただけます。
材料(2~3人分)
- 卵…3個
- A(調味料)
- のりしいたけのつくだ煮…大さじ1強
- 水…大さじ4
- かたくり粉…小さじ1/2
- 米油…適量
作り方
ボウルに卵を溶きほぐし、Aの調味料(のりしいたけのつくだ煮・水・かたくり粉)を加えて混ぜる。 均一に混ぜることで、のりの風味が全体に行き渡る。
卵焼き器に米油小さじ1を広げ、中火で温める。 卵がくっつかないように、フライパン全体に油を薄く伸ばすのがポイント。
卵液の1/4量を流し入れ、火が通ってきたら端から巻く。 火加減は中火のまま で、焦がさないように注意する。
卵を端に寄せ、米油を少量足して残りの卵液を流し入れ、同様に巻いていく。 この工程を3回繰り返し、しっかり層を作る。
焼き上がったら、そのまま5分ほど置いて落ち着かせる。 余熱で火が通り、ふんわりとした仕上がりになる。
美味しく作るコツ
・卵液はしっかり混ぜる! のりしいたけのつくだ煮が均一に広がるよう、ムラなく溶くことが大切。
・卵焼き器に油をしっかりなじませる! 卵がこびりつくのを防ぎ、なめらかな焼き上がりになる。
・巻くときは優しく! 強く押しすぎると層が潰れてしまうので、ふんわり巻いて空気を含ませる のがポイント。
のりの風味が口いっぱいに広がる、シンプルだけど奥深い味わいの卵焼き。 お弁当や朝食にもぴったりなので、ぜひ試してみてください!
豚わかめチャンプルー
ボリューム満点! わかめの風味と豚バラの旨味がしっかり絡んだ、食べ応えのある炒め物です。キャベツの甘みと豆腐のふんわり食感も加わり、ご飯がどんどん進む味わいに。 シンプルな調味料でもしっかり美味しく仕上がるので、忙しい日のメインおかずにもぴったりです。
材料(2~3人分)
- カットわかめ(乾)…8g(戻して120g)
- キャベツ…3枚(200g)
- 豚バラ肉(薄切り)…100g
- 木綿豆腐…1丁(300g)
- A(調味料)
- しょうゆ・みりん・顆粒チキンスープの素(中華風)…各小さじ2
- 削り節(花かつお)…ひとつかみ
- 塩・こしょう・ごま油…各適量
作り方
フライパンに豚バラ肉を入れ、中火で炒める。 豚バラから出る脂を活かして炒めるため、追加の油は不要。
木綿豆腐を手でざっくりちぎりながら加え、塩・こしょうをふる。 ちぎることで表面積が増え、調味料がしっかり絡む。焼き色がつくまで炒めることで、香ばしさがアップ。
豚肉に焼き色がついたら、戻したわかめとキャベツを加える。 キャベツは炒めすぎると食感がなくなるため、さっと炒めるのがポイント。
Aの調味料(しょうゆ・みりん・顆粒チキンスープの素)を加え、全体を炒め合わせる。 味がなじんだら、ごま油を回しかけて香りをプラス。
器に盛り、仕上げに削り節をたっぷりのせたら完成! 削り節の旨味が加わり、味に深みが増します。
美味しく作るコツ
・豚バラの脂を活かして炒める! 追加の油を入れなくても、豚バラの脂でコクが出るので、最初にしっかり炒めるのがポイント。
・豆腐は焼き色をつける! 水分を飛ばすことで、味がしみ込みやすくなり、食感も良くなる。
・キャベツは最後に加える! シャキシャキ感を残すため、炒めすぎないことが大切。
わかめを炒めることで香ばしさが増し、いつもの炒め物がグレードアップ! ご飯との相性も抜群なので、ぜひ試してみてください。
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