50代からの挑戦に学ぶ!上野のワイナリー醸造家・須合美智子さんの転身物語|2025年4月11日放送
2025年4月11日(金)20:00〜20:45、NHK Eテレで放送される『おとな時間研究所』第2回のテーマは「おとなのコトはじめ」です。人生の大きな節目ともいえる50代を迎えた人たちが、新たな人生をどう歩み始めているのかを紹介するこの番組。今回登場するのは、東京都上野にある都市型ワイナリーで醸造家として再スタートを切った須合美智子さんや、会社勤めをやめて地方に移住し施術所を始めたご夫婦など。身近な人たちのリアルな「転機」を通して、これからの暮らし方を見つめ直すきっかけを与えてくれる番組です。
番組の基本情報と今回の注目ポイント
『おとな時間研究所』は、2025年4月に始まったばかりの新番組で、今回が第2回放送です。司会は俳優の常盤貴子さんと、NHKアナウンサーの杉浦友紀さん。ゲストには、暮らしや生き方に関する著作で知られる文筆家の一田憲子さんを迎え、スタジオでじっくりと「おとなの挑戦」について語り合います。
番組では、以下のような人々のストーリーが紹介される予定です。
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東京・上野にある小さなワイナリーで、45歳から醸造家として転身した女性
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会社を退職して地方に移住し、夫婦で整体などの施術所を開業した人
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人生の転機に直面し、新しい生き方を模索する50代の人々の姿
これらのエピソードを通して、視聴者も自分の「これから」について考えるヒントを得られる内容となっています。
東京・上野の小さなワイナリーで再出発した須合美智子さんの物語
番組で紹介される一人、須合美智子(すごうみちこ)さんは、東京都台東区御徒町にある都市型ワイナリー「葡蔵人(BookRoad)」の醸造責任者です。上野駅からもほど近いこの場所で、須合さんは日々ワイン造りに取り組んでいます。
須合さんは岩手県出身。上京後に結婚し、夫が営む中華料理店で接客業に長年従事していました。そんな彼女に転機が訪れたのは、45歳のとき。飲食店でのパート勤務中に、新しくワイナリーを立ち上げる話を耳にし、「やってみたい」と名乗りを上げたのがすべての始まりです。
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ワイン造りは完全に未経験
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山梨県のワイナリーで1年間、基礎から修行
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2017年、都市型ワイナリー「葡蔵人」の醸造家としてスタート
45歳でゼロから新しい仕事に挑戦するというのは、簡単なことではありません。けれども須合さんは、持ち前のまじめさと粘り強さでワイン造りの技術を学び、現在では多くの人に愛されるワインを作る存在になっています。
彼女のワインは国産のぶどうを使用し、日常の食事に合わせやすい味わいを大切にしています。大規模な設備ではなく、小規模だからこそできる丁寧な造りが、多くのファンに支持されている理由です。
「人生後半」のスタートラインに立つ人たち
今回の放送では、須合さんのように都市の中で自分らしい働き方を見つけた人だけでなく、都会から離れて地方で自営業を始めたご夫婦のエピソードも取り上げられます。
会社勤めから施術所の開業へと道を変えたこのご夫婦は、仕事だけでなく暮らし全体のあり方を見直すことを選びました。移住や開業は決して簡単な決断ではありませんが、夫婦で支え合いながら歩んできた過程が紹介される予定です。
このような事例からは、
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50代以降の働き方は一つではない
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未経験でも新しい分野に踏み出すことは可能
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パートナーとの関係も大切にしながら、新しい暮らしを築くことができる
といったメッセージが浮かび上がってきます。
一田憲子さんと共に考える「おとなのコトはじめ」
スタジオには文筆家の一田憲子さんが出演します。一田さんは、自身の著書や連載を通じて、「暮らし」や「働き方」、「自分らしさ」について発信してきた方です。
今回の番組では、須合美智子さんやご夫婦のストーリーを通して、
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なぜ人は新しいことに挑戦したくなるのか
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自分を変えるために必要な一歩とは何か
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年齢にとらわれず、人生を豊かにする工夫
について、常盤貴子さん、杉浦友紀アナとともに語り合う予定です。視聴者にとっても、自分の中にある「これからの人生」へのヒントがきっと見つかるはずです。
放送を楽しみにしている方へ
『おとな時間研究所』は、単なる情報番組ではなく、見る人が「自分のこれから」に向き合うきっかけとなる番組です。須合美智子さんの挑戦、地方移住を決意したご夫婦の選択、そしてスタジオトークでの深い掘り下げ。どれも、私たちの日常にとても近いテーマばかりです。
今回の放送をきっかけに、自分らしく生きるためのヒントを見つけてみてください。
※本記事は2025年4月11日放送予定の内容をもとに構成しています。放送の内容と異なる場合があります。
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