ロバート秋山が“優しい鬼”の町をプロデュース・愛媛県鬼北町が舞台!
2025年4月21日(月)23:00~23:30にNHK総合で放送予定の「緊急!町民オーディション」は、愛媛県鬼北町(きほくちょう)を舞台に繰り広げられる、町おこしドキュメンタリー番組です。知名度の低さに悩むこの小さな町を、芸人ロバート秋山さんが全力でプロデュースし、地元の人々と共にPR動画の制作に挑戦します。今回は放送前情報をもとに、鬼北町の背景と、番組の見どころをじっくりご紹介します。
※放送後、内容が分かり次第、さらに詳しい情報を更新します。
鬼北町ってどんな町?
・愛媛県南西部に位置し、四万十川の支流・広見川流域に広がる中山間地帯
・人口約9,000人の小さな町ながら、自然豊かな環境が魅力
・全国で唯一、町名に「鬼」の字が含まれている自治体として注目されている
鬼北町は、その名前のユニークさから「鬼の町」として知られていますが、そこに住む人々の性格はまったく逆。“優しくて、親しみやすい鬼”が象徴で、町全体にほっこりとした温かさが感じられます。
「福は内!鬼も内!」で町に笑顔を
鬼北町で最も印象的なのが、節分の豆まきの掛け声です。全国的には「鬼は外、福は内」と鬼を追い払う風習が一般的ですが、鬼北町では「福は内!鬼も内!」と声を上げて、鬼も一緒に福を呼び込みます。
この風習には、鬼を排除するのではなく、「鬼も大切な存在」として受け入れる地域のやさしい心が表れています。町の幼稚園では、園児たちが「鬼も内!」と元気に豆をまく様子が毎年ニュースなどでも紹介され、町を代表する文化となっています。
「優しい鬼」を活かした町の取り組み
・鬼北町の観光PRキャラクター「きほくん」は鬼の子どもをモチーフにした人気キャラ
・きほくんの相棒「きじの助」は、特産品のキジをテーマにしたお世話好きなキャラ
・町の象徴として、道の駅「広見森の三角ぼうし」には5mの赤鬼像「鬼王丸」が立っている
・鬼のキャラがプリントされたご当地サイダーや雑貨類などのオリジナル商品も多数展開
これらの取り組みは、「鬼=怖い」という固定観念を打ち破り、「鬼=親しみやすい地域の顔」としてPRすることで、町のイメージアップにつながっています。
芸人・ロバート秋山がプロデュースする町民オーディション!
「緊急!町民オーディション」では、町の個性を伝えるPR動画の制作が行われます。その主役となるのは、地元に暮らす町民の皆さん。今回の鬼北町編では、笑顔いっぱい、思いやりあふれる町民がオーディションに挑戦し、秋山さんと一緒に「鬼北町らしさ」を体現する動画づくりに参加します。
・町民の特技や個性を活かしたユニークな動画制作が見どころ
・ロバート秋山さんが町の雰囲気に合わせて演出、ナレーション、構成などを担当
・「自分たちの手で町を盛り上げたい!」という町民の思いが映像に込められる予定
放送前の段階ではどんなオーディション内容なのかは明かされていませんが、「鬼北町の魅力」×「町民の温かさ」×「秋山さんのユニークなセンス」の掛け算に期待が高まります。
鬼北町の観光地も見逃せない
・成川渓谷:四季折々に変化する美しい自然。春は桜、夏は清流、秋は紅葉、冬は雪景色
・等妙寺旧境内:鎌倉時代末期に創建された由緒ある天台律宗系の寺院跡
・内山展望台:標高760mから町を一望できるパノラマスポットで、澄んだ空気と360度の景色が魅力
観光スポットを通じて感じられるのは、自然と歴史、そして人の温もり。番組では、こうした町の風景も映し出されることが予想されます。
今回の放送がもたらすもの
今回の放送で、「鬼の町」としての個性が全国に知られることで、観光誘致や地域ブランディングに大きな効果が期待されます。これまで「知名度が低い」と悩んでいた鬼北町にとって、町民の力で魅力を発信するチャンスになるかもしれません。
放送後には、PR動画の内容や町民の活躍、秋山さんの演出の全貌などをさらに詳しくレポートします。ぜひ録画予約も忘れずに!
放送日:2025年4月21日(月)23:00〜23:30|NHK総合(東京)
※番組の内容は予告なく変更される場合があります。放送後、詳しい情報をもとに記事を更新予定です。
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