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NHK【緊急!町民オーディション】5月26日|恐竜の郷・御船町をロバート秋山が救う!|2025年放送

緊急!町民オーディション

熊本・御船町の魅力全開!まちブイ完成までの記録

2025年5月26日放送のNHK総合【ロバート秋山 Produce 緊急!町民オーディション】では、熊本県御船町を舞台に、町民が自ら出演するPR動画「まちブイ」制作までの道のりが紹介されました。緑に囲まれた御船町で、個性豊かな町民たちが秋山竜次さんのムチャぶりに応え、オーディションを通して自分の魅力を発揮していきます。最終的に全員が合格し、町をPRする「まちブイ」が完成しました。

熊本県御船町の魅力を探るロケ開始

今回の舞台は、熊本県の中央部に位置する御船町。人口約1万7000人、緑に囲まれた自然豊かなこの町で、ロバート秋山さんによる町民参加型のオーディションがスタートしました。番組で案内役を務めたのは、御船町観光協会の岩瀬さん。まず紹介されたのは、標高が高く見晴らしの良い「吉無田高原」です。

・吉無田高原は、「未来に残したい草原の里100選」に選ばれた景勝地
・広大な草原と澄んだ空気が魅力で、ハイキングやキャンプにも人気
・春には新緑、秋にはススキが揺れる美しい風景が広がる

この高原では、町ならではのユニークなイベント「ジュラシックローンスキー」が開催されています。恐竜の着ぐるみを着て高原の斜面を滑り降りるこの催しは、子どもから大人まで幅広く参加でき、御船町らしいアイデアが詰まっています。

続いて訪れたのは、町のシンボルでもある「御船町恐竜博物館」です。御船町は、かつて恐竜の化石が発見された地として知られており、この博物館では約850点に及ぶ標本や模型が展示されています。

・展示物の多くは町内や世界各地で見つかった本物の化石
・大きな恐竜の全身骨格模型は圧巻で、迫力満点
・化石に触れる体験型コーナーもあり、子どもたちに大人気

館内にはミュージアムショップも併設されており、恐竜型のお菓子やグッズが多数並んでいます。岩瀬さんのおすすめは、町内の洋菓子店で作られているスイーツ「恐竜の卵」。卵の殻をイメージしたチョコの中にクリームが入ったスイーツで、見た目にも楽しく、お土産にもぴったりです。

さらに、町の賑わいを象徴するイベントとして毎年行われているのが「があーっぱ祭り」です。この祭りでは、ふれあい広場を中心に出店やステージイベントが開かれ、多くの町民が参加します。

・御船町の名産品や手作りの品が並ぶにぎやかな出店
・町内外のグループによるダンスや音楽のパフォーマンス
・子どもたちが主役のコーナーもあり、家族で楽しめる内容

御船町は、自然・恐竜・文化イベントが一体となった町おこしを展開していることがよくわかる内容でした。町の人々の努力と工夫で、地域の魅力がしっかりと形になっており、訪れたくなるポイントがたくさん詰まっています。

町民が主役!オーディションスタート

番組の本編では、御船町の町民たちが自ら名乗りを上げ、秋山竜次さんの前で個性豊かなパフォーマンスを披露しました。目的は、町のPR動画「まちブイ」への出演。地域の魅力を町民自身が伝えるため、6組のオーディションが行われ、それぞれの得意分野を活かしたステージが次々と繰り広げられました。

最初の登場は、眼鏡店オーナーのジョニーさん。彼はマイケル・ジャクソンのファンで、特徴的なダンスを音楽なしの無音で披露するというユニークな演出で観客を引き込んでいました。後半には、恐竜グッズを身につけてのパフォーマンスも加わり、町の名物と個性の融合を見せてくれました。

次に登場したのは、ジャムカフェオーナーの藤崎さんと、常連である消防士の何川さん・村上さんのグループ。歌唱パートでは藤井フミヤの「TRUE LOVE」を披露し、しっとりとしたムードに。そして、消防士のふたりは、現場で使うロープの結び方の実演も行い、音楽と職業スキルを融合させた斬新な構成で会場を沸かせました。

続く第3グループには、小学3年生の増本さん元高校教師の出田さんが登場。増本さんは堂々とした演技と共に、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」を披露。その完成度の高さに驚かされました。一方の出田さんは、郷土芸能であるひょっとこ踊りを全身で表現。世代を超えた芸の競演に、観ている人も思わず笑顔になるステージでした。

第4グループは、御船高校書道部の3人。全国高等学校総合文化祭でも実績を残している強豪校の生徒たちです。堂々とした筆さばきで迫力ある書道パフォーマンスを披露し、視覚的な芸術の力強さを見せつけました。そこに登場したのが、御船町に10年暮らすアメリカ出身のイラストレーター・パトリックさん。彼は自作のイラストを披露し、さらに音楽・書道との三位一体のコラボ作品を仕上げるという、ハイレベルな内容に発展しました。

第5グループでは、地元の元気集団「七滝元気組」の4人が出演。話題曲「YOASOBIのアイドル」に合わせ、キレのあるダンスを披露しました。その後、第2グループの歌とコラボし、歌と踊りが交差するエネルギッシュなステージに。町民同士の連携の強さも印象的でした。

最後に登場したのは、モデルとして活躍中のマナコさん。御船町出身で、TGC熊本2024にも出演経験のある彼女は、華やかなウォーキングを披露。途中、恐竜グッズを取り入れたコーディネートにチェンジし、地元愛を感じさせるランウェイを見せてくれました。舞台の最後を飾るにふさわしい華やかさが光りました。

町の人々がそれぞれの形で“自分らしさ”を表現し、御船町という地域が持つ多様な魅力を伝える貴重な機会となったオーディション。それぞれのステージからは、町民一人ひとりの熱意と誇りが確かに感じられました。

全員合格!完成した「まちブイ」とは

すべてのグループがパフォーマンスを終えると、いよいよ審査結果の発表。結果は全員合格というサプライズで締めくくられました。

その後、番組の最後には御船町の魅力を詰め込んだ完成版「まちブイ」が放送されました。恐竜グッズやがあーっぱ祭り、ふれあい広場、本町通りなど、町民の笑顔と個性があふれる映像に仕上がっていました。

おわりに

今回の「緊急!町民オーディション」は、町民の皆さんの情熱と地元愛、そしてロバート秋山さんのユーモアが融合した温かい番組でした。御船町の魅力は、自然や恐竜だけでなく、そこに暮らす人々の個性と行動力にあると実感させられる内容でした。今後、全国の他の町でも同様の試みが広がるかもしれません。

皆さんも機会があれば、ぜひ御船町を訪れて、あの「まちブイ」の舞台となった場所を体感してみてください。

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