ロバート秋山が全力応援!石川県宝達志水町の“オムライス町おこし”に密着
2025年6月2日(月)23:00からNHK総合で放送される『緊急!町民オーディション』では、知名度の低さに悩む石川県宝達志水町(ほうだつしみずちょう)を舞台に、ロバート秋山さんが「町の魅力を発信するPR動画=まちブイ」を制作する様子が紹介されます。今回はこの町が進める「オムライスの町おこし」を全面的に取り上げ、地元の人たちと一緒に取り組む様子を放送予定です。放送後、詳しい内容が分かり次第、最新情報を反映いたします。
オムライスのルーツがここに!宝達志水町の深い縁
宝達志水町は、石川県の能登半島の入り口に位置する、自然と歴史が共存する小さな町です。この町は、日本で初めて「オムライス」を考案したとされる「北極星」の創業者、北橋茂男さんの出身地です。彼は1922年に大阪で「パンヤの食堂」を開き、胃が弱い常連客のために、ケチャップライスをふわっと卵で包んだ優しい料理を提供しました。これが「オムライス」と名付けられ、日本全国へと広まりました。
その歴史的背景をもとに、宝達志水町では2011年から「オムライスの郷」プロジェクトをスタートさせました。地域に伝わる“オムライスの原点”を活用し、町を元気にしようという取り組みです。
・町内の飲食店では地元食材を活かしたオリジナルオムライスを多数展開
・特に人気なのが、地元の米「ほほほの穂」、能登鶏の卵、宝達葛を使った「やわらぎオムライス」
・北極星の現社長・北橋茂登志さんも協力し、レシピや監修に関わる本格派の一皿
さらに、町の小中学校では給食にオムライスを導入し、子どもたちへの食育にも力を入れています。家庭や学校、飲食店、イベントなど、あらゆる場面で「オムライス」が町の顔となっているのです。
地域全体が盛り上げる“オムライスイベント”
オムライスによる町おこしは、単なるグルメでは終わりません。地域住民で構成された「宝探しグループ」が中心となり、イベントの企画や運営に取り組んでいます。
・2017年には「オムライス町グルメまつり」を開催し、大勢の観光客でにぎわう
・地元の飲食店や団体が出店し、様々な創作オムライスが登場
・家族連れや観光客に町の魅力を直接伝える貴重な機会となった
このように、オムライスは宝達志水町にとって「食」の域を超え、文化・教育・観光の中心軸となっているのです。
ドライブ体験が特別!千里浜なぎさドライブウェイ
もう一つの町の誇りが、日本で唯一、車で砂浜を走れる道路「千里浜なぎさドライブウェイ」です。宝達志水町今浜から羽咋市千里浜町まで、およそ8キロメートルにわたって続くこの道は、海岸線をそのままドライブできる珍しい場所です。
・砂の粒子が非常に細かく均一(約0.2ミリ)で、海水を含むとしっかり締まり、車が沈まない
・自動車はもちろん、バイクや自転車も走行可能
・天気が良ければ、青空と海風を感じながらのドライブが可能で、特に夕日の時間帯は絶景
注意点もあります。白く乾いた砂や波打ち際は、車のタイヤがはまりやすいため避ける必要があります。湿った砂の部分を選んで走るのがコツです。また、天候や波の状況によっては通行止めになることもあるため、出発前に「石川みち情報ネット」で情報確認をすることが大切です。
ロバート秋山が町民と作る“まちブイ”とは?
今回の番組では、そんな宝達志水町を舞台に、町民オーディションを通じてPR動画「まちブイ」の制作が行われます。出演するのは、芸人であり演技派プロデューサーのロバート秋山さん。町民の魅力を最大限に引き出し、町の良さを伝える映像作りに挑みます。
・町を盛り上げたいという地元住民の熱い想い
・子どもから高齢者まで個性豊かな町民たちが集結
・「オムライス」と「ドライブウェイ」を軸に、どんなストーリーが生まれるか
完成した「まちブイ」がどのような内容になるのか、どんなドラマが生まれるのかは、放送を見てのお楽しみです。宝達志水町の風景と人々の魅力が、映像を通してどのように映し出されるか、期待が高まります。
放送の内容と異なる場合があります。
ご質問や感想があれば、ぜひコメント欄へお寄せください。
コメント