ロバート秋山がUFOの里・福島市飯野町を徹底プロデュース!個性全開の“まちブイ”完成までの全記録|2025年3月31日放送
2025年3月31日放送のNHK総合『緊急!町民オーディション』では、ロバート秋山さんがプロデューサーとなり、福島市飯野町のPR映像「まちブイ」制作に挑戦する30分間が描かれました。舞台となったのは、全国でも珍しいUFOの目撃が多数報告されている町、飯野町。個性豊かな町民たちが続々と登場し、まち全体の魅力がたっぷり詰まった内容となっていました。
福島市飯野町に秋山竜次がやってきた
番組冒頭、秋山さんが訪れたのは、UFOの里として知られる飯野町。町のメインストリートを歩いていると、真上を見上げて「UFOを呼んでいる」という住民の姿に驚かされます。町にはUFO型の街灯や宇宙人の石像が点在し、まさに“UFO一色”の不思議な景観。観光スポットとして知られるUFOふれあい館には、3,000点を超える資料が展示されており、UFOや宇宙人の模型がずらりと並びます。中でも特に注目されたのが、「UFOの聖地」とされる千貫森(せんがんもり)。この山では目撃証言が多く、展示されていた「つるし雲」の写真についても館長の菅野利男さんがUFOと断言していました。
秋山さんは実際に千貫森へ登り、山頂のコンタクトデッキに到着。ここではUFOとの交信が期待されており、「ピンカラ石」と呼ばれる磁力を持つと信じられる岩石も紹介されました。音が高く鳴ることからその名がついた石で、地元ではUFOを引き寄せる力があると信じられています。さらに、UFOを呼ぶとされる呪文も実際に唱えられましたが、この日は残念ながら姿は見られませんでした。
町民オーディションが開幕
番組では1カ月前からビラを貼って出演者を募集。合格者は町のPR動画「まちブイ」に出演できるというもので、会場には秋山さんが連れてきた国際オーディション機構の正規会員という外国人女性も同席し、本格的な雰囲気に。
最初の参加者は、自称「アイドル星人」の福島ゆかさんと、パートナーの赤べこ星人。東北のアイドルグループ「けっぱって東北」のメンバーで、町おこしにも熱心に取り組んでいます。隣にいた自称「イカ星人」の松崎享司さんは、4代続く魚屋の店主。福島のソウルフード「いかにんじん」と納豆を合わせたオリジナル春巻き「宇宙人の指先」を披露し、試食した秋山さんたちから高評価を得ました。また、町のキャラクター正太郎(宇宙人)の声を福島ゆかさんが演じることとなり、赤べこキャラは姿を消すことに。
次に登場したのは、飯野小学校に通う小学4年生の双子、光祐くんと心祐くん。「1分先が光祐、1分後が心祐」とユニークな自己紹介を披露。夢はそれぞれ宇宙飛行士と科学者で、UFOを見た経験もあると話しました。福島ゆかさんが宇宙人役となり、双子が「だったらウチにおいでよ」と呼びかける即興劇では、「ベントラーベントラースペースピープル」と唱えて本気でUFOを呼ぶ姿にスタジオも感心していました。
音楽とダンスで町を彩る参加者たち
続いての参加者は、自作のUFO体験ソングを披露した三浦雅子さん。自身が見た夢をもとに作った「REFLECTION~蠢く天空~」を熱唱。7歳の時に見たUFO体験を歌に込め、さらに秋山さんが歌詞を書いた宇宙人へのアンサーソングを歌うことに。後半ではラッパーの風音さんとのコラボで音楽に深みを加えました。
そして、人気漫画家・藤崎ろとさんと、ブレイキン全国大会で活躍中のダンサー・Hikalucciさんのコンビが登場。Hikalucciさんの得意技「ダンダンキューブ」は、UFOの誘導灯を連想させる動きで採用が決定。藤崎さんには秋山さんと宇宙人のツーショットイラストを描いてもらい、仕上がった作品には頭に惑星が乗った秋山さんが描かれていました。
全員合格!完成した「まちブイ」は感動の仕上がり
すべてのオーディションが終わり、結果は全員合格。最後に秋山さんプロデュースによる飯野町PR動画「まちブイ」が完成し、映像として流されました。
映像には、UFOふれあい館や花やしき公園など飯野町の見どころ、そして出演者全員の笑顔とパフォーマンスが詰まっており、町の魅力がまっすぐに伝わってくる仕上がりでした。地元の人々の熱い思いと、秋山さんのユーモアが融合した“まちブイ”は、町にとって大きな財産となることでしょう。
飯野町のように、地域の個性をそのまま活かして全国に届けるという取り組みは、今後も注目されていくに違いありません。
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