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NHK【あさイチ】新企画「お貸しします!あさイチファミリー」始動|鈴木アナがバンジーでお悩み解決&コカドが形見セーター修復|2025年3月31日放送内容まとめ

新企画「お貸しします!あさイチファミリー」始動!出演者が全力でお助け|2025年3月31日放送回まとめ

2025年3月31日(月)に放送されたNHK「あさイチ」は、新企画「お貸しします!あさイチファミリー」がスタートする特別な回でした。出演者たちが視聴者のお悩みに本気で向き合い、自らの得意分野を活かして解決に挑むこの企画。今回は2つのお困りごとが取り上げられ、鈴木奈穂子アナウンサーとコカドケンタロウさんが現場に出向いて全力サポート。さらに、副島淳さんは“天の声”として参加し、スタジオには野呂佳代さんも登場しました。

鈴木奈穂子アナがバンジージャンプで“めんどうくさがり”を克服支援

2025年3月31日放送の新企画「あさイチファミリーお貸しします」では、鈴木奈穂子アナウンサーが「めんどうくさがりを直したい」という視聴者からの依頼に応えました。依頼者は、「何事も先延ばしにしてしまう」「自分を変えたい」という思いから、バンジージャンプに挑戦することで変化を求めていました。

ロケVTRの舞台は、北海道室蘭市の地球岬からスタート。実際のジャンプは、茨城県常陸太田市の竜神大吊橋で行われました。この場所は、日本有数の高さを誇るバンジージャンプスポットで、約100メートルの高さがあります。

番組では、この体験が本当に“自分を変える”ことにつながるのかを専門家の視点から検証していました。登場したのは、立命館大学の脳神経科学者・枝川義邦教授です。

  • バンジージャンプのような大きな挑戦は「自己効力感」を高める可能性があると解説

  • 自己効力感とは、「自分はやればできる」という感覚で、行動を前向きにする心理的要因の一つ

  • 大きな成功体験は、日常で感じていた「めんどうくさい」という感情の捉え方に変化をもたらす

鈴木アナと依頼者は実際にバンジージャンプの準備を進め、依頼者がジャンプ台に立つ姿が放送されました。高所からの挑戦という極度の緊張感の中で、思いきってジャンプに挑んだ様子が丁寧に映し出されていました。

ジャンプを終えた後の依頼者の表情には、達成感と安堵が同時に浮かび、その後の生活の変化にもつながっていく様子が紹介されました。

  • 以前は行動を起こすまでに時間がかかっていたが、ジャンプ後は少しずつ前向きに行動できるようになったと報告

  • 日常の中で「できるかも」という気持ちが芽生えるようになり、家事などにも意識の変化があったことが伝えられた

また、VTRの放送後にはスタジオでその内容を振り返り、生放送では依頼者と電話をつなぎ、ジャンプ後の生活の変化について報告されました。番組では、多くの視聴者からの応援メッセージが紹介され、反響の大きさも強調されていました。

さらに、番組内では「効率アップ家事テクニック」も併せて紹介され、以下のような具体的な工夫も示されていました。

  • 洗濯物は立ったまま片づけることで時短を図る

  • 家族の衣類は本人に任せることで負担を減らす

  • 生成AIの活用も家事効率化の一環として提案

バンジージャンプという非日常体験と日常の工夫をセットで紹介することで、「めんどうくさがり」と向き合うための実践的かつ精神的なアプローチが描かれた内容でした。

この企画では、出演者が単にアドバイスするのではなく、実際に依頼者と同じ体験を共有しながらサポートする姿勢が印象的でした。バンジージャンプという大胆な方法を通じて、小さな一歩を踏み出す勇気を後押しする、感動的な取り組みとなっていました。

日常にすぐ取り入れられる“効率アップ家事テクニック”

バンジージャンプでの挑戦が紹介された後、番組では「めんどうくさい」を軽くするための家事テクニックにも注目が集まりました。鈴木奈穂子アナが紹介した方法は、特別な道具や時間を必要とせず、誰でも今日からすぐに実践できるものばかりです。

まず最初に紹介されたのは、洗濯物の片づけ方に関する工夫です。多くの人が座って畳んだり仕分けたりしている洗濯作業ですが、

  • 「座らずに立ったまま片づける」という工夫で、無駄な動作や姿勢の切り替えを減らし、所要時間を短縮

また、家族がいる家庭では、洗濯物の分類に時間がかかることも多いですが、

  • 「家族の洗濯物は本人に任せる」という方法を取れば、仕分けや戻す手間を大幅に減らすことができます

家事は「すべて自分がやらなければいけない」と思いがちですが、分担することで心理的な負担も軽くなることが伝えられました。

さらに今回の放送では、これまでの家事番組ではあまり取り上げられてこなかった、最新の技術を取り入れるという視点も加えられていました。

  • 「生成AIを家事に活用する」という提案では、例えば「今夜の夕食メニューを考える」「冷蔵庫の残り物で作れる料理を検索する」など、日々の判断やアイデア出しの負担を軽減できる方法が示されました

これらの工夫を通じて番組が伝えたかったのは、「家事はこうでなければならない」という固定観念をいったん脇に置き、自分なりに工夫することで、日常の中で気持ちも時間も楽になるということでした。

視聴者からも「やってみたい」「すぐ使える」といった前向きな反響が多く寄せられたことからも、無理せず、楽しみながら効率よく家事と向き合うことの大切さが広く共有された放送回となりました。

コカドケンタロウさんが“母の形見のセーター”を修復

番組の後半では、お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウさんが登場しました。依頼は、「亡き母の形見であるウールのセーターに穴が空いてしまったので、直してほしい」というものでした。衣類としての機能以上に、大切な思い出が詰まった一着を守りたいという依頼者の強い想いが込められていました。

コカドさんは普段からミシンによる手芸を得意としており、SNSでも作品を発信していますが、今回の依頼内容はこれまでにない新しい挑戦でした。依頼されたセーターはウール素材で、直すには編み物や布の扱いに細やかな技術が求められます。そのため、コカドさんは大阪・箕面市の町のお直し屋さんを訪ね、プロの技術を一から学ぶところからスタートしました。

修復作業では、以下のようなステップが踏まれました。

  • 細くてセーターと近い色のミシン糸を使用して違和感を減らす工夫

  • 裏面から格子状に何度も縫い重ねて補強し、布地の弱い部分を支える

  • 表面は元の縫い目に沿って自然な向きで縫い合わせることで、仕上がりの美しさを保つ

  • 最後にスチームアイロンをかけて繊維をなじませることで、縫い目が生地に溶け込むように整える

この作業は決して簡単なものではなく、根気と丁寧さ、そして依頼者の気持ちに寄り添う姿勢が求められる内容でした。手芸初心者ならためらってしまうような工程にもコカドさんは真剣に取り組み、ロケ中は終始集中して作業に没頭していました。

修復が完了したセーターは、穴が開いていたとは思えないほど自然な仕上がりに。依頼者がそのセーターを再び手に取ったときの表情は、言葉にせずとも喜びが伝わるものでした。

スタジオではこのVTRを見た博多大吉さんが「プロに手伝ってもらったのを差っ引いても、上手いと思う」と評価。技術だけでなく、真摯な姿勢や取り組み方に対しての高い評価がうかがえました。

また、コカドさん本人も「ロケであんなに熱中することはあまりない」と振り返っており、手芸の時間が依頼者との心の交流の場にもなったことが感じられる内容でした。番組内では、依頼を受けた大平さんのその後の様子が写真で紹介され、修復されたセーターを大切に使い続けていることも伝えられました。

この企画では、単にものを修理するのではなく、思い出や大切な人とのつながりを再び手に取ることができるという価値がしっかりと描かれており、視聴者に深い印象を残す内容となっていました。

視聴者からの声と“図太くなりたい”野呂佳代さんの想い

番組中盤では視聴者から寄せられたお便りも紹介され、「朝起きるのがめんどくさい」という子どもからの声には、博多華丸さんが“犬を頭にのせる方法”を提案するユニークな一面も。また、スタジオゲストの野呂佳代さんは「図太くなりたい」という思いを打ち明け、日常の中で感じる不安や緊張に立ち向かうための心の持ち方について語る場面もありました。

番組のまとめと見どころ

今回の『お貸しします!あさイチファミリー』は、視聴者の“リアルな悩み”に向き合い、出演者が本気で動くことで、心の変化をもたらす様子が描かれました

  • 鈴木アナは体を張ったバンジー挑戦と家事テクの伝授

  • コカドさんは心を込めて形見のセーターを修復

  • 副島淳さんは“天の声”としてやさしく見守り

  • 野呂佳代さんも等身大の悩みを共有

出演者たちの真摯な姿勢が視聴者にも元気を与える、心温まる企画となりました。今後もこの企画が続くことで、多くの人の「困った」が「笑顔」に変わっていくことが期待されます。

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