高橋メアリージュン&ユウ姉妹の「お金がない=不幸じゃない」思いに迫る|2025年4月4日放送予定まとめ
2025年4月4日(金)夜10時30分からNHK Eテレで放送される『超越ハピネス』は、高橋メアリージュンさんと妹の高橋ユウさんがゲストとして登場します。今回のテーマは「親の借金を返済“お金がない=不幸”ではないと思えるまで」。姉妹が体験してきた困難と、それを乗り越えてきた過程が紹介されます。番組では、MCを岩田剛典さんが務め、IKKOさんや平子祐希さんも出演。温かく力強いエピソードが語られました。
倒産した父の会社と借金 中学卒業後すぐに芸能界へ
高橋メアリージュンさんとユウさんは、お父さんの会社が倒産したことをきっかけに、家族が経済的に厳しい状況に置かれたことを語っています。まだ思春期の多感な時期、家の状況を知った二人は「家族を守るために何ができるか」を真剣に考えました。
姉のメアリージュンさんは中学1年生の頃から「私が家族を守る」と心に決めたそうです。そして中学卒業後すぐにモデルデビュー。妹のユウさんも、姉と同じく中学卒業後にオーディションを受けて芸能界へ進みました。きっかけは“夢”ではなく“家族を支えるため”だったのです。
仕事を始めてからの収入は、ほとんどを実家の借金返済にあてていたとのこと。華やかな世界で活躍しているように見えても、裏側では家計を支える大切な役目を果たしていたのです。借金は6年前にようやく完済。長い年月をかけた家族全員での努力の結果でした。
芸能界で感じた“金銭感覚の違い”と価値観のズレ
芸能界に入ると、周囲は裕福な人たちが多く、金銭感覚の違いに戸惑う日々が続いたといいます。高級な服やブランド品を持つのが当たり前の環境で、自分たちは「節約して返済に充てる」という生活。まわりとの価値観の違いに苦しみ、自分だけ取り残されたような孤独感を抱いたこともあったそうです。
しかし、その中で彼女たちは「本当に大切なものはお金ではない」という確信にたどり着きます。
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お金がなくても、家族が一緒にいれば心は満たされる
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愛や感謝を忘れずにいれば、日常の小さな出来事にも幸せを感じられる
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他人と比べて不幸と決めつけることが、何よりも自分を苦しめる
このような気づきが、彼女たちの人生の軸になっていきました。
両親の明るさが家族を支えた
番組の中でも紹介される予定の印象的なエピソードに、引っ越しの際に両親が子どもたちに目隠しをして、新しい家をサプライズで紹介したという話があります。決して豪華な家ではなかったはずですが、「楽しみながら現実を受け入れよう」という両親の姿勢が、家族の支えになっていたと語られています。
また、両親はどんなときも前向きで、「笑顔を絶やさなかった」そうです。生活が苦しくても、心がすさんでしまえばそれが本当の不幸になる。そうならないように、親が率先して家庭を明るく保っていたことが、姉妹の芯の強さにつながったのです。
「愛で返したい」姉妹の思いと今
番組タイトルにもあるように、高橋姉妹の中には、「両親からもらった愛を、愛で返したい」という気持ちが強くあります。借金返済を手伝うのも、お金の問題ではなく「恩返し」であり「愛情表現」でした。
姉妹は自分たちが経験してきた苦労を「不幸」とは思っていません。むしろ、その経験があったからこそ、家族の大切さや人とのつながりの尊さに気づけたと話します。
また、「他人が決めた“不幸”に自分をあてはめて『自分は不幸だ』と思うことが一番不幸」という言葉は、番組の中心的なメッセージとなっています。これは、誰もが心に留めておきたい大切な考え方です。
現在もそれぞれの道で活躍中
今、メアリージュンさんは女優やモデルとして多方面で活躍中です。YouTubeでも自身の思いや経験を発信し、多くの人に影響を与えています。ユウさんもモデル・タレントとして活動しながら、二児の母としての生活も大切にしているそうです。
二人とも、自分の人生をしっかりと歩みながら、家族との絆を何よりも大切にし続けています。
放送前の注目ポイントまとめ
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中学卒業後に芸能界デビューし、借金返済に励んだ姉妹の実話
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芸能界で感じた金銭感覚のズレとその中で得た気づき
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両親の明るさと愛情が、姉妹の力の源だったこと
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「お金がない=不幸ではない」と思えるまでの道のり
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放送では本人たちのリアルな体験が語られる予定
この回は、苦しい状況の中でも前を向いて生きる力や、幸せの本質に気づくヒントを与えてくれる内容となることが期待されています。
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