【探検ファクトリー】株式会社銀しゃりの最先端炊飯技術と家庭で活用できるコツ｜2025年1月25日放送

番組概要

東京・府中市にあるご飯専門工場を舞台に、中川家とすっちーがその魅力に迫る「探検ファクトリー」。1971年、日本で初めて炊きたてご飯の販売事業を始めたこの工場は、現在も首都圏の飲食業界に欠かせない存在として活躍しています。

1971年に創業した株式会社銀しゃりは、日本で初めて炊きたてご飯の販売事業を開始した工場です。54年間にわたり、ご飯製造に特化した技術とノウハウを蓄積し、現在では弁当やおにぎり、中華、洋食、寿司のシャリ、炊き込みご飯など、のべ500種類以上のご飯を提供しています。

これらの製品は、首都圏の飲食店やホテルなどで幅広く利用され、顧客から高い評価を受けています。また、HACCP認証を取得しており、衛生面でも徹底した管理がなされています。

「株式会社銀しゃり」の成功の要は、顧客ごとに最適化された炊飯技術と徹底した品質管理体制にあります。

炊飯技術の特長
- 米の品種ごとに最適な炊き加減を設定
  コシヒカリ、ササニシキなど、米の品種ごとに異なる特性を把握し、それぞれに適した炊き加減を導き出します。これにより、どの品種でも最高の食感を引き出します。
- 顧客ニーズに応えるカスタマイズ
  寿司のシャリに必要な粘り気や、冷めても美味しい弁当用ご飯の水分量など、細かい調整を可能にする技術力が魅力です。
HACCP認証による品質管理
- 衛生管理の徹底
  工場内は常に清潔を保つため、作業区域ごとに厳密な清掃スケジュールを実施。食品安全基準をクリアした環境で、信頼性の高い製品を提供しています。
- 品質チェック体制
  原材料の受け入れから製造、出荷までの全工程で、温度や湿度の管理を細かく記録。製品が常に最高の状態で顧客に届けられるよう努めています。

これらの取り組みは、長年にわたり業界内での信頼を築き上げ、「株式会社銀しゃり」を支える大きな柱となっています。

番組では、「株式会社銀しゃり」が培った炊飯技術を家庭でも活かせる方法が紹介されました。以下のポイントを押さえるだけで、プロのような美味しいご飯が炊き上がります。

米の浸水時間を確保
炊く前に米を30分以上浸水させることで、芯まで水分が行き渡り、均一でふっくらした炊き上がりになります。特に冬場は冷水を使用するため、浸水時間をさらに延ばすのが効果的です。
水量の調整
炊飯器の水量は、目盛りより少し少なめに設定すると、米本来の甘みが際立ちます。水が多すぎると米の風味が薄れやすいため注意が必要です。
炊き上がり後のひと手間
炊き上がったらすぐにしゃもじで全体をほぐし、余分な蒸気を逃がすことが大切です。この作業により、ご飯の一粒一粒がふっくらし、べたつきを防ぐことができます。

これらのポイントを取り入れるだけで、家庭でも毎日の食卓がワンランクアップする美味しいご飯を楽しめます。ぜひ試してみてください。