薄い…決まらない…面倒くさい…「眉の悩み」解決します!
2025年6月18日(水)放送のNHK「あさイチ」では、「眉」にまつわる悩みを解消する特集が行われました。「眉が薄い」「形が決まらない」「毎日描くのが面倒」など、日々のメイクで多くの人が感じている眉の問題に向き合い、初心者でもすぐに実践できるメイク術や最新アイテム、話題のアートメイクの実態など、幅広く紹介されました。番組にはメイクアップアーティストの長井かおりさんが出演し、誰でも真似しやすい方法を教えてくれました。
2ステップでできる失敗しない眉の描き方
番組で紹介された眉の描き方は、とてもシンプルで誰でも真似しやすい2つのステップで構成されています。ポイントは、「すきまを埋める」と「ふんわり全体を染める」だけ。初心者や不器用な人でも、自然で整った眉を描くことができます。
最初のステップは、グレーのペンシルで眉のすきまをやさしく埋めることです。ここで大切なのは、自分の眉をよく観察すること。毛が生えていない部分を見つけることで、どこを足せばよいかがわかります。
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特に「眉の下」「眉尻」「眉頭の下」がすきまになりやすい部分
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ペンシルは濃く描かず、軽い力で少しずつ線を足すのがポイント
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鏡を見ながら、左右のバランスを意識して整える
このようにして土台を作ったら、次は全体の仕上げに入ります。
2つ目のステップは、明るい色のパウダーで眉全体をふんわり染めることです。ここで使うのは、少し大きめのブラシ。眉の毛の上だけでなく、肌ごと優しくなでるようにパウダーをのせるのがコツです。
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明るいベージュやライトブラウンなど、髪色に合ったパウダーを選ぶと自然な印象に
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ブラシはこすらず、トントンとのせるように動かすとムラになりにくい
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地肌にも軽くパウダーをのせることで、眉全体がやわらかく、明るく見える
この2ステップを行うことで、眉に立体感が生まれ、ナチュラルかつバランスの取れた印象になります。どんな眉の形でも応用しやすく、日々のメイクにすぐ取り入れられる方法です。眉に苦手意識がある人や、朝時間がない人にこそ試してほしい手順といえます。
忙しい朝でも大丈夫!30秒で完成する眉メイク
朝の支度がバタバタしているときでも、眉メイクをあきらめずに整えるための「30秒でできるテクニック」が紹介されました。この方法は、手軽さと見た目の美しさを両立させることができ、初心者でも安心して取り入れられる内容になっています。
最初のポイントは、テンプレートやスタンプで眉の形を決めておくことです。これにより、毎回同じ形に整えることができ、左右のバランスも取りやすくなります。
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プラスチック製や紙製のテンプレートを眉にあてて、形をなぞるだけでガイドが完成
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スタンプ式のアイテムも人気で、眉にぽんと押すだけで形が整う
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眉の形が決まることで、後の工程が時短になります
次のステップは、色つきの眉マスカラを使って毛流れを整えることです。これだけで眉に自然な立体感が生まれ、ナチュラルな印象に近づきます。
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地毛に色がつくので、濃さの調整がしやすくなり、失敗が少ない
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スクリューブラシで毛流れに沿ってサッととかすだけなのでとても簡単
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明るい色を選ぶと、表情がやわらかく見えるという効果もあります
最後の仕上げは、明るめのパウダーをふんわりとのせることです。これによって、眉の全体的なトーンが整い、顔の印象がぐっと引き締まります。
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太めのブラシで、肌ごと軽くなでるようにパウダーをのせるのがコツ
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地肌までふんわり色づくことで、眉の輪郭が自然にぼけて見え、柔らかい印象になる
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濃すぎず、ふわっとした仕上がりが得られます
この3ステップを組み合わせれば、わずか30秒で整った眉が完成します。忙しい朝やオンライン会議前、ちょっとした外出の前にも活用できる便利な方法です。手間をかけずに、眉に自信が持てる仕上がりになるので、時短メイクに取り入れる価値は十分にあります。
話題のトレンド&便利な眉アイテム
番組では、初心者でも使いやすく、楽しく眉メイクができる便利グッズが多数紹介されました。いずれも時間がないときやメイクが苦手な人にもおすすめできるアイテムです。
まず注目されたのは、テンプレートやスタンプ式の眉ガイドです。あらかじめ眉の形が決まった型を顔にあてて、パウダーやペンで色を入れるだけで完成します。
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型をあてるだけなので、左右対称の眉を簡単に描ける
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スタンプ式はポンと押すだけで形ができるため、忙しい朝にも便利
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初めて眉を描く人や不器用な人でも形が整いやすいのが特長
次に紹介されたのが、マイクロブレーディング風の4本線ペンです。筆先が4つに分かれており、1本ずつ毛を描くような仕上がりになります。
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毛が足りない部分に線を描くだけで、自然な毛流れが再現できる
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汗や水にも強く、長時間きれいな眉が続く
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細かく描けるため、全体のバランスを調整しやすい
さらに、ティントタイプやシール式の眉メイクも人気です。どちらも短時間で眉を仕上げたい人に向いています。
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ティントは塗ってからしばらく置くだけで、落ちにくい発色が数日続く
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シールは眉の形が印刷されていて、貼るだけで眉が完成するため、朝のメイク時間が大幅に短縮
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落ちにくさと時短を両立したアイテムとして評価されています
ユニークなアイテムとしては、パーティーやコスプレ向けのジョーク眉グッズも取り上げられました。
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大きくて太い付け眉や、キャラクター風の形がセットになったものもあり、イベントなどで使うと盛り上がる
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日常使いではなくても、遊び感覚でメイクを楽しめる要素として注目されました
これらのアイテムは、どれも眉メイクのハードルを下げてくれるものばかりです。形が決まらない、描き方がわからない、毎朝時間がないという悩みを抱えている人にとって、心強い味方になってくれるはずです。使ってみることで、眉メイクがもっと楽しく、身近に感じられるようになります。
アートメイクの安全性と実態
番組では、眉メイクの悩みを長期的に解決できる方法として注目を集めるアートメイクの実態と安全性について、専門的な視点から詳しく紹介されました。日々のメイクに時間をかけずに、自然な眉を保ちたいと願う人にとって、有力な選択肢となっています。
まず、アートメイクとは、皮膚のごく浅い部分(表皮層)に専用の色素を注入して、眉の形や色を整える施術です。タトゥーよりも深くない層に色を入れるため、自然な発色で、1〜3年かけて徐々に薄くなるのが特徴です。
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毛並みを再現するように細かく線を描く技術もあり、仕上がりがとても自然
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色素が徐々に抜けていくので、流行や年齢に合わせて修正しやすい
2023年、厚生労働省はアートメイクを「医療行為」と位置づけ、医師またはその指示を受けた看護師など、医療資格を持つ者しか施術できないと明確にしました。
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無資格者が行うと法律違反となり、トラブルにつながるおそれがあります
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正規の医療機関での施術を選ぶことが大切です
安全性の面では、使用される色素にごく少量の金属が含まれることがあり、MRI検査で発熱ややけどのリスクがあるとされています。また、アレルギーや肌の炎症が起こる場合もあるため、施術前のカウンセリングで体質や既往歴の確認が必要です。
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衛生面の管理が行き届いていない施術では、感染や化膿のリスクも高まる
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清潔な環境と信頼できる医療者を選ぶのが基本です
施術時の痛みやダウンタイムも考慮する必要があります。多くの施設では麻酔クリームを使いますが、完全に痛みがなくなるわけではなく、ヒリヒリ感やかゆみ、皮むけが出る場合もあります。
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施術後3〜6日ほどは肌が敏感になるので、スケジュールに余裕を持つのが理想
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施術直後は洗顔や化粧に制限があるため注意が必要です
費用の面では、1回あたり5万〜10万円が目安となっており、施設によってはリタッチを含めた複数回施術が推奨されます。2025年の調査では、眉のアートメイクを受けた人の満足度は88%と非常に高く、特に自然な仕上がりや朝のメイク時間の短縮に満足する声が多くありました。
また、海外との違いにも注目が集まりました。日本では安全性を重視して複数回に分けて施術する方法が一般的ですが、韓国などでは1回で仕上げるスタイルが主流です。ただし、海外では医療資格のない施術者が行うケースもあり、安全面に不安がある場合もあるため注意が必要です。
アートメイクは、毎日のメイクの負担を減らしつつ、自然な美しさを保つ手段として人気が高まっています。安全に受けるためには、施術者の資格や使用する色素、施術方法をよく確認し、自分の肌や生活スタイルに合った選択をすることが重要です。
番組のその他のコーナー紹介
番組内では眉メイクのほかにも、以下のようなコーナーが放送される予定です。
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長井かおりさんによるQ&Aコーナー
視聴者からの眉に関する質問に、プロのメイクアップアーティストがていねいに答える時間も設けられます。 -
「いまオシ!LIVE」新潟県上越市のレース工房から中継
地元の職人技が光るレース作りの現場を生中継で紹介。繊細な作業と美しい模様に注目です。 -
「みんな!ゴハンだよ」ゲストはピカ子さん
美味しくて元気になれるレシピを紹介する人気コーナーには、ピカ子さんが登場予定です。
放送の内容と異なる場合があります。
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