記事内には、広告が含まれています。

【あさイチ】品川から電車で1時間!前田公輝が巡る葉山・逗子の人気スポットと絶品朝市|2025年4月10日放送

品川から電車で1時間!前田公輝が巡る葉山・逗子の人気スポットと絶品朝市

2025年4月10日放送のNHK「あさイチ」では、前田公輝さんが神奈川県・葉山と逗子の魅力をたっぷり紹介する特集が放送されました。東京・品川から電車で約1時間というアクセスの良さに加え、自然・文化・グルメがぎゅっと詰まったこのエリアは、ゴールデンウィークのお出かけ先としても人気です。今回は「葉山女子旅きっぷ」を活用し、手ぶらでヨット体験やレトロ洋館での優雅なひととき、毎週日曜開催の朝市など、見どころ満載の内容となっていました。

ヨット体験で富士山を望む、葉山の海の魅力

富士山とヨットの写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

番組の冒頭で紹介されたのは、葉山の海を舞台にしたヨット体験です。初心者でも参加しやすいプランで、必要な道具はすべて用意されているため、手ぶらで楽しめるのが大きな魅力です。

前田公輝さんは、まず葉山の海岸でインストラクターからヨットの基本的な操作方法を学びました。風の受け方や体の傾け方など、丁寧な指導を受けながら、実際に海へと出航します。

  • 使用されたヨットは傾斜15度の本格的なタイプ

  • 海上からは晴れた日にだけ見られる富士山の絶景

  • 波の揺れと風の音が重なり合う静かな時間

デッキに立って体を支えると、船体が斜めになった感覚が直に伝わってきます。その角度がちょうど15度と紹介されていて、傾きながら進むスリルと静けさが共存する不思議な体験です。

周囲の海は透き通っていて、空との境界が溶け合うような美しさ。進行方向をふと見ると、遠くにうっすらと浮かぶのが富士山のシルエット。この景色はまさに、葉山でしか味わえない特別な光景といえます。

また、航行中に見える灯台のひとつには、昭和の名優・石原裕次郎さんの名前が付けられていることも番組内で紹介されていました。葉山が芸能人にも愛された場所であることを象徴するような存在です。

このヨット体験は、観光というよりも「自然と一体になれる時間」として描かれており、非日常を求める人にとってはまさに理想的なひとときとなっています。海の風、波の音、そして目の前に広がる富士山という組み合わせが、視覚・聴覚・体感のすべてを満たしてくれる内容でした。

レトロ洋館で味わう、葉山の優雅な暮らしの奥深さ

葉山の魅力を深く感じられる場所として紹介されたのが、昭和8年に竣工した「旧足立邸」です。高級別荘地として栄えた葉山の歴史を色濃く残すこの洋館は、現在、アンティーク家具のバイヤーである柴田結さんの私邸となっており、日常の中に美しい暮らしが息づいています。

  • 建物は登録有形文化財として認定されている貴重な存在

  • 各部屋にはフランスやイギリスで買い付けたアンティーク家具が丁寧に配置されている

  • インテリアには細部までこだわりが見られ、照明や取手、カーテンの質感にも時代の空気が感じられる

中でも特に印象的だったのは、お子さんのお気に入りとして紹介されたドイツ製のディスクオルゴール。100年以上の歴史を持つこのオルゴールから流れるやさしい音色が、空間全体を包み込み、過去と現在が重なり合うような不思議な時間が生まれていました。

さらに取材されたのが、宿泊可能な文化財建築「葉山加地邸」です。こちらは1928年に建てられた本格的な洋館で、太平洋戦争後にはGHQに接収されていた歴史もある建物です。現在は、定員6名で1泊36万3,000円という特別な宿泊体験が提供されています。

  • 支配人を務めるのは松橋直人さん

  • 建物内には社交場として使われていた大広間やビリヤード室があり、当時の社交文化を感じられる構造

  • ビリヤード台はGHQが去る際に持ち去られたという逸話も紹介され、歴史の痕跡がそのまま残されている

部屋ごとにテーマや意味が込められていて、ただ泊まるだけでなく、葉山の歴史や美意識を“体験する”宿泊となっています。家具や調度品の重厚感、海風が入り込む窓辺の雰囲気、そのすべてが、葉山の優雅な時間を今に伝えていました。

こうした建物にふれることで、葉山という土地が持つ魅力はさらに深まります。ただ観光するだけでは味わえない、暮らしの中にある贅沢さや静けさが、番組を通して丁寧に描かれていました。

行列必至の葉山朝市と旬の味わいの魅力

葉山のもう一つの顔として紹介されたのが、毎週日曜の朝8時半から開催される「葉山朝市」です。場所は海辺にある鐙摺(あぶずり)港で、漁船が並ぶ風景とともに、にぎやかな朝の空気が漂っていました。

  • 出店数はおよそ20店舗ほど

  • その多くが葉山・逗子市内に店舗を持つ地元のお店

  • 会場は港のそばということもあり、潮の香りと活気が入り混じる雰囲気

注目を集めたのは、老舗洋菓子店の名物タルトです。開店前から列ができており、販売開始と同時に完売が決まってしまうほどの人気ぶりでした。焼き色のついたタルト生地の上には季節の果物が美しく並べられ、まさに見た目から楽しめる逸品でした。

さらに会場では、新鮮な地元野菜や手作りの惣菜、焼き立てのパンなども販売されており、観光客だけでなく地域の人々も楽しみにしていることがうかがえました。

この朝市のそばでは、ちょうど旬を迎えた「生わかめ」も販売されていました。艶やかな緑色で、海から引き上げられたばかりの様子が放送され、来場者が「しゃぶしゃぶにして食べるとおいしい」と紹介していたのも印象的でした。

  • 試食コーナーでは、春日さんが生わかめを味見

  • 一緒に紹介された漁師・長久保晶さんによると

    • 地球温暖化の影響でわかめの収穫量が年々減少している

    • 海水温の上昇により、育成に適した環境が短くなっているとのこと

葉山の朝市は、単なる買い物の場ではなく、生産者と消費者の距離が近く、食材の背景や想いまで伝わる空間です。ここで味わえるのは、料理そのものだけでなく、海と共に生きる人たちの暮らしや努力でもありました。食を通して地域の今と未来を感じる、そんな朝のひとときが丁寧に描かれていました。

逗子ならではの青春!ウインドサーフィンと絶景の夕日

逗子で紹介されたのは、放課後に海と向き合う高校生たちの姿でした。中でも注目されたのは、高校1年生の若狭夏希さん。地元のウインドサーフィンクラブに所属し、これまでに全国大会で3連覇という実績を持つ実力者です。番組では、夏希さんがボードを操りながら海の上をスムーズに滑っていく様子が映され、若さと努力の詰まった爽やかな時間が感じられました。

  • 若狭さんは2025年8月に4連覇をかけた大会に出場予定

  • 日々の練習は学校帰りの夕方から

  • クラブでは風の読み方や体重移動など、実戦的な指導が行われている

逗子の海は波が穏やかで、風の強さも安定しているため、ウインドサーフィンの練習には最適な環境です。ボードの上に立った瞬間から、風と体だけで進む感覚は、自然と一体になるような体験として描かれていました。

また番組では、視聴者から寄せられた逗子の思い出も紹介されました。

  • 夫がヨットクラブに通い、楽しそうに過ごしているというエピソード

  • 夕方に訪れると、海と空が重なる美しい夕日が見られるという声

  • クルージング体験がとても印象に残っているという投稿もあった

こうしたエピソードからは、逗子や葉山がただの観光地ではなく、多くの人にとって特別な思い出の場所になっていることが伝わってきます。青春を海と共に過ごす若者たちの姿と、それを見守るように広がる夕景が、静かに心に残る映像として描かれていました。

日常の中に自然が溶け込み、世代を超えて受け継がれる時間がある――逗子のウインドサーフィンや夕日の風景は、そんなかけがえのない地域の魅力を物語っていました。

まとめ

東京からわずか1時間で出会える、海と歴史と食の魅力がそろった葉山・逗子。今回の放送では、そのすべてが丁寧に紹介されていました。ヨットやレトロ建築、朝市や地元食材の味わい、そしてウインドサーフィンに青春をかける若者の姿まで、幅広い角度からこの地域の魅力が描かれていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました