卵焼き器だけで3品完成!藤井恵さんの「カンタンお弁当」レシピ完全ガイド|2025年4月1日放送
2025年4月1日(火)放送のNHK「あさイチ」内の人気コーナー「みんな!ゴハンだよ」では、料理研究家・藤井恵さんが考案した「カンタンお弁当」が紹介されました。このレシピの最大の特長は、卵焼き器ひとつですべての調理が完結することです。火を使う調理器具を増やさず、洗い物を最小限に抑えながらも、彩り・栄養・ボリュームの三拍子が揃った満足度の高いお弁当が仕上がります。今回紹介された3品は、「鶏むね肉のマヨ焼き」「韓国のり入り卵焼き」「ブロッコリーのごまあえ」。どれも簡単でやさしい味つけがされていて、初心者でも失敗しにくい工夫が随所に込められていました。
調理器具は卵焼き器ひとつだけ!朝の時短にもなる調理法
このレシピは、調理器具の数を増やさずに効率的に3品を作ることが目的です。卵焼き器は四角い形なので、狭いスペースでも使いやすく、食材をまとめて動かしやすいのが特長です。火の入り方も均一で、少量ずつ調理しやすいのもポイントです。
この調理法のメリットはたくさんあります。
・洗い物がとても少ない(卵焼き器、ボウル、箸、バットなどだけ)
・コンロがひと口しかなくても対応可能
・火加減の調整が一度で済むので、調理時間を短縮できる
・調理道具を使いまわす流れなので、動線も無駄がない
とくに、朝の忙しい時間帯にはとても助かる方法です。子どものお弁当づくりや、自分用のお弁当にもピッタリです。
材料はシンプル!家庭にあるものでパパッと準備
使われた材料はどれも手に入りやすく、日常使いできるものばかりです。分量も1人分としてちょうどよく、無駄なく食材を使い切れる設計になっています。
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鶏むね肉(一口大のそぎ切り):80g
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卵:1コ
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ブロッコリー(小房に分けたもの):80g
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韓国のり:4枚
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ご飯:150g
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梅干し、黒ごま:お好みで
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調味料:塩、こしょう、マヨネーズ、水、すりごま、サラダ油
とくに注目したいのは、韓国のりを卵焼きに入れるアイデアと、鶏むね肉にマヨネーズで下味をつけて焼くという調理法。どちらも素材をおいしく食べるための工夫が詰まっています。
調理の流れも無駄なし!順番どおりに作ればラクに完成
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ごはんを先につめて冷ましておく
まず最初に弁当箱にごはんをつめ、冷ましておくことで、調理後すぐにおかずを詰められます。冷ますことで水分がこもらず、お弁当の傷みを防ぐことにもつながります。 -
卵焼き器で湯を沸かし、ブロッコリーをゆでる
水1カップと塩小さじ1を入れて加熱し、沸騰したらブロッコリーを入れ、1分〜1分30秒ゆでるだけ。シャキッと仕上げるには、ゆですぎないことが大切です。 -
ブロッコリーの水けをきってごまあえに
キッチンペーパーを敷いたバットで水けを取り、白すりごまをふって混ぜれば完成。味つけはこれだけで十分です。 -
卵焼きづくり:韓国のりを入れて風味UP
水大さじ1と塩0.3gで下味をつけた卵液に、ちぎった韓国のりを加えます。これを2回に分けて焼き、ふっくら巻いて取り出して冷まします。焼くときは、最初に油を全体に広げるのを忘れずに。 -
鶏むね肉のマヨ焼きでボリューム確保
下味をつけておいた鶏むね肉を、中火で3〜4分ずつ両面焼いて完成。マヨネーズを使うことで、焼き色がきれいにつき、肉もやわらかくジューシーに仕上がります。
どの工程もシンプルで迷うことがなく、順番どおりに調理するだけで3品があっという間に完成します。
盛りつけにもコツあり!見た目と栄養のバランスを意識
最後に弁当箱へ盛りつけて完成です。ごはんの隣に卵焼き、その横に鶏肉、空いたところにブロッコリーを詰めます。ポイントは以下のような点です。
・卵焼きは断面が見えるようにカットして立てると華やか
・梅干しや黒ごまをのせて、赤・黒のアクセントを加える
・おかずは味の濃さや色味が重ならないように配置する
こうすることで、食べるときもバランスがよく、見た目にもおいしそうなお弁当に仕上がります。
藤井恵さんのやさしい工夫がつまった3品構成
藤井恵さんのレシピは、毎日無理なく続けられる家庭のごはんを大切にしているのが伝わってきます。今回のレシピも、「調理がラク」「後片づけが少ない」「味つけがやさしい」「野菜が入っている」など、忙しい人にも続けやすい内容になっていました。
・マヨネーズで肉をやわらかく仕上げる
・のり入り卵焼きで香りと旨みをプラス
・ごまの香ばしさで野菜が食べやすくなる
それぞれの料理に、食材を活かすシンプルな工夫が込められており、どれも真似しやすく、アレンジもききます。
まとめ:忙しい朝でも笑顔になれるお弁当づくり
今回の「あさイチ」では、卵焼き器ひとつでお弁当3品を同時につくる方法が紹介されました。難しい技術は必要なく、流れに沿って進めるだけで、栄養バランスも見た目も満足なお弁当が完成します。調理時間も短く、後片づけも簡単。これなら、毎日のお弁当づくりも続けられそうです。
ぜひ、明日のお弁当づくりに取り入れてみてください。きっと、朝の時間がもっとラクになります。
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