水炒めのマーボー豆腐のレシピ
2025年2月11日のNHK【きょうの料理】で、脇雅世さんが紹介した「水炒めのマーボー豆腐」は、油を使わずに作るヘルシーな麻婆豆腐です。通常の麻婆豆腐はひき肉や調味料を油で炒めてコクを出しますが、このレシピでは水で炒めることで、あっさりとした味わいに仕上がります。辛さの調整ができるので、辛いものが苦手な人も、しっかり辛く食べたい人も自分好みにアレンジ可能です。ご飯にのせて食べてもおいしく、食べごたえも抜群です。
水炒めのマーボー豆腐の材料(2人分)
主な食材
- 豚ひき肉 150g(赤身が多めのものがおすすめ)
- 絹ごし豆腐 1丁(350g)(崩れにくいしっかりめのものを選ぶと扱いやすい)
- ねぎ 1/2本(50g)(白い部分を使うと甘みが出る)
調味料(A)
- にんにく(すりおろす) 1/2かけ分
- みそ 大さじ1(甘めの味噌を使うとまろやかになる)
- しょうゆ 大さじ1
- 砂糖 小さじ2(辛さとのバランスをとるために使用)
豆板醤オイル
- 豆板醤 小さじ2(ピリッとした辛さが特徴)
- 好みの植物油 小さじ1/2(香りの少ないものがよい)
仕上げ用
- 粉ざんしょう 適量(風味をプラス)
- 酒 大さじ1(肉の臭みを取る)
- かたくり粉 小さじ1(水小さじ2で溶く)
- ごま油 適量(香りづけに使用)
水炒めのマーボー豆腐の作り方
豆腐の下準備
豆腐は1.5cm角に切る。崩れやすいので包丁を入れたら、できるだけそっと扱う。切った後はキッチンペーパーに包み、5〜10分ほど水切りをすると、余分な水分が抜けて仕上がりがべちゃっとしにくくなる。
ねぎの下準備
ねぎはみじん切りにする。白い部分を使うと甘みが強く、緑の部分を使うと香りが強め。食感を残したい場合は粗みじん切りにするのもおすすめ。
ひき肉の水炒め
フライパンに水大さじ1と酒を入れて中火で熱する。沸騰したらひき肉を加え、箸でほぐしながら炒める。普通の炒めものと違い、油を使わないので、肉の脂だけで火を通す。白っぽくなるまで火を通したらOK。
調味料を加えて味付け
A(にんにく、みそ、しょうゆ、砂糖)を加え、全体を混ぜながら炒める。このとき、出てきた水分が透明になるまでしっかり炒めるのがポイント。水分が濁っていると調味料がなじみにくいので、じっくり炒めてうまみを閉じ込める。
豆腐を加えて煮込む
フライパンに豆腐と水カップ1/2を加え、ふたをして弱めの中火で3分ほど煮る。このとき、豆腐を強く混ぜると崩れてしまうので注意。鍋を揺するようにして混ぜるときれいに仕上がる。
とろみをつける
水小さじ2で溶いたかたくり粉を回し入れ、すぐに全体を混ぜる。とろみがしっかりつくまで加熱し、仕上げにねぎを加えてひと混ぜする。
豆板醤オイルを作る
耐熱容器に豆板醤と植物油を入れて混ぜ、ふんわりラップをして600Wの電子レンジで20秒加熱。これにより、豆板醤の香りが引き立ち、辛みがまろやかになる。
仕上げ
器にマーボー豆腐を盛りつけ、豆板醤オイル、ごま油、粉ざんしょうをそれぞれ小皿に分けて用意する。食べるときに少しずつ加えて、自分好みの味に調整する。特に、粉ざんしょうを加えると香りが引き立ち、味に奥行きが出るのでおすすめ。
この水炒めのマーボー豆腐は、油を使わないのであっさりとした味わいながら、しっかりコクも感じられるのが特徴。辛さの調整もできるので、家族みんなで楽しめる一品。ご飯にのせて丼風にして食べてもおいしいので、ぜひ試してみてください。
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