春にぴったり!スナップえんどうと鶏むねのカレーマヨ炒め&蒸しなすときゅうりの香味あえ
2025年4月23日(水)のNHK『あさイチ』の料理コーナー「みんな!ゴハンだよ」では、料理研究家の井原裕子さんが春にぴったりの2品を紹介しました。旬の食材を活かした「スナップえんどうと鶏むねのカレーマヨ炒め」と「蒸しなすときゅうりの香味あえ」は、どちらも手軽に作れるのに栄養バランスも良く、毎日の食卓にすぐに取り入れたくなるレシピです。家庭にある食材でシンプルに調理できるのも嬉しいポイント。春野菜の味わいを存分に楽しめる、優しい味の献立を詳しくご紹介します。
スナップえんどうと鶏むねのカレーマヨ炒めの魅力
このレシピの主役は、今が旬のスナップえんどう。パリッとした食感と自然な甘みが特徴で、炒め物に加えると見た目も鮮やかで食欲をそそります。合わせるのは、ヘルシーで火の通りも早い鶏むね肉。カレー粉とマヨネーズを使った味付けで、スパイシーなのにまろやか、子どもから大人まで楽しめる風味に仕上がっています。
ごはんのおかずにはもちろん、お弁当にもぴったりな一品です。冷めても味が落ちにくく、スナップえんどうの色もきれいなままなので、見た目にも華やかなおかずとして活躍します。
材料と作り方(2人分)
● 材料
・鶏むね肉(皮なし):250g
・A(下味)
酒:大さじ1/2
塩:少々
黒こしょう(粗びき):少々
にんにく(すりおろし):小さじ1/2
片栗粉:大さじ1/2
・スナップえんどう(筋を取る):180g
・米油:大さじ1/2
・B(合わせ調味料)
酒:大さじ1
カレー粉:大さじ1/2
塩:小さじ1/3
・マヨネーズ:大さじ2
● 作り方
① 鶏むね肉は横長に半分に切ってから、繊維を断つようにそぎ切りにします。
② ボウルにAの材料を入れて鶏肉をもみ込み、最後に片栗粉をまぶしてなじませます。
③ フライパンに米油をひき、中火で(2)を焼きます。1分30秒〜2分焼いたら裏返します。
④ スナップえんどうを加えてふたをし、1分間蒸し焼きにします。その後、ふたを外して炒め合わせます。
⑤ Bの調味料を加えて全体を炒め合わせたら火を止め、マヨネーズを加えて混ぜ、器に盛りつけて完成です。
鶏むね肉はパサつきやすいので、片栗粉をまぶしてから焼くことでしっとりとした食感に仕上がります。カレーの香りとマヨネーズのコクが絶妙に絡み合い、食べごたえのある一皿になります。
蒸しなすときゅうりの香味あえでさっぱり副菜
メイン料理がしっかり味なら、副菜はさっぱりとしたものを合わせるのがバランスのコツです。この香味あえは、電子レンジで蒸したなすと、たたききゅうり、青じそを組み合わせた和風のおかずです。しょうがの香りと酢のさっぱり感、ごま油の風味が食欲をそそります。
暑い日やさっぱりと食べたいときにもぴったりの副菜です。
材料と作り方(2人分)
● 材料
・なす:2本(約150g)
・きゅうり(たたいて手で割る):1本
・青じそ(ちぎる):5枚
・A(調味料)
ごま油:大さじ1
しょうゆ:大さじ1
酢:大さじ1
しょうが(すりおろし):小さじ1/3
砂糖:小さじ1
● 作り方
① なすはヘタを取り、縦半分に切って断面を合わせてラップに包みます。
② 耐熱皿に並べて、電子レンジ(600W)で2分30秒加熱します。
③ 加熱後、水に取って粗熱を取り、5~7mm幅の斜め切りにします。
④ ボウルにAの調味料をすべて入れてよく混ぜます。
⑤ なす、きゅうり、青じそを加えてあえたらできあがりです。
香味だれのさっぱりした味わいが、なすときゅうりにしっかりとからみ、暑い季節にも食べやすい一品になります。冷蔵庫で冷やしてもおいしく、作り置きにもおすすめです。
今回の『あさイチ』では、彩り豊かで味のバランスもよい2品が紹介されました。どちらも簡単に作れるので、春の食卓にぜひ取り入れてみてください。これから旬を迎える野菜をおいしく、手軽に楽しめる井原裕子さんのレシピは、毎日のごはんづくりに役立つこと間違いなしです。
コメント