春の副菜コレクションまとめ｜2025年3月25日放送回の内容とレシピ紹介
2025年3月25日（火）にNHK Eテレで放送された「きょうの料理 強火で行こうぜ！」では、春らしさあふれる副菜が特集されました。料理初心者でも挑戦しやすく、家庭の食卓をパッと華やかに彩ってくれるレシピばかりが紹介され、まさに“強火な心”でつくるにふさわしいラインナップです。講師はおなじみの堀江ひろ子さん。春の旬野菜を活かした簡単副菜は、忙しい日々のごはん支度にぴったりで、つくりおきにも便利です。
じゃがアスパラ：春色野菜とハムのごまマヨあえ
春の食卓にぴったりな、彩り豊かな副菜です。グリーンアスパラとじゃがいもの組み合わせを、香ばしいごまマヨネーズで仕上げることで、食べやすく深い味わいに。素材の切り方やゆで加減にちょっと気をつけるだけで、ぐっと完成度が上がります。
〈材料（2人分）〉
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グリーンアスパラガス…3本（80～100g）
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じゃがいも（小）…1個（150g）
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ハム（薄切り）…2枚
〈ごまマヨネーズの材料〉
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マヨネーズ…大さじ2
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白すりごま…大さじ1強
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酢…小さじ1/2
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砂糖…小さじ1/2
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塩…小さじ1
〈作り方〉
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アスパラガスは根元を少し切り落とし、下3～4cmの皮をピーラーでむく
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斜めに2～3cm幅に切る（斜めにすると見た目がきれいで食べやすい）
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じゃがいもは横半分に切り、1cm厚さにスライスし、さらに短冊形に切る
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切ったじゃがいもは水にさらして、でんぷんを抜いておく
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ハムは同じくらいの短冊形に切る
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鍋に水カップ3を入れて沸騰させ、塩を加える
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先にアスパラガスを入れて軽くゆでる（色が鮮やかになる程度）
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アスパラがゆだったら、水気を切ったじゃがいもを加えてゆでる
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じゃがいもが透き通ってきたら火を止め、アスパラと一緒にざるにあげて粗熱を取る
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※水にさらさず、自然に冷ますことで水っぽくならない
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ボウルにマヨネーズ、すりごま、酢、砂糖を入れてよく混ぜる
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ハムと、冷ましたアスパラ・じゃがいもを加えて、全体をやさしくあえる
アスパラのシャキシャキ感と、じゃがいものほっくり感、そしてごまの香ばしさがバランスよく合わさった副菜です。調味料は身近なものだけでつくれますが、酢と砂糖を少し加えることで、味に深みと爽やかさがプラスされます。見た目も春らしく、食欲をそそる一品です。お弁当にも向いており、前日に作って冷蔵保存しておいてもおいしく食べられます。
菜の花の蒸し焼き：香ばしさとほろ苦さを楽しむ
「菜の花の蒸し焼き」は春野菜の代表格・菜の花を主役にしたシンプルなレシピです。フライパン一つで簡単にできるのに、菜の花本来の風味と香ばしさを引き出した、満足度の高い一皿です。
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材料（2人分）：菜の花1ワ（200g）、オリーブ油、塩、こしょう
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調理時間：約10分
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エネルギー：約80kcal、塩分0.7g
【作り方のポイント】
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菜の花は3～4cmの長さに切り、太い茎は縦に半分にカット
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フライパンにオリーブ油を薄くひき、茎・葉の順に入れてふたをする
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強めの中火で4～5分蒸し焼きにし、色鮮やかになったら上下を返す
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仕上げにオリーブ油を回しかけ、塩・こしょうで味をととのえる
火加減は強めの中火が大事です。ふたをすることで菜の花の水分がほどよく保たれ、しっとりと仕上がります。菜の花のほろ苦さが大人の味わいを演出し、シンプルながら季節感がしっかり感じられる一品です。
小松菜と油揚げのめんつゆ煮：定番の安心感とやさしい味
うまみを含んだ油揚げと、栄養たっぷりの小松菜を、めんつゆで手軽に煮るだけ。植物性たんぱく質とビタミンが一緒に摂れる、体にやさしい一品です。ごはんに合うしっかり味なので、あと一品ほしい時にも重宝します。
〈材料（2人分）〉
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小松菜…1ワ（200g）
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油揚げ…1枚（50g）
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めんつゆ（3倍濃縮）…大さじ1
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しょうゆ…少々
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水…カップ1/4
〈作り方〉
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小松菜はよく洗い、約3cmの長さに切る
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油揚げは縦半分に切ってから、1cm幅に細く切る
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フライパンに油揚げ、水カップ1/4、めんつゆ（大さじ1）を入れる
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強めの中火にかけ、沸騰したら弱火にして2〜3分煮る
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小松菜の茎の部分を先に加え、少し火が通ったら葉の部分を加える
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ふたをして、2〜3分ほど蒸し煮にする
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全体がしんなりしたらふたを取り、軽く混ぜてなじませる
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味をみて、必要に応じてしょうゆを少々加える
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煮汁が少なくなるまで煮詰めて完成
めんつゆを使うことで、味がしっかり決まりやすく、調味も簡単です。油揚げのコクが全体に行き渡り、小松菜の青みと相性ばつぐん。時間がないときでも、下ごしらえ含めて10分程度でできるのが魅力です。
小松菜は加熱しすぎないことで、食感がほどよく残り、色もきれいに仕上がります。また、油揚げはしっかり煮ることで、煮汁のうまみを吸い込み、ジュワッとした食感に。冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったりです。
食材も調味料もシンプルで、毎日の食卓に取り入れやすい副菜です。副菜としてはもちろん、丼ぶりご飯の上にのせて簡単小松菜丼にアレンジするのもおすすめです。
しらたきのまさごあえ：見た目も楽しい春色の一皿
しらたきのつるんとした食感と、明太子のプチプチとしたアクセントが楽しい副菜です。カロリー控えめでヘルシーなのに、食べごたえがあり、あと一品ほしいときにぴったりなレシピです。明太子のうまみと酒の風味がふわっと香る、ごはんにも合う簡単おかずです。
〈材料（2人分）〉
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しらたき…1袋（約200g）
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からし明太子（またはたらこ）…1/2腹（約50g）
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酒…大さじ2
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しょうゆ…少々
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青のり粉…適宜
〈作り方〉
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しらたきは袋から出してよく洗い、ぬめりを落として水気をしっかり切る
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小鍋にしらたきを入れて、強めの中火にかける
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チリチリと音がしてくるまで乾煎りする（余分な水分と臭みを飛ばす）
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明太子は包丁で1cm幅に切り、酒大さじ2を加えてよく混ぜる
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しらたきに酒と混ぜた明太子を加えて炒める
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全体がなじんで汁気がなくなるまで炒める
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味をみて、しょうゆ少々で風味をととのえる
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器に盛りつけ、好みで青のり粉をふる
しらたきを炒るときは、しっかり水分を飛ばすことで明太子のうまみが絡みやすくなります。明太子は加熱しすぎると風味が飛んでしまうため、炒めるときは中火〜弱めの火加減でやさしく仕上げるのがコツです。青のり粉をふることで磯の香りが加わり、より風味豊かな副菜になります。
低糖質・低カロリーで、ダイエット中にもぴったりな一品。見た目にもピンク色が春らしく、お弁当の彩りとしても活躍します。冷蔵庫で保存もでき、作り置きとしても便利な副菜です。明太子が手に入りにくい場合は、たらこでも代用可能です。シンプルながら、素材の組み合わせが光る、満足度の高いレシピです。
忙しい春にぴったりな副菜たちの魅力
今回紹介された4品は、いずれも春野菜の彩りや香りを活かした、簡単だけど手抜きに見えない副菜ばかりです。家にある調味料でつくれるものが多く、毎日の献立にもすぐ取り入れられます。
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「菜の花の蒸し焼き」はフライパンひとつでOK
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「じゃがアスパラ」はごまマヨで手軽に豪華に
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「小松菜と油揚げのめんつゆ煮」はごはんに合う安心の味
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「しらたきのまさごあえ」は見た目のかわいらしさで気分もアップ
どのレシピも冷蔵で2〜3日保存が可能なため、つくりおきしておくととても便利です。副菜としてだけでなく、朝食やお弁当、おつまみにも使える万能な一皿になります。
おわりに
「きょうの料理 強火で行こうぜ！」春の副菜特集では、堀江ひろ子さんのやさしい解説とともに、旬の春野菜を使った彩り豊かな副菜4品が紹介されました。特別な道具や調味料は必要なく、だれでも気軽にチャレンジできる内容でした。どのレシピも短時間でできるのに味わい深く、春の訪れを感じさせてくれます。これからの食卓に、ぜひ取り入れてみてください。
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