はじめに
タモリと笑福亭鶴瓶が送る新春恒例の特番「タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会」が2025年1月3日(金)21:00~22:00に放送されました。日本を代表するトークの達人2人が織りなす1時間は、笑いと感動の連続!今回はスペシャルゲストに内村光良を迎え、彼の意外なエピソードや紅白歌合戦の舞台裏を披露。また、正月を彩る縁起の良いグルメやスタジオでの初飛びバンジージャンプにも注目です。
【内村直筆 タモリと鶴瓶に聞きたい10の質問】
内村光良が用意したタモリと鶴瓶への10の質問の中で、「還暦を迎えて何が変わったか?」という問いが話題に。内村自身は還暦を迎え、ちゃんちゃんこを着せられるなど「じいさん扱い」に違和感を覚えたとのこと。一方でタモリは、記念日を祝われるのが好きではないと語りました。
【オープニング】
番組冒頭、3人がけの小さなソファがスタジオに登場。内村が中央に座ることになりましたが、「東横線みたい」と窮屈さを例え、やや不満そうな様子を見せました。
【「笑っていいとも!」での共演時の思い出】
内村は「笑っていいとも!」出演時、タモリと同じ楽屋で仲良くなったエピソードを披露。打ち合わせは数分程度で、リハーサルも行わず、ほとんど雑談だったとのこと。1990年1月のハワイでの生放送では、ファイアーショーが近くで行われていたため、放送に集中できなかったという裏話も明かされました。
【鶴瓶の別荘でのエピソード】
「笑っていいとも!」の共演メンバーで鶴瓶の別荘を訪れた際、酒が進んだタモリと鶴瓶が全裸になったエピソードが紹介されました。別荘内には人間が天板を支える彫刻オブジェがあり、これを全裸で再現するなど、自由奔放な様子だったようです。
【紅白歌合戦の司会エピソード】
紅白歌合戦の司会に関する話題では、内村が2017年に53歳で初司会を務めた経験を語りました。タモリは38歳で初司会を担当し、「笑っていいとも!」の放送開始直後だったため、特に緊張はしなかったと振り返りました。鶴瓶は2007年に56歳で初司会。その際「母を会場に呼びたかったから司会を引き受けた」とのエピソードを披露しました。
【タモリの朝のルーティン】
「毎日決まってやること」の話題では、タモリが毎朝チャーハンやカニ玉などを作っていると明かされました。内村は梅干しとお茶で目を覚ました後、ベランダの落ち葉を拾うのが日課だそうです。
【お笑いを始めたきっかけ】
タモリは若い頃、やりたいことがなく流されるまま支配人や営業職を経験。その後、30歳頃に友人の紹介で芸人デビューを果たし、漫画家の赤塚不二夫に見出されたことで本格的に芸人の道を歩むことに。鶴瓶は20歳で笑福亭松鶴に弟子入り。当初は落語への強い思いはなかったものの、タモリの提案で新作落語「山名屋浦里」を作り、後に歌舞伎化もされています。
【タモリの旅のエピソード】
「旅に行くならどこ?」の話題では、タモリが「笑っていいとも!」出演時は多忙で海外旅行に行けなかったと振り返りました。最近は「ブラタモリ」などで海外に行くことも増えたそうです。また、タモリの自宅には映写室があり、内村と鶴瓶で「スター・ウォーズ」を鑑賞したこともあるとのこと。その際、タモリは「ターミネーター」のモノマネとして全裸になったというエピソードも披露されました。
【今年の目標】
タモリは「目標を持たないのが目標」と語り、内村・鶴瓶も特に目標はないとコメントしました。
【正月の縁起物「ブリ」】
西日本では正月に「嫁ブリ」として、結婚した夫婦が初めて迎える正月に丸ごと一本のブリを贈る風習があります。富山県の辻井さん夫妻が13kgのブリとともに登場。夫の辻井さんは元警察官で、現在は板前として活動中。スタジオで刺身として調理し、大根おろしを添えて振る舞われました。
【年明けうどん】
「年明けうどん」は、2008年に香川の讃岐うどん業界が始めた新年の風習で、紅白に見立てた赤い具材(紅生姜やいくらなど)が特徴です。知名度向上のため、香川県高松市でうどんサミットが開催されており、赤いあんもちなど地域によって具材が異なることが紹介されました。タモリは「具材を明確に決めるべき」とアドバイスしました。
【VRバンジーマシン】
バヌアツ共和国の伝統的なバンジージャンプをモデルにしたVRバンジーマシンが紹介されました。うつ伏せでマシンに乗り、VRゴーグルを装着して体験する仕組み。タモリと鶴瓶は体験を拒否しましたが、佐藤アナが挑戦。風を感じるほどのリアリティがありました。
まとめ
「タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会」は、笑いと美味しさ、そして感動が詰まった1時間の特別番組です。内村光良の貴重なエピソードや正月らしい縁起物グルメの紹介、さらにはバンジージャンプでのハプニングなど、見逃せない内容が満載です。
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