20分で晩ごはん!時短でも大満足の「リングシューマイの献立」|3月10日放送
忙しい毎日でも、手軽に美味しい晩ごはんが作れたらうれしいですよね。3月10日放送の「きょうの料理」では、料理研究家の重信初江さんが、たった20分で作れる満足感たっぷりの献立を紹介します。メインは包まずに作れる「リングシューマイ」!フライパンで蒸し上げるだけで、手間をかけずに本格的な味わいが楽しめます。さらに、シューマイを蒸している間に副菜2品も同時に仕上げることで、短時間でもバランスの良い食卓に。
番組では、重信さんが日々実践している時短テクニックもたくさん登場します。切る作業をまとめることで調理時間を短縮したり、下ごしらえの順番を工夫することで効率よく3品同時進行できるのがポイントです。料理研究家ならではの技が詰まったこの献立、ぜひチェックしてみてください!
リングシューマイとは?
シューマイといえば、ひとつひとつ皮で包むイメージですが、「リングシューマイ」はちょっと違います。お肉のタネをリング状にまとめ、その上にシューマイの皮を散らすだけ。包む手間が省けるだけでなく、蒸し上がりもふんわりジューシーになります!フライパンひとつで作れるので、蒸し器がなくても大丈夫です。
また、春キャベツを敷いて蒸すのもポイント。キャベツの甘みと水分で、シューマイがふっくら仕上がるだけでなく、蒸し上がったキャベツも美味しい付け合わせに!無駄なく食材を活用できるので、一石二鳥のレシピです。
材料(2人分)
- シューマイの皮 …15枚(5mm幅に切る)
- 豚ひき肉 …200g
- 木綿豆腐 …150g(キッチンペーパーで水切り)
- えのきだけ(小) …1/2袋(50g・1cm幅にカット)
- しょうが …1/2~1かけ(すりおろし)
- 春キャベツ …1/4個の外側3~4枚(50g・大きめにちぎる)
- 練りがらし …適宜
- しょうゆ …適量
A(調味料)
- 酒 …大さじ1
- しょうゆ …大さじ1/2
- ごま油・片栗粉 …各小さじ1
- 塩・こしょう …各少々
作り方
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キャベツの準備
フライパンにちぎった春キャベツを敷く。キャベツをクッション代わりにすることで、シューマイが焦げつかず、ふっくら蒸し上がる。 -
具材の下ごしらえ
えのきだけは1cm幅にカット、豆腐はキッチンペーパーでしっかり水切りする。シューマイの皮は5mm幅にカットしておく。 -
タネを作る
ボウルにすりおろしたしょうが、豚ひき肉、【A】を入れ、粘りが出るまでしっかり混ぜる。さらに、えのきだけと豆腐を加えて均一になるまで練る。 -
リング状に成形
キャベツを敷いたフライパンにタネをドーナツ状にのせる。中央に穴を開けて広げ、背の低いリング状にする。上からシューマイの皮をまんべんなく散らす。 -
蒸し上げる
水カップ2/3を全体に回しかけ、フタをして強火で加熱。蒸気が出たら中火にして8~9分蒸し、水分がなくなったら完成! -
仕上げ
お好みでからしじょうゆを添えると、ピリッとした辛味がアクセントに。
ちぎりキャベツの明太子あえの作り方・レシピ
春キャベツの甘みと明太子のピリッとした辛さが絶妙に合わさる「ちぎりキャベツの明太子あえ」。短時間で作れるので、忙しい日でも手軽に一品追加できます。キャベツは手でちぎることで断面が粗くなり、味がよくなじみます。また、明太子は包丁を使わず料理ばさみで切ることで、均一になりすぎず、プチプチとした食感が残るのもポイントです。
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キャベツの下ごしらえ
- 春キャベツは一口大にちぎる。手でちぎることで、ドレッシングや調味料が絡みやすくなり、食感がよくなります。
- 太い軸の部分は薄切りにする。葉と一緒に食べることで、歯ごたえの違いが楽しめます。
- ボウルにキャベツを入れ、塩をふって軽くもむ。塩を加えることでキャベツの水分が適度に抜け、しんなりして味がなじみやすくなります。
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味付けをする
- ごま油をふって混ぜる。ごま油の風味がキャベツの甘さを引き立て、明太子とも相性抜群です。
- 軽く混ぜて、全体に油がまんべんなくなじむようにします。この段階でキャベツの食感を確認し、しんなりしすぎないように注意しましょう。
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明太子を加える
- からし明太子を料理ばさみで5mm幅に切りながらボウルに加える。この方法なら、まな板や包丁を汚さずに済み、明太子の粒々感も残せます。
- 明太子の皮もそのまま加えると、所々に塊が残り、食べごたえのある仕上がりになります。
- 全体をサッと混ぜ、キャベツに明太子がほどよく絡むようにします。混ぜすぎると明太子が潰れてしまうので、ざっくりと和えるのがポイントです。
完成したらすぐに食べてもおいしいですが、少し時間をおくとキャベツがさらにしんなりし、味がなじみます。春キャベツならではの柔らかい食感と甘みを活かしたシンプルなレシピなので、食卓にもう一品欲しいときにもぴったりです。
ピーラーにんじんと卵のスープの作り方・レシピ
にんじんをピーラーで薄くリボン状にすることで、火の通りが早く、スープにしっかりと馴染みます。さらに、卵のふんわり感が加わることで、やさしい口当たりに仕上がります。えのきだけのシャキシャキ感と一緒に、さっぱりとした味わいが楽しめるスープです。
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えのきだけの下ごしらえ
- えのきだけは根元を切り落とす。根元部分は固くて食べづらいため、しっかり取り除きます。
- 3cm長さに切り、手で軽くほぐす。ほぐしておくことでスープに均一に広がり、食べやすくなります。
- 鍋に入れておくと、調理がスムーズに進みます。
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にんじんをピーラーでカット
- ピーラーを使って、にんじんをリボン状に薄く削る。できるだけ薄くすることで、火の通りが早くなります。
- 厚みがある部分が残ってしまった場合は、包丁で薄くスライスするのもおすすめです。
- 薄くカットされたにんじんは、見た目も華やかで、スープ全体が明るい色合いになります。
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スープを煮る
- 鍋にAの材料(水、顆粒チキンスープの素、塩)を加える。チキンスープの素が溶けやすいように、最初によく混ぜておくのがポイントです。
- 中火にかけて加熱し、にんじんとえのきを一緒に煮ます。にんじんは薄いので、すぐに柔らかくなります。
- 煮立ったら軽く混ぜる。あまり強く混ぜすぎると、にんじんが崩れやすくなるので、やさしく混ぜるのがコツです。
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卵をふんわり仕上げる
- 卵をしっかり溶いて、鍋に回し入れる。
- 火をやや強めにすると、卵がふわっと広がりやすいです。火力が弱すぎると、卵が沈んでしまうことがあるので注意しましょう。
- 卵を入れたらすぐにかき混ぜず、30秒ほど待つ。そうすることで、大きめのふんわりとした卵ができ、食感が良くなります。
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仕上げの香りづけ
- ごま油を加えて火を止める。最後に入れることで、風味がしっかりと残ります。
- 器に盛り、仕上げに黒こしょうをふる。黒こしょうの香りがアクセントになり、味に深みが出ます。
完成したスープは、にんじんの甘みとチキンスープの旨み、ふんわり卵の優しい味わいが特徴です。ごま油の香りが加わることで、より奥行きのある味に仕上がります。時間がない時でも簡単に作れるので、朝食や軽い食事にぴったりです。
まとめ
リングシューマイの献立は、シューマイを包まずにリング状にすることで、手間を省きながら美味しさもアップする時短レシピです。フライパンひとつで作れるので、忙しい日にもぴったり!さらに、副菜も並行して作ることで、たった20分で3品完成するのが嬉しいポイントです。
料理研究家の重信初江さんが紹介する時短テクニックを活用すれば、毎日のごはん作りがもっとラクに、もっと楽しくなりますね。ぜひ試してみてください!
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