最終回の全内容を完全網羅!星野源×高畑充希×藤井隆ら豪華キャストで送る音楽と感動の90分生放送|2025年3月27日NHK総合
2025年3月27日(木)、NHK総合にて放送された『おげんさんといっしょ ファイナル』は、2017年から続いた異色の音楽番組の締めくくりとして、これまでの歴史をぎゅっと詰め込んだ90分の生放送となりました。星野源さんが演じる“おげんさん”とその家族に扮した豪華出演者たちが、音楽とトークで番組の世界観をたっぷり届けてくれました。今回はシリーズ第7弾にして最終回、最後の生放送ということで、SNS上では事前から注目が集まり、X(旧Twitter)では関連ワードがトレンド入りするほどの反響を呼びました。この記事では、放送内容すべてをわかりやすく振り返ります。
「おげんさんといっしょ ファイナル」
そして後夜祭まで、ご覧いただきありがとうございました!皆さんからの沢山のメッセージをリアルタイムで受け取りながら走り抜けた3時間🐭
長年、“おげんさん”を愛していただきありがとうございました。ご感想は引き続き #おげんさん までお待ちしています! pic.twitter.com/giHggqK3lp
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) March 27, 2025
オープニングは家族全員そろってのあいさつから
放送は、おげんさんファミリーによるにぎやかなオープニングトークから始まりました。長女・隆子(藤井隆)は就職が決まったことを報告し、お祝いムードに包まれたスタート。おげんさんはバンドメンバーたちを「子どもたち」として紹介し、いつものアットホームな雰囲気が画面いっぱいに広がります。
その後、ファミリーで「SUN」を披露。おなじみの楽曲に自然と体がリズムを刻み、視聴者も一緒に口ずさめるような楽しい時間でした。さらに番組では、視聴者に向けて「#おげんさん」とつけて投稿する呼びかけもあり、リアルタイムで一緒に楽しむ空気が作られていました。
おとうさんの夢と“架純おばあちゃん”からの手紙
次のトピックは、おとうさん(高畑充希)の夢にまつわるエピソード。おとうさんは念願だったミュージカル映画の吹き替えに挑戦したことを明かし、「人の口に合わせるのがとても難しかった」とその苦労も語りました。
続いて紹介されたのは、架純おばあちゃん(有村架純)からおとうさん宛に送られた感動的な手紙。番組への想いや家族のつながりが伝わる内容で、スタジオはしんみりとした空気に包まれました。おとうさん自身も、「この番組は仕事なんだけど、どこよりもリラックスできる不思議な場所」と語り、番組への深い愛情を感じさせる場面でした。
この流れで、おげんさんとおとうさんが一緒に「Family Song」を歌い上げ、しっとりとした感動的な空気を作り出しました。
隆子の就職祝いパーティーが華やかに開催
舞台は一転して、隆子の就職を祝うパーティーシーンへ。会場となったのは、育ての親・豊豊さん(松重豊)が営むお店。そこに登場したのは、おげんさんの兄(飯尾和樹)。そして、突然アイドルの雅マモル(宮野真守)が現れ、「恋はホップステップジャンプ」を熱唱。パーティーは一気に盛り上がりを見せました。
さらに、視聴者から寄せられたお祝いメッセージも紹介され、隆子は感謝の気持ちを込めたスピーチを披露。そのあとに歌ったのは、元気いっぱいの「ナンダカンダ」。家族と視聴者のあたたかい気持ちがつながる、笑顔あふれる時間でした。
「サブスク堂」で語られる偏愛音楽トーク
番組の名物コーナー「おげんさんのサブスク堂」では、豊豊さんが最近ハマっている音楽として井上園子「常磐炭坑節」を紹介。ブルーグラスやヨーデル、美空ひばりの要素も入っていると熱弁し、音楽への深い愛情が伝わってきました。
おげんさんのイチ推しはMC Taniguchi「やっていこう」。星野源さんの楽曲「創造」と似た雰囲気があると感じたそうで、「全世代が楽しめる曲」と絶賛。
そしてテーマは「別れの曲」へ。
・おげんさんの選曲は小泉今日子「あなたに会えてよかった」。この曲が持つ切なさを「トラウマ級」と表現。
・豊豊さんの選曲はフジコ・ヘミング「月の光(ドビュッシー)」。この曲はエンドロールにも使用され、「ここから始まる気がする」と意味深な言葉も添えられました。
羽生結弦から届いたスペシャルメッセージ
ここで、おげんさんの弟・ゆづこと羽生結弦さんからのサプライズ。過去におげんさんが「人生の一曲」と語っていた「Danny Boy」にあわせて、美しい演技を披露する映像が紹介され、特別な時間が流れました。
三浦大知が語る“解放の場所”と圧巻のダンス
おげんさんがかつて心を動かされたという「夢であいましょう」のダンスコーナー。その流れを受けて、三浦大知さんが登場し、「この番組はすべてを忘れて自由になれる場所だった」と語りました。
おげんさんのリクエストで披露された楽曲は「飛行船」。孤独だけど孤独ではない——そんな感覚をダンスで表現するステージに、スタジオも画面越しの視聴者も引き込まれていきました。
ねずみが語る番組への想い
番組のナビゲーターでもあるねずみ(宮野真守)は、最初に出演オファーが来たときの驚きや戸惑いを振り返りながら、「この番組のおかげでたくさんの人に知ってもらえた」と感謝の気持ちを述べていました。ファミリーとしての成長と絆が感じられる場面でした。
ビヨンセに扮した渡辺直美がNYから中継出演
番組の終盤には、ニューヨークからビヨンセに扮した渡辺直美さんが登場。ルネッサンスシリーズの3部作目について話したり、視聴者のメッセージを紹介したりと、明るい笑顔で番組を盛り上げてくれました。
最後は「Hello Song」でしめくくり
番組のラストはファミリー全員で「Hello Song」を披露。笑顔と感動があふれるエンディングとなり、まさに『おげんさんといっしょ』という番組の魅力をすべて詰め込んだフィナーレでした。
この最終回を通して、出演者たちが語る言葉、選ぶ曲、交わす表情のすべてから、この番組がどれだけ愛され、そして自由で特別な場所だったかが強く伝わってきました。録画していない人も、再放送や配信でぜひチェックしてみてください。後夜祭の生放送や舞台裏配信もお見逃しなく。
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