豚肉のキャベツチーズ巻き照り焼き&キャベツのしらすのりあえサラダ
2025年4月22日(火)のNHK「あさイチ」内の人気コーナー「みんな!ゴハンだよ」では、料理研究家・重信初江さんによる春の食材を使ったおかず2品が紹介されました。春の旬食材であるキャベツを使って、ボリュームたっぷりの主菜「豚肉のキャベツチーズ巻き照り焼き」と、あっさりとした副菜「キャベツのしらすのりあえサラダ」が登場し、家庭で手軽に作れる春の献立が提案されました。
ボリューム満点!豚肉のキャベツチーズ巻き照り焼きのレシピ
春キャベツをたっぷり使ったこちらのレシピは、豚肉でキャベツとチーズを巻き、香ばしく焼いて甘辛だれを絡めた一品です。香ばしい豚肉の中に、しっとりとしたキャベツとチーズが詰まっており、見た目の満足感と食べごたえの両方を兼ね備えています。
材料(8人分)は以下のとおりです。
・豚ロース肉(薄切り) 8枚
・春キャベツ 250g(芯を除き5mm幅に切る)
・青じそ 5枚(半分に切って5mm幅に切る)
・塩 小さじ1/3
・ピザ用チーズ 50g
・小麦粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
調味料A(合わせておく)
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・粒マスタード 小さじ1
作り方は次のとおりです。
・まず、キャベツと青じそをポリ袋に入れて塩をふり、15〜20分ほどもみながら置き、水けを出します。水けが出たらしっかり絞って8等分に分けておきます。
・豚ロース肉を1枚ずつ広げ、手前にキャベツと青じそのミックス、チーズをのせて巻いていきます。同じものを全部で8本作り、全体に茶こしで小麦粉をまぶします。
・フライパンにサラダ油を熱し、巻き終わりを下にして中火で焼きます。全体を4〜5分ほどかけて転がしながら焼き、火を通します。
・出た余分な油は紙タオルでふき取り、合わせておいたAの調味料を回しかけ、中火で汁けがなくなるまでからめて完成です。
粒マスタードのアクセントが効いた甘辛だれと、チーズのコク、そして春キャベツのやわらかい食感が絶妙にマッチした、ごはんのすすむ一品です。
火を使わず簡単!キャベツのしらすのりあえサラダ
副菜には、同じく春キャベツを使った「キャベツのしらすのりあえサラダ」が紹介されました。火を使わずに作れる手軽さと、さっぱりとした味わいで主菜との相性も抜群です。
材料(2人分)
・春キャベツ 150g
・釜揚げしらす 40g
・焼きのり(全形1枚をちぎる)
調味料A
・塩 小さじ1/4
・ごま油 小さじ1
・こしょう 少々
作り方は次のとおりです。
・キャベツは一口大にちぎり、芯の部分は薄切りにしてボウルに入れます。塩・ごま油・こしょうを加え、手で軽くもみ込みながらしんなりさせます。
・そこに釜揚げしらすと焼きのりを加えて全体を和えれば完成です。
しらすのやさしい塩気と、のりの香ばしさ、ごま油のコクが合わさって、素材のうまみを引き立てる一皿になります。すぐに作れて、箸休めにもぴったりです。
このサラダは、冷蔵庫にある材料だけでも手軽に再現できるので、もう一品ほしい時にぴったりです。
春キャベツを主役に、重信初江さんならではのバランス献立
どちらのレシピにも共通しているのは、旬の素材を無駄なく使い、味つけはしっかり、それでいて手順はシンプルであることです。重信さんらしい、やさしさと再現性のあるレシピに仕上がっていました。
・ボリュームのある主菜×あっさり副菜という組み合わせで、満足感とバランスを両立
・調味料や材料はどれも身近なもので構成され、特別なものを買い足さなくても作れる
・作り方が明確で、料理初心者でも手軽に挑戦できるレシピ構成
今回のレシピは、ごはんがすすむ主菜と、さっぱり副菜の組み合わせで、春の食卓を彩る理想的な献立です。お弁当や作り置きにも活用できる内容で、毎日の食事にすぐ取り入れたくなるはずです。
この記事は、2025年4月22日放送のNHK『あさイチ』“みんな!ゴハンだよ”の内容をもとに作成しています
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