杉本雄さんの卵レシピ3選!プレーンオムレツ・パンキッシュ・卵サンド|2025年4月7日放送分
2025年4月7日(月)放送のNHK「きょうの料理」では、有名ホテルの総料理長・杉本雄さんが登場し、春にぴったりの卵料理を3品紹介しました。タイトルは「ランラン♪ウフ♪春の卵レシピ」。見た目も味わいも華やかな卵料理が並び、食卓を彩るアイデアが満載の内容です。基本の「プレーンオムレツ」から、ワザありの「パンキッシュ」、そしてマスタードバター香る「卵サンド」まで、どれも家庭で作れる工夫がたっぷりです。この記事では、放送で紹介された3品のレシピを、材料と作り方に分けてわかりやすくまとめます。
プレーンオムレツ
トロッととろける黄金色のオムレツは、卵料理の王道。表面はつるんとなめらか、中は半熟でふんわり。
●材料(1人分)
・卵…3コ
・好みのゆで野菜…適量(例:まいたけ、にんじん、ブロッコリーなど)
・バター…10g
・塩・こしょう…各適量
●作り方
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卵を割って溶き、ざるでこします。塩・こしょうを加えて混ぜます。
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表面加工された直径20cmのフライパンにバターを入れて中火にかけます。
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バターが泡立ったら卵液を一気に流し入れます。
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ゴムべらで細かく混ぜながら、半熟のスクランブル状にします。
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フライパンを前後に揺すりながら卵を外側から内側に寄せていきます。
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フライパンを約45度傾け、手前から卵を折りたたみます。
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奥側からも折りたたんで、木の葉型に整えます。
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上下を返し、つなぎ目を焼き、形を整えて器に盛ります。
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好みのゆで野菜を添えて完成です。
ゆで卵とサーモンのパンキッシュ
食パンでつくるおしゃれなキッシュ。半熟卵がとろりと顔をのぞかせ、見た目も楽しい一品。
●材料(2人分)
・食パン(3.5cm厚さ)…1枚(1/3斤)
・卵…1コ(ゆで卵用)
・スモークサーモン…40g
・ほうれんそう…1/4ワ(約50g)
・にんにく(半分に切る)…1かけ分
・タイム…2枝
・バター…45g
・塩・こしょう…各適量
〈卵液〉
・卵…3コ
・プレーンヨーグルト(無糖)…150g
・パルミジャーノ・レッジャーノチーズ…70g(市販の粉チーズでも可)
●作り方
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ほうれんそうを5cmに切り、水けをよくきります。
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食パンは耳から1cm内側に切り込みを入れ、中をスプーンでへこませます。
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卵は冷蔵庫から出して5分ゆで、冷水で冷やして殻をむき、縦半分に切ります。
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フライパンにバター30gを溶かし、にんにくとタイムを加えて香りを出します。
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食パンを入れて底面に焼き色がついたら取り出します。
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同じフライパンでバター15gを使い、ほうれんそうを炒め、塩・こしょうで調えます。
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ボウルに卵3コを割り入れて混ぜ、ヨーグルト、チーズの順に加えてよく混ぜます。塩・こしょうで味を調整します。
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パンの器に卵液を少し注ぎ、炒めたほうれんそう→卵液→サーモン→卵液→ゆで卵の順に重ね、残りの卵液を注いでチーズをふります。
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180℃のオーブンで25分焼き、焼き色がついたら取り出して切り分けます。
手づくりマヨネーズ
卵を丸ごと使ってつくる、やさしい味わいのマヨネーズ。ハンドブレンダーを使えば初心者でもなめらかに仕上がります。
●材料(つくりやすい分量)
・卵…1コ(正味約55g)
・フレンチマスタード…20g
・サラダ油…80〜120g
・酢…小さじ2
・塩…小さじ1/2
・こしょう…適量
●作り方
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鍋に湯を沸かし、酢少々(分量外)を加え、冷蔵庫から出した卵を7分間ゆでます。
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氷水にとって冷やし、殻をむきます。これで半熟の状態になります。
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ゆでた卵をボウルかガラス容器に入れ、マスタード・酢・塩・こしょうの順に加えます。
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ハンドブレンダーで卵の形がほとんどなくなるまでかくはんします。
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サラダ油をまず大さじ1だけ加えて混ぜます。
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残りのサラダ油を少しずつ加えながら、その都度ハンドブレンダーでかくはんし、徐々にマヨネーズの堅さを出していきます。
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スプーンですくい上げたときにたれ落ちないくらいの堅さになれば完成です。
手づくりならではのまろやかでミルキーな風味が魅力。サンドイッチやサラダだけでなく、ディップやソース代わりにも使えます。保存は冷蔵庫で2〜3日が目安です。
手づくりマヨネーズの卵サンド
マスタードバターと手づくりマヨネーズが決め手。ホテル風のリッチな味わいが楽しめるサンドイッチ。
●材料(2人分)
・サンドイッチ用食パン(8mm厚さ)…3枚
・卵…1コ(固ゆで)
・手づくりマヨネーズ…大さじ3
・トマト…1/2コ(約70g)
・ベーコン(薄切り)…4〜5枚(約50g)
・レタス…2枚(約20g)
〈マスタードバター〉
・無塩バター(常温)…30g
・フレンチマスタード…10g
●作り方
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バターにマスタードを加えてマスタードバターを作ります。
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食パンは両面を焼き、マスタードバターをパン2枚の片面に5gずつ、残り1枚は両面に塗ります。
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卵を12〜13分ゆでて固ゆでにし、冷水で冷やして8等分に切ります。
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フライパンでベーコンを軽く焼き、トマトは3mm厚にスライスします。
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パン1枚にレタス、ゆで卵、マヨネーズの半量をのせます。
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マスタードバターを両面に塗ったパンを重ね、トマトとベーコンをのせます。
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残りのマヨネーズをのせて、最後のパンを重ねます。
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食べやすい大きさに切って器に盛ります。
どの料理も、春の食材や手軽な材料を使いながら、本格的な味わいに仕上げる工夫が詰まっています。杉本雄さんの丁寧なレシピ解説で、家庭でもホテルのような味を再現できるのが魅力です。見た目の華やかさもポイントなので、特別な日の朝食やランチにもぴったり。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
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