カーネーションに込めた“ありがとう”の旅
今回の「サンクスonデリバリー」は、コロンビアの花農家にスポットを当てた内容でした。私たちの生活に身近なカーネーション。その多くが海外、特にコロンビアから届いていることをご存知でしょうか?番組では、花の生産現場や人々の暮らし、そして感謝の気持ちを届ける様子を丁寧に紹介していました。
コロンビアは世界一のカーネーション生産国
最初に訪れたのは、カーネーションの生産地として知られる南米・コロンビア。首都ボゴタから郊外にある農園を訪ねました。現地で出迎えてくれたのは社長のホルヘさん。彼の農園からは年間1600万本ものカーネーションが日本に輸出されているそうです。これは生産量全体の約45%にもあたります。
コロンビアの気候は一年を通して安定しており、同じ場所で継続的に栽培ができるのが特徴です。農園では栽培から出荷までを一貫して行っており、特に品質管理には力を入れていました。収穫された花はすぐに冷蔵室に保管され、鮮度を保ったまま日本に届けられます。
花農家で働く人々の暮らしと背景
出荷部門で働くジェニフェルさんは、シングルマザーとして娘を育てながら働いています。農園の支援もあり、安定した生活が送れるようになったといいます。休日には娘や職場の仲間とホームパーティーを開くなど、温かい時間を大切にしていました。
もう一人紹介されたのはアミンタさん。かつて内戦の影響で6歳のときに故郷を離れ、避難生活を余儀なくされた経験を持っています。そんな彼女が安定を手に入れたのも花農園での仕事でした。ここでの収入で自宅も建て、今では自立した生活を送っています。農園は、社会的に弱い立場にあった人たちの支えにもなっていることが伝わってきました。
母の日の出荷を支える緊迫の現場
番組では、母の日に向けた出荷の最終日に密着しました。この日は注文された本数が不足するトラブルが発生。1500本を3時間以内に収穫しなければならないという状況に。スタッフたちは一致団結し、追加でジェニフェルさんたちも収穫作業に加わりました。その結果、無事に出荷に間に合い、大切な日を迎える準備が整いました。
日本からの“ありがとう”の気持ちを届ける
スタジオでは、そんな彼女たちに向けて、日本の人々からの感謝のメッセージを伝えました。映像が流れた後、スタジオには拍手が起こり、視聴者にも温かな気持ちが広がりました。また、出演者たちは自分の家族への感謝の伝え方について話しました。豆原さんは母親に向けた歌について語り、AIさんは子どもたちからの“ありがとう”の言葉について触れていました。
45年間花を届け続けた“カーネーションおじさん”
番組の最後には、日本でカーネーションを届け続けた田知行義久さんの活動も紹介されました。鹿児島県三島村に45年間、花を無償で届けてきた田知行さん。78歳となった今年、その活動に一区切りをつけることを決めました。最後のプレゼントには、コロンビア産のカーネーション100本を持参。美しい島の風景とともに、感謝の思いを花に託す様子が描かれました。
【放送日】2025年7月16日
【番組名】サンクスonデリバリー
【出演者】佐藤隆太、AI、福田麻貴(3時のヒロイン)、豆原一成(JO1)
【放送局】NHK総合(19:57〜20:42)
出典:NHK番組公式サイト・放送内容より
https://www.nhk.jp/p/ts/98XWK4J5GZ/
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