おかず青年隊の絶品みそレシピ特集
結成14年目の「おかず青年隊」が久しぶりに登場!2025年1月13日放送のNHK「きょうの料理」では、「みそ」をテーマに体が芯から温まる3つの絶品レシピが紹介されました。きじまりゅうたさんの「豚だんごのピリ辛みそ鍋」、陳建太郎さんの「みそ担々麺」、柳原尚之さんの「納豆汁」と、寒い冬にぴったりなレシピが勢揃いです。本記事では、これらのレシピの詳細やポイントについて解説します。
味噌には普段の食事で不足しがちなビタミンやミネラルが豊富に含まれています。 中でもビタミンEや大豆サポニン、食物繊維など美容にうれしい成分も手軽に補えます。 美容目的として取り入れたい場合は、肉や魚、豆腐などのタンパク質や野菜を加えた具沢山の味噌汁にして、毎日食べるのがおすすめです。2022/10/31
豚だんごのピリ辛みそ鍋|きじまりゅうたレシピ
調理時間と栄養情報
調理時間: 20分(鍋つゆを置く時間を除く)
エネルギー: 350kcal
塩分: 3g(煮汁4/3量で計算)
材料(2~3人分)
- 豚ひき肉: 200g
- 焼き豆腐: 1丁(300g)
- 大根: 200g
- キャベツ: 1/4個(200~300g)
- 生しいたけ: 4枚(50g)
- にんにく: 2かけ
- にら: 1/2ワ(50g)
【鍋つゆ】
- 昆布: 15cm長さ1枚
- 削り節: 4g
- 水: カップ4
- みそ: 大さじ4
- みりん: 大さじ2
- 豆板醤: 小さじ1/2~1
- 塩: 少々
【A】肉ダネ用
- 片栗粉: 大さじ2
- 塩: 小さじ1/4
【トッピング】
- ラー油: 適量
- こしょう: 適量
- 白ごま: 大さじ1/2
作り方
鍋つゆの準備
昆布、削り節、水、みそ、みりん、豆板醤、塩をボウルに入れてよく混ぜる。30分~一晩寝かせることで、昆布や削り節の旨味が十分に引き出され、味わい深い鍋つゆが完成します。特に時間がある場合は、一晩寝かせるとさらにコクが増します。
具材の下準備
大根は厚めに皮をむき、7~8mmの半月切りにすることで、火の通りが均一になり、鍋つゆの旨味をしっかり吸収します。キャベツのザク切りは食感を楽しむポイントで、大きさを調整してください。しいたけはそぎ切りにすることで、旨味がスープに出やすくなります。にらは鍋の仕上げに彩りを添えるため、最後に加えるタイミングを意識してください。
肉ダネの準備
焼き豆腐を1/4量崩して加えることで、豚ひき肉にふんわりとした食感を与えます。片栗粉を混ぜる際は、練り込むようにしっかりと混ぜて粘りを出すと、煮崩れしにくくなります。
鍋で具材を煮る
土鍋に準備した具材(大根、キャベツ、しいたけ、にんにく)を均等に配置し、【鍋つゆ】を注ぎます。中火で加熱し、沸騰したら昆布を取り出します。昆布は煮すぎると苦味が出るため、タイミングを見計らって取り除くのがポイントです。
肉ダネを投入
スプーンを使って肉ダネを丸め、鍋にそっと入れます。一口大の焼き豆腐も加え、ふたをして弱めの中火で6分間じっくり煮ます。このとき、肉ダネがスープの旨味を吸収しながらふっくらと仕上がります。
仕上げ
にらを加えてさっと火を通し、ラー油やこしょう、白ごまをふりかけます。ラー油は辛さを調整するため、お好みで量を加減してください。仕上げに白ごまを散らすことで、香ばしさと見た目のアクセントが加わります。
ポイント
焼き豆腐を活用した肉ダネの秘密
焼き豆腐を肉ダネに加えることで、ふんわりと柔らかい食感が生まれます。これは、豆腐の水分と豚ひき肉の脂分が混ざり合い、絶妙なバランスを生むためです。
豆板醤で辛さを調整
辛い味が苦手な方は、豆板醤を小さじ1/2以下に減らすと、みその甘味をより引き立たせることができます。逆に辛さを楽しみたい場合は、小さじ1以上に増やして、ラー油も多めにふりかけるのがおすすめです。
鍋つゆの寝かせ時間が味を決める
昆布と削り節の旨味が鍋つゆにしっかり移るため、寝かせる時間を確保するのが重要です。時間がない場合でも最低30分は寝かせることで、味に深みが生まれます。
見た目と食感を楽しむトッピング
ラー油と白ごまのトッピングは、辛さと香ばしさをプラスするだけでなく、彩りも良くなります。特に白ごまを軽く炒ってから散らすと、香りが一層引き立ちます。
この鍋料理は、手軽な材料でありながら深い味わいが楽しめる一品です。家庭でぜひ試してみてください。
みそ担々麺|陳建太郎レシピ
2025年1月13日放送のNHK「きょうの料理」では、陳建太郎さんによる「みそ担々麺」が紹介されました。みそと豆板醤の絶妙なバランスが特徴で、香ばしさとうま味のあるひき肉に、まろやかでコクのあるスープが絡む一品です。ピリッとした辛みが後を引き、寒い季節にぴったりの料理です。
調理時間: 約20分
材料(2人分)
- 中華麺: 2玉
- 豚ひき肉: 160g
- たまねぎ: 小1/2個(80g)
- にら: 1/2ワ(60g)
- 卵: 1個
【A】
- みそ: 大さじ2
- 豆板醤: 大さじ1~2
- にんにく: (すりおろし) 小さじ1/2
【B】
- 水: カップ4
- 酒: 大さじ1
- しょうゆ: 大さじ1
- 顆粒チキンスープの素(中華風): 小さじ1
- こしょう: 少々
- 白ごま: 大さじ1
作り方
たまねぎは縦に5~6mm幅に切る。にらは5mm幅に切る。卵はボウルに割りほぐしておく。
深めのフライパンに豚ひき肉を広げて入れ、中火で炒める。ひき肉がパラパラになってきたら、【A】のみそ・豆板醤・すりおろしにんにくを加える。香ばしい香りが立つまでさらに炒め、豆板醤の辛みが全体に行き渡るようによく混ぜる。
脂が透き通ってきたら、たまねぎを加え、しんなりとするまで炒める。火が通ったら【B】の水・酒・しょうゆ・顆粒チキンスープの素・こしょうを加える。
煮立ったらにらを加え、さらに1~2分ほど煮る。
溶き卵を回し入れ、白ごまを加えて火を止める。
別鍋でたっぷりの湯を沸かし、中華麺を袋の表示どおりに茹で、湯をしっかり切る。
丼に中華麺を入れ、先ほどのスープと具材を注ぎ入れて完成。
ポイント
ひき肉はパラパラに炒めることで、豆板醤やみその風味がしっかり絡みます。豆板醤の量は辛さの好みに応じて調整してください。
たまねぎはしっかり火を通して甘みを引き出すと、スープ全体のコクが深まります。
にらは加熱しすぎると食感が損なわれるため、最後のタイミングで加えるのがポイントです。
白ごまを入れることで、スープに香ばしさが加わり、より風味豊かに仕上がります。
陳建太郎さんの「みそ担々麺」は、ひき肉の旨味とみそのコク、豆板醤の辛みが絶妙に合わさった冬にぴったりの一品です。
納豆汁|柳原尚之レシピ
2025年1月13日放送のNHK「きょうの料理」では、柳原尚之さんによる「納豆汁」が紹介されました。みそ・納豆・豆腐・油揚げの4つの大豆製品が一椀に詰まった、栄養価の高い汁物です。たんぱく質豊富で、寒い冬に体を芯から温めてくれる一品です。納豆の粘りで保温効果があり、冷めにくいのも特徴です。
調理時間: 約20分
材料(3~4人分)
- 納豆: 1パック(50g)
- 豚こま切れ肉: 60g
- 木綿豆腐: 1/2丁(150g)
- 油揚げ: 1枚(30g)
- 絹さや: 8枚
【A】
- だし: カップ3
- みそ: 55g(約大さじ3)
作り方
豆腐は2cm角に切る。形を揃えることで、見た目も美しく仕上がり、均等に火が通る。
油揚げはざるにのせて熱湯を回しかける。これにより余分な油を落とし、すっきりとした味わいに仕上がる。粗熱が取れたら長さを半分に切り、5mm幅の細切りにする。
絹さやは筋を除き、沸騰した湯でさっと茹でる。火が通り過ぎると色が悪くなるため、短時間で引き上げ、湯を切って斜めに2~3等分にカットする。
豚こま切れ肉は3cm幅に切る。大きすぎると火が通りにくく、小さすぎると肉の旨味が逃げやすいため、このサイズが最適。
納豆はラップで挟んでまな板にのせ、包丁の背で細かくたたく。さらにボウルに移し、菜箸で空気を含ませるようにかき混ぜる。納豆が白っぽくなり、粘り気が増すまで混ぜるのがポイント。
鍋に【A】のだしを入れて中火で加熱する。沸騰する前にみそを溶き入れ、しっかりと混ぜて均一にする。みそは高温で加熱しすぎると風味が飛ぶため、火加減に注意する。
納豆の入ったボウルにだしをカップ1ほど少しずつ加え、納豆の粘りを和らげながら混ぜる。これにより納豆がだしになじみ、風味が引き立つ。
ボウルの納豆を鍋に戻し入れ、中火で温める。豚肉を加え、色が変わって火が通るまでしっかり煮る。豚肉の脂が出ることでコクが増す。
豆腐と油揚げを加え、さっと温める。豆腐は長時間加熱せず、崩れないよう優しく混ぜるのがポイント。
器に盛り付け、仕上げに絹さやを散らして完成。絹さやの緑が鮮やかで、見た目にも美しい仕上がりになる。
ポイント
納豆の粘りを最大限に生かすため、包丁で細かくたたいた後に空気を含ませるように混ぜることが大切。これにより、汁にとろみが出て冷めにくくなります。
油揚げは湯通しすることで余分な油を落とし、味噌汁全体のバランスが整います。
みそは煮立たせすぎず、優しく加熱することで風味豊かに仕上がります。
この納豆汁は、みそ・豆腐・油揚げ・納豆と、大豆の栄養が詰まった一品です。寒い季節の朝食や夕食にぴったりです。
まとめ
1月13日放送の「きょうの料理」では、豚だんごのピリ辛みそ鍋、みそ担々麺、納豆汁の3つの絶品みそレシピが紹介されました。それぞれが体を芯から温める味わい深い料理で、寒い冬にぴったりです。
コメント