「おやつのじかん」夏のミルクおやつ
7月15日(火)に放送される「きょうの料理 おやつのじかん」は、暑い夏にぴったりの“牛乳でつくる冷たいおやつ”がテーマです。冷蔵庫にある牛乳だけで作れる、やさしい甘さのおやつやドリンクが紹介されます。今回は、料理研究家の小林まさみさんと、その義理の父・小林まさるさんが登場。家庭でも簡単に作れるひんやりスイーツと、さっぱり飲めるミルクドリンクを教えてくれます。昔ながらの味に、ちょっとした工夫を加えたレシピは、子どもから大人まで楽しめそうです。
小豆ミルクのアイスキャンデー
まさみさんが紹介するのは、どこか懐かしさを感じる「小豆ミルクのアイスキャンデー」です。市販のゆであずきを使うので手間がかからず、牛乳との組み合わせでまろやかな甘さになります。ゼラチンを加えることで、固まりすぎずに口あたりもなめらか。さらに溶けにくくなるので、暑い日の外遊びやお風呂あがりのおやつにもぴったりです。
材料(6コ分)
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粉ゼラチン…2.5g
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冷水(ゼラチンふやかし用)…大さじ1
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牛乳…カップ1
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ゆで小豆(缶詰)…1缶(235g)
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砂糖…大さじ2
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塩…1つまみ
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紙コップ(直径約5.5cm×深さ6cm、容量約90ml)…6コ
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木製スティック…6本
※1コあたりの調理時間:約15分(冷却・冷凍時間を除く)
※1コあたりのエネルギー:110kcal、塩分:0.3g
作り方
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小さな器に冷水を入れ、そこに粉ゼラチンをふり入れて混ぜる。そのまま5分間ほどふやかす。
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鍋に牛乳・ゆで小豆・砂糖・塩をすべて入れて中火にかけ、木べらなどでゆっくり混ぜながら温める。沸騰する直前で火を止め、ふやかしておいたゼラチンを加えてしっかり溶けるまで混ぜる。
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大きめのボウルに氷水を準備し、鍋底をあてて冷やす。ときどき混ぜながら8分間ほど、とろみがつくまで冷ます(冷たさが足りないときは氷を足す)。
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液体がどろりとしてきたらすばやく紙コップに等分に注ぐ。軽くトントンと調理台に打ちつけて表面を平らに整える。
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バットに並べて、中央に木製スティックをまっすぐ刺す。このとき、液体がかたまる前にスティックが立つよう調整する。
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冷凍庫で12時間ほど凍らせる。食べるときは、紙コップのふちをはさみで切り、丁寧にはがして完成。
ポイント
ゼラチンを使うことで、口あたりはやわらかく、溶けにくくて手にベタつきにくいのが特徴です。家庭でも手軽に作れる、暑い夏にぴったりのひんやりおやつです。保存は冷凍庫で2〜3日がおすすめです。
ミルクわらびもち風
次に登場するのは「ミルクわらびもち風」。わらび粉ではなく、どの家庭にもある片栗粉を使うのがポイントです。牛乳と砂糖を火にかけながら、片栗粉でとろみをつけていくと、プルプルでやさしい食感に仕上がります。きな粉や黒みつをかければ、より風味豊かに。冷蔵庫でしっかり冷やせば、より夏向きの一品になります。
材料(例) | 分量の目安 |
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牛乳 | 適量 |
片栗粉 | 適量 |
砂糖 | 適量 |
きな粉 | お好みで |
黒みつ | お好みで |
父・まさるさんのドリンク2種
まさるさんが担当するのは、ちょっと意外なミルクドリンクの2種類。「梅ミルク」は、梅シロップと牛乳を混ぜたもので、甘酸っぱさとミルクのコクがバランスよく感じられます。飲むヨーグルトのような味わいになりそうです。
もうひとつは「ペパーミント牛乳」。ミントの爽やかさと牛乳のやさしさが組み合わさり、清涼感のある一杯に。ミントの量を調整すれば、子どもも楽しめる風味になります。
ドリンク名 | 特徴 |
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梅ミルク | 甘酸っぱい梅シロップ×牛乳 |
ペパーミント牛乳 | 爽やかな香りでひんやり感アップ |
放送を楽しみに!
今回は、牛乳をベースにしたおやつとドリンクが4品登場予定です。どれも冷たくて、手軽に作れるものばかり。夏休みに子どもと一緒に作ったり、暑い日のおやつにぴったりです。放送では、作り方のコツやアレンジ方法も紹介されるかもしれません。まさみさんとまさるさんの温かいやりとりにも注目です。
放送日:2025年7月15日(火)21:00~21:25(NHK Eテレ)
番組名:きょうの料理「おやつのじかん」夏のミルクおやつ
※放送終了後に、NHKの公式サイトやテキスト「きょうの料理」7月号でレシピの詳細が公開される予定です。
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