平野レミの早わざレシピ!2025夏
2025年の夏も元気いっぱいの平野レミさんが、NHKのスタジオから次々と楽しくて美味しい料理を披露しました。今回の放送では、暑い季節にぴったりな冷たいメニューや、夏野菜をふんだんに使った料理、魚のうまみがたっぷり詰まった本格派メニューなど、4品のレシピが登場。どれも短時間で作れる工夫がされていて、しかも味はしっかり本格派。夏休み中のお子さんとも一緒に作れる内容ばかりなので、ぜひ試してみてください。
5秒ビシソワーズ
夏らしい冷たいスープを、たった数秒のミキサー作業で完成させる驚きのレシピです。トマトジュースと牛乳の組み合わせで、見た目も味もさっぱり。バジルの香りも爽やかで、朝食にもぴったりの一品でした。
材料(2人分)
食材 | 分量 |
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トマトジュース | 200ml |
牛乳 | 200ml(濃厚タイプ推奨) |
バジルの葉 | 10枚+飾り用1枚 |
ハーブ塩 | 小さじ1/3 |
オリーブオイル | 少々 |
黒こしょう | 少々 |
ちくわ | 1本(飾り用) |
作り方
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トマトジュース・牛乳・ちぎったバジル・ハーブ塩をボウルに入れる
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ミキサーで約5秒撹拌する(実際は1分程度が目安)
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器に注いで、黒こしょう・オリーブオイルをかける
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ちくわを輪切りにして飾り用バジルと一緒にトッピング
冷え冷え夏野菜(簡単ラタトゥイユ)
なすやズッキーニなどの夏野菜を炒めて冷やす、シンプルなのに奥深い味わいのレシピです。冷たくして食べるスタイルなので、前日に仕込んでおけば、忙しい日でもすぐ食べられる便利な副菜になります。
材料(2〜4人分)
食材 | 分量 |
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玉ねぎ | 1/2個(約100g) |
なす | 1本(約100g) |
ズッキーニ | 1/2本(約100g) |
にんにく | 少量(みじん切り) |
オリーブオイル | 適量 |
塩・黒こしょう | 適量 |
作り方
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玉ねぎは角切り、なす・ズッキーニは半月切りにする
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フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくと玉ねぎを炒める
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なす・ズッキーニを加えて炒め、全体がしんなりしたら塩こしょうで味付け
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粗熱をとって冷蔵庫でしっかり冷やす
サマーギョーザ
夏らしいアレンジが加わった焼き餃子。セロリの香りがアクセントになっていて、冷めてもおいしく、冷蔵保存も可能。多めに作ってお弁当にも使えそうな、万能レシピです。
材料(20個分)
食材 | 分量 |
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セロリ(葉と茎) | 適量(みじん切り) |
豚バラ肉 | 約200g(包丁で叩く) |
長ねぎ | 1/2本(みじん切り) |
餃子の皮(大判) | 20枚 |
片栗粉 | 小さじ1 |
オイスターソース | 小さじ1 |
しょうゆ | 小さじ1 |
塩・こしょう | 少々 |
ごま油 | 適量 |
水 | 100ml |
作り方
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すべての具材をボウルで混ぜて、粘りが出るまでよく練る
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餃子の皮で包み、20個分を作る
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フライパンにごま油を熱し、餃子を並べて底がカリッとするまで焼く
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水を加え蓋をして約7〜8分蒸し焼きにする
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蓋を外し、水分を飛ばしてごま油を少し足してカリッと仕上げる
アラうまい!ブイヤベース
魚のアラを活用して、本格的なスープを家庭で楽しめるよう工夫された一皿。市販のトマトソースを使うことで、煮込み時間を短縮しながらも深いコクが出せます。おしゃれな見た目と、食卓で映える仕上がりも魅力です。
材料(4人分)
食材 | 分量 |
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白身魚のアラ | 約800g |
水 | 1L |
市販トマトソース | 330g |
はちみつ | 小さじ1 |
魚介類(魚・イカなど) | 適量 |
貝類(酒蒸し用) | 適量 |
バゲット、レモン、クレソン | 適量 |
★ソース(ルイユ風)
食材 | 分量 |
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マヨネーズ | 大さじ6 |
おろしにんにく | 小さじ1 |
レモン汁 | 小さじ1 |
砂糖 | 少々 |
作り方
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魚のアラを水で軽く洗い、鍋に入れて水を注いで火にかける
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アクを取り、蓋をして30分ほど弱中火で煮る
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煮汁を濾し、鍋に戻してトマトソースとはちみつを加えて5分煮る
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器にスープを注ぎ、好みの魚介類やバゲット・クレソン・レモンを添える
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ソースの材料を混ぜて、添えれば味に変化が出てより楽しめる
おわりに
今回のレシピはどれも時間をかけずに手軽に作れるのに、見た目も味も本格的でした。とくに「ビシソワーズ」と「ブイヤベース」は、夏の食卓を涼しく彩る一品としておすすめです。また、冷蔵庫で冷やしておける「ラタトゥイユ」や「サマーギョーザ」は、常備菜としても重宝します。どのレシピも、ご家庭の台所ですぐに試せる内容ばかりなので、ぜひ作って楽しんでください。次回の放送も要チェックです。
過去回名シーン振り返りセクション
毎年恒例となっている「平野レミの早わざレシピ」では、生放送中に次々と予想外の出来事が起こり、笑いと驚きにあふれた名シーンがたくさん生まれてきました。料理番組の枠を飛び越えるような自由な発想と大胆な動きが話題となり、放送後にはSNSでも大きな反響を呼んでいます。ここでは、これまでの放送から印象的だった名シーンをいくつかご紹介します。
ブロッコリーのたらこソース崩壊事件
レミさんが作ったのは、茹でたブロッコリーの上に豪快にたらこソースをかける料理。ブロッコリーが塔のように積み上げられていて、その上に温かいソースがのしかかるかたちでしたが、重みでバランスを崩し、料理が見事に崩壊してしまいました。この瞬間はスタジオ中がざわつき、視聴者の間でも「放送事故級」として語り継がれる名シーンとなりました。
レタスに麻婆春雨を“おっ立て”
レタスの上に熱々の麻婆春雨を豪快に盛りつけるシーンでは、香味野菜の茎を真ん中に突き刺し、見た目にもインパクトのある盛りつけが完成しました。その様子に、共演者たちは思わず笑ってしまうほど。レミさんらしい自由な発想と大胆さが際立つ一皿で、料理というより“作品”と呼びたくなるような見た目でした。
シャンソンを歌いながらの即興ダンス
2024年秋の放送では、調理中に突然レミさんがシャンソンを口ずさみ始め、台所の中央で踊り出すという予想外の展開がありました。料理中にも関わらず、ゲストの三谷幸喜さんまで巻き込まれ、一緒に軽く踊ってしまうという珍シーン。テレビの前の視聴者にも笑顔が広がる、まるで舞台劇のような瞬間でした。
柿のティラミスで魅せた即席スイーツ
2025年初春、能登をテーマにした放送では、“食べごろの柿”を器として使い、その中にティラミス風のクリームを詰めたスイーツが登場しました。見た目も華やかで、柿の自然な甘さとクリームのコクが絶妙に合う一品。調理工程はシンプルながら、完成度の高い一皿で、「レミさんらしい和洋折衷のおやつ」として多くの反響を呼びました。
どのエピソードも、単なる料理紹介にとどまらず、視聴者の記憶に残る演出と瞬発力が光っていました。今年の放送でもまた新たな“伝説”が生まれることに期待が高まります。
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