旬のさわらとキャベツを使った、春らしいスパゲッティ
2025年3月11日放送のNHK【あさイチ】の「みんな!ゴハンだよ」では、俳優の井上祐貴さんが「さわらとキャベツ 春のスパゲッティ」の作り方を紹介しました。さわらの香ばしさとキャベツの甘みが絶妙に合わさった、春らしい爽やかなパスタです。さわらをカリッと焼いて香ばしく仕上げ、崩しながらスパゲッティと絡めて食べるのが特徴で、食感の違いも楽しめます。パン粉を使うことでカリカリ感が加わり、最後まで飽きずに食べられるのもポイントです。
シンプルな材料で作れるので、特別な食材を用意しなくても手軽に作れるのが魅力。アンチョビやにんにくの風味が加わることで、シンプルながら奥深い味わいになっています。春の食卓にぴったりの一皿なので、ぜひ試してみてください。
さわらとキャベツ 春のスパゲッティの材料(1人分)
- さわら(半分に切る):1切れ
- マヨネーズ:大さじ1
- パン粉:15g
- おろしにんにく:1/2かけ分
- スパゲッティ:70g
- キャベツ(一口大に切る):80g
- 赤とうがらし(種を除き小口切り):1/2本
- アンチョビフィレ(刻む)※アンチョビペーストでも可:3g
- にんにく(みじん切り):1/2かけ分
- パセリ(みじん切り):大さじ1
- 塩・こしょう:適量
- オリーブ油:適量
さわらとキャベツ 春のスパゲッティの作り方
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スパゲッティをゆでる
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(湯量の1%)を加える。スパゲッティを袋の表示時間通りにゆでる。スパゲッティの種類によっては少し硬めにゆでると、仕上げの絡める工程でちょうどよい食感になる。 -
さわらの下ごしらえ
さわらの両面に塩・こしょうをふり、10分ほど置いて味をなじませる。この工程で魚の余分な水分が抜け、旨味が凝縮される。塩をふることで臭みが取れ、さわらの味がより引き立つ。 -
パン粉を準備する
パン粉、おろしにんにく、オリーブ油(大さじ1)を混ぜる。パン粉にオリーブ油を加えることで、焼いたときにサクサク感が増し、風味もアップする。 -
さわらにパン粉をまぶして焼く
さわらの両面にしっかりとパン粉を押し付けるようにまぶし、フライパンにオリーブ油(適量)を熱して弱めの中火で焼く。カリッと焼き色がつくまで動かさずに焼くのがポイント。焼き色がついたら裏返し、同じように焼く。 -
さわらを仕上げる
さわらの両面に焼き色がついたらふたをして、弱めの中火で3分焼く。火を止め、そのままふたをした状態で余熱で火を通す。余熱で火を通すことで、身がふっくらと仕上がる。 -
パスタソースを作る
別のフライパンにオリーブ油(大さじ1強)を入れ、にんにく、赤とうがらしを加えて弱火で香りを立たせる。にんにくの香りが出てきたら、アンチョビを加えて混ぜる。アンチョビは炒めることで香りが広がり、スパゲッティにしっかりとした旨味をプラスしてくれる。 -
キャベツを炒める
キャベツを加えて中火にし、油が全体に回ったら、塩(ひとつまみ)を加えてさっと炒める。キャベツは炒めすぎず、食感を残すようにするのがポイント。火が通りすぎると水分が出てベチャっとしてしまうため、軽く炒める程度でOK。 -
スパゲッティを絡める
ゆでたスパゲッティの湯をしっかり切ってフライパンに加える。ゆで汁(40~50ml)を足しながらよく絡めると、スパゲッティにソースがなじみやすくなる。仕上げにパセリを加えて全体を混ぜる。 -
盛り付け
お皿にスパゲッティを盛り、焼いたさわらをのせる。仕上げに炒めたパン粉を散らし、オリーブ油(適量)をかける。最後に残しておいたパセリをふりかけたら完成!
さわらとキャベツ 春のスパゲッティを美味しく作るコツ
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さわらはマヨネーズを塗ることでしっとりと仕上がる!
マヨネーズの油分と酸味がさわらの旨味を引き出し、焼いてもパサつかずふっくらとした仕上がりになる。 -
パン粉の香ばしさがアクセントに!
カリッと焼いたパン粉が食感のアクセントになり、スパゲッティと絡めたときに香ばしさが加わって一層美味しくなる。 -
アンチョビとにんにくの旨味が全体を引き締める!
アンチョビの塩気とにんにくの香ばしさがスパゲッティ全体に行き渡り、シンプルながら奥深い味わいになる。 -
キャベツの甘みを活かす!
キャベツは火を通しすぎず、シャキシャキ感を残すことで甘みが引き立つ。加熱時間を短くするのがコツ。
まとめ
「さわらとキャベツ 春のスパゲッティ」は、春の旬食材を活かした、爽やかで食べ応えのある一品です。香ばしく焼いたさわらとシャキシャキのキャベツ、アンチョビやにんにくの旨味が絡み合い、シンプルながら奥深い味わいになります。手軽に作れるので、ぜひ試してみてください。
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