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【あさイチ】津田健次郎が語る“イケボの奥義”と30年の役づくり術|海馬瀬人から七海建人まで代表キャラをどう演じ分けたか|2025年7月25日放送

あさイチ

津田健次郎が登場!声優30周年の今と「イケボ」伝説|2025年7月25日放送

プレミアムトークのゲストは津田健次郎さん

7月25日放送のあさイチ・プレミアムトークには、俳優・声優として活躍する津田健次郎さんが登場しました。朝ドラ「あんぱん」で演じている編集長・東海林明役の裏話や、声優としての活動30周年についてたっぷりと語りました。以前、津田さんがあさイチに出演したのは5年前の朝ドラ「エール」のとき。今回は再びの登場で、当時よりもさらに広がった活動の幅が感じられる内容となりました。

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声優としての30年とアニメへのこだわり

津田健次郎さんは、今年で声優活動30周年を迎えました。もともとは劇団で活動していましたが、舞台を経てアニメの世界へ。代表作には「遊☆戯☆王」や「おじゃる丸」などがあります。「遊☆戯☆王」ではクールで落ち着いた人物、「おじゃる丸」ではまったく逆の気弱なキャラクターを演じており、幅広い演技力が評価されています。

また「チ。-地球の運動について-」や「呪術廻戦」など近年の話題作にも出演し、若い世代からも多くの支持を集めています。津田さんは「アニメではリズム感が大事。アニメーターさんがこちらの呼吸を感じ取ってくれる」と語り、長年の経験による信頼関係が表現の質を高めていることを話していました。

さらに、共演中の倉悠貴さんは、「呪術廻戦」や「遊☆戯☆王」のセリフを現場で演じてくれることもあると証言。場の雰囲気を和ませる一方で、作品に真剣に向き合う姿勢も伝わってきました。

視聴者リクエストに応えて“イケボ”朗読も

番組では、津田さんに**「イケボ(イケメンボイス)」で読んでほしい言葉**を視聴者から募集。たくさんのリクエストの中でも特に人気が高かったのは“家電シリーズ”のセリフで、スタジオで実際に読み上げる場面もありました。深く響く声での朗読は、聴いている人の心を一瞬で引き込む力がありました。

また、視聴者からの感想も紹介され、「両親が『朝ドラにいい声の人が出ている』と話していた」「最近では“ツダケン”という呼び名が親世代にも定着してきた」といった声が届いており、幅広い世代に浸透している人気が感じられました。

表現の幅を広げる活動と人気の裏側

声優としてだけでなく、女性誌の表紙モデルや写真集の出版など多彩な活動を続ける津田さん。写真集は一度は断ったものの、スタッフの熱意に心を動かされて引き受けたそうです。発売後すぐに重版が決まり、声優業界の枠にとどまらない注目を集めました。

また、能の朗読にも挑戦しており、古典芸能と現代的な声の表現を融合させるような試みにも積極的に取り組んでいます。自らの可能性を広げ続ける姿勢が、長年にわたる支持を支えているといえます。

津田さんのデビュー時に共演した三ツ矢雄二さんは「彼は低音で耳に心地よい声の持ち主で、すぐに頭角を現した」と語り、「微妙な抑揚でセリフを伝えるテクニックがうまい」と、その声の技術の高さを認めていました。

特選エンタでは注目の映画2本を紹介

プレミアムトークのあとには、注目の映画を紹介する「特選エンタ」のコーナーも放送されました。1本目はフランス映画「ファンファーレ!ふたつの音」。対照的な兄弟の人生が交差するドラマで、音楽と家族をテーマにした感動作です。

2本目は「アイム・スティル・ヒア」というブラジル映画で、実話をもとにした政治ドラマ。主演女優のフェルナンダ・トーレスは、ブラジル出身俳優として初めてゴールデングローブ賞の主演女優賞(ドラマ部門)を受賞した実力派で、その演技にも注目が集まりました。

夏のフラワーアレンジで涼しさを演出

番組の最後は「みんな!グリーンだよ」のコーナー。今回は夏のフラワーアレンジがテーマでした。基本の構成は「葉2本+花1本」で、器にはワイングラスやビールジョッキなどを使います。

花を生けるときには、吸水スポンジを使い、葉の主脈は切らずに活かすことがポイント。葉の裏同士を合わせて隙間をつくり、立体的な見た目に仕上げます。また、葉が倒れないようにクリップで支えたり、保水材を活用したりすることで、見た目と機能性の両方を兼ね備えたアレンジにすることができます。手軽にできる工夫が詰まっていて、家庭でもすぐに取り入れられそうです。


2025年7月25日のあさイチでは、津田健次郎さんの人柄と表現力の深さがじっくりと伝わる内容となりました。朝ドラや声優としての活動はもちろん、それ以外の挑戦も含めて、これからもますます注目が集まりそうです。次回のプレミアムトークも楽しみにしたいですね。

津田健次郎さんの代表キャラクターと“低音ボイス”の使い分け

しげゆき
しげゆき

ここからは、私からの提案です。津田健次郎さんがこれまで演じてきたキャラクターは、どれも個性が際立っており、それぞれの役に合わせて声のトーンや演じ方を微妙に変えています。共通しているのは深く響く低音ボイスですが、その響き方にはキャラクターごとの違いがあります。

七海建人(呪術廻戦)

スーツ姿の理論派呪術師・七海建人では、整った発声と落ち着いた低音が使われています。まじめで合理的な性格を、無駄のない抑えた話し方で表現。淡々とした語りの中にも感情の揺れがにじみ、戦闘中や決意の場面では音に厚みが加わります。

海馬瀬人(遊☆戯☆王)

「遊☆戯☆王」では、野心家で威圧感のあるキャラを担当。津田さんは、張り詰めた緊張感と鋭さをもった声で演じています。セリフの最後をやや引き延ばすような発声や、語尾に重さを加えることで、敵を見下ろすような圧を表現しています。

尾形百之助(ゴールデンカムイ)

孤高の狙撃手・尾形百之助のように、感情を読みづらいキャラでは、意図的に感情を排したフラットな低音が使われています。間を多く取り、発音も最小限の動きにすることで、不気味さや異質さが際立ちます。視聴者が尾形の本心をつかめないのは、この“感情を隠す演技”によるものです。

文蔵(ラーメン赤猫)

「ラーメン赤猫」の店主・文蔵では、他のキャラとは一転、温かく穏やかな低音がベースになっています。セリフのスピードはややゆっくりで、語尾が優しくなるような工夫がされています。親しみやすさや信頼感を声に込めて表現しており、津田さんの多面性が光る役です。


津田健次郎さんの“声の使い分け”早見表

キャラクター名 作品名 声の特徴 使い分けの工夫
七海建人 呪術廻戦 落ち着いた低音 冷静さと熱さの緩急
海馬瀬人 遊☆戯☆王 鋭く重い低音 威圧感を強調
尾形百之助 ゴールデンカムイ 感情を抑えた低音 フラットな発声で不気味さ演出
文蔵 ラーメン赤猫 優しい低音 ゆったり話して親しみを表現

津田さんは、同じ低音でもキャラの性格や背景に合わせて音の幅や話し方を調整しています。セリフに含まれる空気感まで作り込むことで、視聴者の記憶に残る“声の演技”を実現しています。今後の放送でも、どのような表現が飛び出すのか楽しみです。

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