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【きょうの料理】小笠原朋子さん直伝!香ばしいフィナンシェ&アレンジレシピを詳しく解説|2025年2月18日

レシピ

焦がしバターとアーモンドの香りが広がる!混ぜるだけの簡単フィナンシェ

2025年2月18日放送の「きょうの料理」では、おやつのじかんのコーナーでフィナンシェが紹介されました。講師は菓子店店主の小笠原朋子さん。お店で一番人気というこの焼き菓子は、きび糖を使うことでコクのある甘さに仕上げるのが特徴です。

フィナンシェの魅力は、なんといってもバターの香ばしさアーモンドのコク。焼き上げることで表面はカリッと香ばしく、中はしっとりとした仕上がりになります。お菓子作りが初めての方でも、特別な道具や難しいテクニックは必要なし。混ぜるだけで簡単に作れるので、気軽に挑戦できます。

また、番組ではコーヒーフィナンシェのアレンジや、素朴な味わいが楽しめるごまクッキーのレシピも紹介されました。

フィナンシェの材料(9個分)

  • 卵白(L):2個分(80g)
  • きび糖:70g
  • アーモンドパウダー:35g
  • 薄力粉:20g
  • 無塩バター(生地用):65g
  • 無塩バター(型用):適量

【準備しておくこと】

  • 型用のバターを常温に戻し、フィナンシェ型に薄く塗る。
  • アーモンドパウダーと薄力粉は一緒にふるっておく
  • オーブンを180℃に予熱する

フィナンシェの作り方

  1. ボウルに卵白ときび糖を入れ、泡立て器でグルグルとよく混ぜる。
  2. ふるっておいたアーモンドパウダーと薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまでさらに混ぜる。
  3. 鍋に生地用のバターを入れ、弱めの中火でじっくり加熱する。バターが完全に溶けたら、鍋を揺すりながらさらに加熱を続ける。
  4. バターの泡が大きくなり、全体がきつね色に変わったら火を止める。この焦がしバターが、フィナンシェの風味を決める重要なポイント。
  5. 熱いうちに、2の生地に少しずつ焦がしバターを加えながら混ぜる
  6. 天板に型を並べ、スプーンやレードルを使って生地を均等に分け入れる。
  7. 180℃のオーブンで8分間焼く。一度天板の奥と手前を入れ替え、さらに5分間焼く。全体がきれいな焼き色になったら型から取り出し、網の上でしっかり冷ます。

【焼き色の調整】

  • 焼き色が薄い場合は、追加で3〜4分焼きながら様子を見る。
  • 逆に、焼きすぎると乾燥しすぎるため、様子を見ながら時間を調整する。

フィナンシェを美味しく作るポイント

  • 焦がしバターをしっかり作る
    バターを加熱すると、最初は細かい泡が立ちますが、徐々に大きな泡に変化していきます。このとき、バターがきつね色になったらすぐに火を止めるのがコツ。加熱しすぎると苦みが出るので注意が必要です。

  • 卵白は泡立てない
    メレンゲ状に泡立てる必要はなく、均一に混ざるようにするだけでOK。泡立てすぎると膨らみすぎたり、食感が変わってしまうことがあります。

  • 粉類はダマにならないようにふるう
    薄力粉とアーモンドパウダーは、ふるっておくことで生地が均一になり、仕上がりが滑らかになります。

  • 焼きすぎない
    表面がこんがり焼けたらOK。焼きすぎるとパサつきの原因になるため、適度な焼き時間を守ることが重要。

コーヒーフィナンシェのアレンジ方法

フィナンシェの基本生地にインスタントコーヒー小さじ1を加えるだけで、ほろ苦い風味が楽しめるコーヒーフィナンシェが作れます。焦がしバターとの相性も抜群なので、甘さ控えめのスイーツが好きな方におすすめ。

【アレンジのポイント】

  • コーヒーはお湯で溶かしてから加えると、ムラなく混ざる。
  • チョコチップを加えると、甘さと苦みのバランスがより楽しめる。

ごまクッキーの作り方

ごまクッキーは、バターのコクと香ばしいごまの風味が絶妙にマッチしたシンプルながら奥深い味わいのクッキーです。アイスボックスタイプなので成形が簡単で、冷凍保存ができるのも嬉しいポイントです。作り置きしておけば、好きなタイミングで焼きたてのクッキーを楽しめます。

美味しく仕上げるポイント

  • バターは常温に戻してから使う
    → 冷たいままだと混ぜにくく、均一に仕上がらない。
  • きび糖を使うことでコクのある甘さに
    → 白砂糖よりも風味が豊かになり、しっとり感がアップする。
  • 白ごまをしっかり混ぜ込む
    → クッキー生地全体に均等に広がることで、どこを食べてもごまの風味が感じられる。
  • 生地をしっかり冷やしてから焼く
    → 型崩れせず、きれいな形のクッキーに仕上がる。

作り方

  1. バターときび糖を混ぜる

    • バターは室温に戻し、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜる。この段階でしっかり混ぜておくと、焼き上がりが均一になる。
    • きび糖を加え、さらによく混ぜる。きび糖は粒が大きめなので、しっかりなじませるのがポイント。
  2. 卵黄を加える

    • 卵黄を1個分加え、しっかり混ぜ合わせる
    • 卵黄を入れることで、しっとりとした食感に仕上がる
  3. 白ごまを加える

    • 白ごまを加え、均一になるまで混ぜる
    • ごまは風味が大事なので、事前に軽く炒っておくと香ばしさがアップする
  4. 粉類を加えてまとめる

    • ふるいにかけた薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜる
    • 練りすぎるとグルテンが出て固くなるので、粉っぽさがなくなったら混ぜ終える
    • 生地がまとまったら、手で軽く押しながらひとまとめにする
  5. 棒状に成形し、冷凍する

    • 台に打ち粉をして生地を置き、直径3cmの棒状に伸ばす
    • ラップで包み、冷凍庫で2~3時間しっかり冷やし固める
    • 冷凍することで、生地が切りやすくなり、焼いたときに形が崩れにくくなる
  6. 生地をカットする

    • 生地を取り出し、包丁で7mm厚さにスライスする
    • 切るときに包丁を少し温めると、きれいにカットできる
    • すぐに焼かない場合はラップで包んで冷凍保存可能(1か月間保存可)。
  7. オーブンで焼く

    • 天板にオーブン用の紙を敷き、クッキー生地を並べる
    • 間隔をあけて並べることで、焼き上がりの広がりを防ぐ
    • 170℃に予熱したオーブンで10分焼き、天板の前後を入れ替えてさらに3分焼く
    • オーブンのクセによって焼き時間が異なるので、焼き色を確認しながら調整する
  8. 仕上げ

    • 焼き上がったら天板の上で粗熱をとる
    • 完全に冷めたら、網に移して仕上げるとサクサクに仕上がる

仕上げのコツ

  • バターをしっかり常温に戻しておくことで、なめらかな食感のクッキーになる
  • ごまを炒ってから使うことで、香ばしさがアップする
  • 冷凍した生地は凍ったまま焼くことができるので、いつでも焼きたてを楽しめる

ごまクッキーは、シンプルな材料で作れるのに、香ばしくて風味豊かなクッキーです。アイスボックスタイプなので、作り置きしておけば、好きなときにカットして焼くだけで簡単に作れます。ごまの香ばしさとサクサク食感がクセになる美味しさなので、ぜひ試してみてください!

まとめ

焦がしバターとアーモンドの風味が魅力のフィナンシェは、混ぜて焼くだけで簡単に作れる焼き菓子です。初心者でも失敗しにくく、特別な道具がなくても気軽に作れるのがうれしいポイント。

番組では、コクのある甘さが楽しめるきび糖を使ったレシピが紹介され、焼き方のコツやアレンジ方法も詳しく解説される予定です。フィナンシェだけでなく、コーヒー風味のアレンジや、ザクザク食感のごまクッキーなども紹介されるので、お菓子作りが好きな方は必見です。

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