「カレー鶏そぼろ&縦切りれんこんきんぴら」
2025年5月20日(火)放送のNHK【きょうの料理ビギナーズ】では、毎日の食卓を支えてくれる2つのおかず「カレー鶏そぼろ」と「縦切りれんこんきんぴら」が紹介されました。どちらも少ない材料と短い調理時間で手軽に作れるうえ、保存もできてアレンジもしやすい便利なおかずです。冷蔵庫に常備しておけば、忙しい日でもご飯がすぐに準備できて助かります。この記事では、それぞれのレシピと調理のポイントをくわしくご紹介します。
ピリッとスパイシー!ご飯がすすむ「カレー鶏そぼろ」
今回の放送で最初に登場したのは、カレーの香りが食欲をそそる「カレー鶏そぼろ」です。カレー粉としょうがの香りがきいたそぼろは、ふだんのそぼろとは一味違うおいしさ。甘辛い味つけにカレーのスパイスが加わって、白ご飯との相性も抜群です。
この料理の特徴は、調味料と鶏ひき肉をすべて最初に混ぜてから火にかけること。肉がダマにならず、均一に火が通ってパラパラに仕上がります。調理時間は約6分と短く、思い立った時にすぐ作れるのもポイントです。
材料(つくりやすい分量)
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鶏ひき肉(もも)…250g
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しょうゆ…大さじ1と1/2
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水…大さじ1と1/2
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砂糖…小さじ2
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カレー粉…小さじ1
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しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
作り方
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フライパンに鶏ひき肉と調味料すべて(しょうゆ・水・砂糖・カレー粉・しょうが)を入れ、菜箸でしっかり混ぜて全体をなじませる
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中火にかけて4分ほど加熱しながら、時々混ぜて肉をパラパラにする
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煮汁が少なくなってきたら、さらに2分ほど煮詰めて水分をとばす
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粗熱をとってから保存容器に移す。冷蔵庫で5日間保存可能
このそぼろは、ご飯にのせてそぼろ丼にするだけでなく、冷奴にのせたり、卵焼きやおにぎりの具にも使えるのがうれしいところ。味がしっかりしているので、少量でも満足感があり、アレンジ次第で毎日飽きずに楽しめます。
シャキッと食感が魅力!「縦切りれんこんきんぴら」
続いて紹介されたのが、れんこんを縦に切って棒状に仕上げる「縦切りれんこんきんぴら」です。れんこんは輪切りが一般的ですが、縦に切ることで食感がグッと増し、歯ごたえがしっかり残るのが特徴です。皮付きのまま使うことで、うまみや栄養も逃がさず調理できます。
炒めたれんこんに、砂糖とみりんで甘みをつけ、しょうゆで仕上げる定番の味つけ。最後に白ごまを加えることで香ばしさがプラスされ、どこかほっとするような家庭の味に仕上がります。
材料(つくりやすい分量)
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れんこん(細めのもの)…2節(約250g)
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赤とうがらし(小口切り)…1本分
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砂糖…小さじ2
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みりん…小さじ1
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白ごま…小さじ2
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ごま油…小さじ2
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しょうゆ…大さじ1
作り方
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れんこんはよく洗って皮ごと使用し、縦に1cm角の棒状に切る
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フライパンにごま油を入れ中火で熱し、れんこんを加えて約5分炒める
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表面が透き通ってきたら赤とうがらし・砂糖・みりんを加えて炒める
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照りが出てきたらしょうゆを加えて全体をからめる
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仕上げに白ごまをふり、軽く混ぜ合わせて完成
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粗熱をとって保存容器に入れ、冷蔵庫で5日間保存可能
このきんぴらは、お弁当のおかずや夕食の副菜として使える万能メニュー。れんこんのシャキシャキ感が心地よく、ピリ辛が好きな人には赤とうがらしがアクセントになってくれます。辛さが苦手な場合はとうがらしを抜いてもOKです。
常備菜として大活躍!2品を組み合わせて栄養バランスも◎
今回紹介された「カレー鶏そぼろ」と「縦切りれんこんきんぴら」は、どちらも冷蔵保存で5日間もつ作り置きに最適な料理です。忙しい平日の朝や夜、すぐに食事を準備したいときにも、すでに完成しているおかずがあると安心感があります。
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カレー鶏そぼろは、主菜にもなるしっかり味
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れんこんきんぴらは、箸休めにもなる副菜
このように、主菜と副菜の組み合わせとしても相性が良く、栄養のバランスも整います。また、どちらも冷めてもおいしいため、お弁当にもぴったり。わざわざ朝から火を使わなくても、詰めるだけで立派なお弁当が完成します。
料理初心者の方でも簡単な手順でおいしく作れるように工夫されたレシピなので、ぜひこの機会に試してみてください。食材の無駄が少なく、コスパもよいので、日々の献立に取り入れやすいのも魅力です。
冷蔵庫にこの2品があれば、どんな日でも食卓が豊かになります。手軽でおいしいレシピで、毎日のご飯をもっと楽しくしましょう。
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