“ええかげん”でいい 土井善晴 自由を感じる家庭料理の提案|2025年7月8日放送
2025年7月8日(火)19時30分から、NHK総合「クローズアップ現代」で放送されるのは、料理研究家・土井善晴さんによる“ええかげん”な家庭料理の魅力です。土井さんは「一汁一菜」を提唱し、忙しい現代人に無理せず料理を楽しむ方法を伝えています。今回は、NHKキャスター桑子真帆アナウンサーが“ええかげん”なみそ汁づくりに挑戦し、家庭料理の自由な世界を体験します。
一汁一菜とは?ご飯・味噌汁・漬物だけで大丈夫
土井善晴さんが広めた「一汁一菜」は、とてもシンプルな食事スタイルです。基本は、ご飯と味噌汁、そして簡単なおかず(漬物や具材たっぷりの味噌汁)だけで、食事が完成します。
「忙しい毎日、献立を考えるのが大変」という人も、これなら負担なく続けられます。ご飯を炊いて、具材をたくさん入れた味噌汁を用意するだけ。約10分程度で、心と体にやさしい食卓が整います。
「一汁一菜」は決して手抜きではありません。余計な調味料を使わず、素材そのものの味を楽しむことができます。特に味噌汁は、野菜・きのこ・豆腐・肉など好きな具材をたっぷり入れれば、おかずの代わりにもなります。
さらに、昔からの日本の食文化「汁飯香(しるめしこう)」の考え方ともつながっています。漬物や味噌、旬の野菜を取り入れ、自然や季節を感じながら食べることができるのです。
“ええかげん”なみそ汁づくりに挑戦
今回の放送では、桑子真帆アナウンサーが土井善晴さんの指導を受け、“ええかげん”なみそ汁づくりに挑戦します。ここでいう「ええかげん」は、ただの適当ではなく「ちょうどいい加減」という意味です。
土井さんは「レシピに頼らなくても大丈夫」「料理は下手になるほど自由になる」と話しています。冷蔵庫にある食材を好きなように入れ、味噌の量や味の濃さも自分の好みに合わせて自由に調整していいのです。
実際、桑子アナも「その野菜も味噌汁に入れていいんだ」「下準備はそんなに頑張らなくてもいいんだ」と驚きながら挑戦していました。旬の食材や家にあるものを組み合わせて、気軽にみそ汁を楽しむのが“ええかげん”のポイントです。
料理は心のゆとりを生む
土井善晴さんは、料理は心のゆとりを生むものだと考えています。毎日、食事の準備がプレッシャーになる人も多いですが、「一汁一菜」や「ええかげん」な料理なら、無理なく、楽しく、続けられます。
家庭料理はお腹を満たすだけでなく、心も整えてくれます。ご飯と味噌汁というシンプルな食卓が、安心できる場所となり、忙しい日常の中でも、ほっとできる時間をつくってくれます。
また、自分の手で料理をすることで、日本の自然や伝統、家族とのつながりも感じることができます。料理が苦手でも、上手じゃなくても、自分の「ええかげん」で作ればいいのです。
番組で紹介されたポイントまとめ
内容 | 詳細 |
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放送番組 | クローズアップ現代 “ええかげん”でいい 土井善晴 自由を感じる家庭料理の提案 |
放送日 | 2025年7月8日(火)19:30〜19:57 |
放送局 | NHK総合(Ch.1 NHK東京) |
出演者 | 土井善晴、桑子真帆 |
一汁一菜とは | ご飯・具だくさんの味噌汁・漬物で完結する家庭料理 |
ええかげんの意味 | 適当ではなく、ちょうど良い加減で自由に料理を楽しむこと |
料理の魅力 | シンプルで続けやすい、素材を生かす、心と生活のゆとりにつながる |
自分の“ええかげん”を楽しもう
料理を難しく考えず、「自分らしいええかげん」で気楽に楽しむことが、土井さんが伝えたいメッセージです。普段料理に悩んでいる人、もっと気楽に家庭料理を楽しみたい人にとって、今回の放送はヒントがいっぱい詰まっているはずです。
ぜひ放送をチェックして、“ええかげん”な家庭料理を楽しむきっかけにしてください。
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