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【きょうの料理】春の旬食材たっぷり!新たまとあさりのサッと煮&新じゃが・新にんじんの洋風レシピ|3月4日放送

レシピ

春の恵みを堪能!新じゃが・新たま・新にんじんで作る絶品レシピ

春が訪れると、野菜売り場には「新」のつく食材が並びます。新じゃが・新たまねぎ・新にんじんは、この時季ならではの甘みやみずみずしさが楽しめる食材です。3月4日放送の「きょうの料理」では、そんな春野菜を洋風アレンジで楽しむレシピを紹介。料理研究家の井原裕子さんが、簡単なのに本格的な味わいになるレシピを教えてくれます。

中でも注目は、「新たまとあさりのサッと煮」。あさりのうまみを新たまねぎがしっかり吸い込み、煮汁ごと楽しめる一品です。短時間で作れるのに、しっかりとした味わいがあり、食卓を華やかに彩ります。また、「新じゃがと牛肉のカレーマヨ炒め」や「新にんじんと鶏肉のロースト」など、ご飯にも合うボリューム満点のメニューも登場。

新じゃがのほくほく感、新たまの甘み、新にんじんのやわらかさを生かした料理ばかりなので、春の味覚を存分に楽しめる25分間です。

「新たまとあさりのサッと煮」の作り方

材料(2人分)

  • 新たまねぎ…1個(200g)
  • あさり(砂抜き済み)…300g
  • にんにく(薄切り)…3〜4枚
  • クレソン…1束(50g)
  • A(水1/2カップ、白ワイン1/4カップ)
  • レモン(くし形切り)…2切れ
  • 塩・オリーブオイル…適量

作り方

  1. 下ごしらえ

    • 新たまねぎは縦半分に切り、芯を取って薄切りにする。
    • あさりは流水でこすり洗いし、水気をしっかり切る。
  2. 蒸し煮にする

    • フライパンに新たまねぎを敷き、にんにく、あさりをのせる。
    • A(白ワイン・水)を加え、ふたをして強めの中火にかける。
    • 煮立ったら中火にし、5分ほど蒸し煮にする。
  3. 仕上げ

    • あさりの口が開いたら火を止め、塩を少々加えて味を調える。
    • クレソンを加えてふたをし、30秒蒸らす。
    • 器に盛り、オリーブオイルを回しかけ、レモンを添える。食べるときにレモンを絞ると爽やかさがアップ。

おいしく作るポイント

  • あさりの砂抜きをしっかり…塩水につけてしっかり砂抜きすると、仕上がりの味が格段にアップ。
  • 新たまねぎは薄切りに…火が通りやすく、あさりのうまみをたっぷり吸収できる。
  • 煮込まずに蒸し煮…ふたをして蒸し煮にすることで、あさりのダシが凝縮され、うまみが濃厚になる。
  • レモンとオリーブオイルで仕上げる…さっぱりした後味になり、コクと爽やかさが加わる。

こんな人におすすめ

  • 旬の食材を楽しみたい方…春にしか味わえない、新たまねぎの甘さとあさりのうまみが詰まった一皿。
  • 簡単でおいしい料理を探している方…切って蒸すだけのシンプルレシピで、初心者でも失敗なし。
  • ヘルシーな料理を作りたい方…低カロリー・高たんぱくで栄養バランスの取れた一品。
  • おしゃれな料理を作りたい方…白ワインやバゲットと合わせれば、おもてなしにもぴったり。

新じゃがと牛肉のカレーマヨ炒め

材料(2人分)

  • 新じゃがいも …(大)1個(200g)
  • 牛切り落とし肉 …150g
  • トマト …1個(150g)
  • にんにく(すりおろし) …1/2かけ分
  • 米油 …大さじ1/2
  • 塩・こしょう …各少々
  • マヨネーズ …大さじ2

A(調味料)

  • 酒 …大さじ1
  • カレー粉 …小さじ2
  • 塩 …小さじ1/3

作り方

  1. 新じゃがいもの下ごしらえ
    新じゃがいもは皮付きのまま1cm角の棒状に切る。切ったじゃがいもは水に5分ほどさらし、でんぷんを抜いて水けをしっかり切る。こうすることで、ホクホクとした食感になり、炒めたときにベタつかない。

  2. トマトのカット
    トマトは8等分のくし形に切り、それを斜め半分にカットする。一口サイズにすることで、食べやすくなり、仕上がりのバランスも良くなる。

  3. 牛肉を炒める
    フライパンに米油(大さじ1/2)を入れ、中火で熱する。牛切り落とし肉を加え、塩・こしょう(各少々)を振り、すりおろしたにんにく(1/2かけ分)を入れて炒める。牛肉の旨みとにんにくの香ばしさを引き出すのがポイント。

  4. じゃがいもを加えて蒸し焼き
    牛肉の色が変わったら、水けを切ったじゃがいもを広げてフライパンに加える。フタをして弱めの中火にし、約4分間蒸し焼きにする。この間にじゃがいもがホクホクになり、牛肉の旨みが染み込む。

  5. 水分を飛ばして仕上げの炒め
    フタを外して中火にし、水分をとばしながら1~2分炒める。余分な水分を飛ばすことで、じゃがいもがしっかりと味を吸い、食感がベチャッとしない。

  6. 調味料で味付け
    【A】の調味料を順番に加えて、よく絡めながら炒める。

  • 酒(大さじ1) …肉とじゃがいもを柔らかくし、風味を引き出す。
  • カレー粉(小さじ2) …スパイシーな香りが広がり、味に深みが出る。
  • 塩(小さじ1/3) …全体の味を引き締める。
  1. トマトを加えて火を止める
    カレー粉の香りが立ってきたら、トマトを加えて火を止める。火を止めた状態でトマトを加えることで、形が崩れず、程よい食感が残る。

  2. マヨネーズで仕上げ
    最後にマヨネーズ(大さじ2)を加え、全体を混ぜ合わせる。

  • マヨネーズのコクがカレー粉と絶妙に合わさり、まろやかで奥深い味わいに!
  • 余熱でなじませることで、マヨネーズがほどよく溶け、全体にムラなく絡む。
  1. 盛り付けて完成
    器に盛り付けたら完成!仕上げに黒こしょうをひと振りすると、さらに香りが引き立つ。
  • トマトの酸味とカレーのスパイシーさ、マヨネーズのコクが絶妙なバランス!
  • 新じゃがのホクホク食感と牛肉の旨みがしっかり絡み、満足感のある一皿に。

忙しい日の夕食にもピッタリの簡単レシピなので、ぜひ試してみてください!

新にんじんと鶏肉のロースト

材料(2人分)

  • 新にんじん(小) …2本(300g)
  • 鶏もも肉 …1枚(250g)
  • エリンギ …1本(50g)
  • タイム …4~5枝(※ローリエ1枚でも代用可)
  • …小さじ1/4
  • こしょう …少々
  • オリーブ油 …大さじ1/2
  • 小麦粉 …適量

作り方

  1. 新にんじんとエリンギの準備
    新にんじんは上下を少し切り落とし、縦半分にカットする。皮付きのまま使うことで甘みや栄養をそのまま活かせる。エリンギは四つ割りにし、食感が楽しめるように大きめにカットする。

  2. 鶏肉の下ごしらえ
    鶏もも肉は皮を下にして置き、厚みのある部分に浅く切り込みを入れる。こうすることで火の通りが均一になり、焼いたときの縮みを防げる。4等分に切り分け、塩(小さじ1/2)、こしょう(少々)をふって下味をつける。

  3. にんじんの蒸し煮
    フライパンに新にんじんを並べ、水カップ3/4、タイムを加える。ハーブの香りがにんじんにしみ込み、より風味豊かに仕上がる。

  • 中火にかけ、フタをして加熱する。
  • 煮立ったら弱火にし、10~12分蒸し煮にする。にんじんがしっとり柔らかくなり、甘みが増す。
  1. 鶏肉の皮に小麦粉をまぶす
    焼いたときにパリッと仕上げるため、鶏肉の皮に薄く小麦粉をまぶす。こうすることで、焼いたときに余分な脂が程よく吸収され、香ばしさがアップする

  2. 水分を拭き取り、焼く準備をする
    にんじんが柔らかくなったら、フタを外し、残った水分を紙タオルで拭き取る。このひと手間で、余計な水分がなくなり、香ばしい焼き色がつきやすくなる。にんじんはフライパンの端に寄せておく。

  3. 鶏肉とエリンギを焼く
    フライパンにオリーブ油(大さじ1/2)を加え、中火にする。

  • 鶏肉の皮を下にして加える。皮から出る脂でじっくり焼くことで、皮がカリッと仕上がる
  • エリンギも加えて一緒に焼く。エリンギは焼くことで水分が飛び、香ばしさと旨みが凝縮される
  1. 火の通りを調整する
  • 5分ほど焼いたら、鶏肉を裏返す。皮がパリッと焼き色がついていることを確認する。
  • さらに3分焼いて、しっかり火を通す。鶏肉の厚みによって火の通りが違うので、大きい部分は追加で1分ほど焼くと良い。
  • にんじんとエリンギも途中で上下を返しながら焼く。にんじんの表面に焼き色をつけることで、甘みが引き立つ。
  1. 仕上げと盛り付け
    焼き色がついたにんじんとエリンギは焼けたものから順に器に取り出す。仕上げに塩・こしょうを軽く振ると味が引き締まる。
  • 鶏肉にしっかり火が通ったら、タイムとともに器に盛り付ける
  • タイムの香りが広がり、シンプルながら味わい深い一皿に仕上がる。

鶏肉は皮がパリッと香ばしく、にんじんは甘みがしっかり凝縮された仕上がりに。エリンギの旨みも加わり、噛むたびに風味が広がる一品です。ぜひお試しください!

放送情報

  • 放送日:2025年3月4日(火)
  • 放送時間:21:00〜21:25(25分間)
  • 放送局:NHK東京 教育(Eテレ)
  • 出演者:井原裕子(料理研究家)

春の味覚を存分に楽しめるレシピが満載の25分間。旬の食材の甘みやうまみを生かした洋風レシピで、食卓を華やかに彩りましょう。

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