瀧内公美が高知県芸西村で絶品カツオ&特産ナスに感動!
2025年6月16日(月)放送の『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合)では、連続テレビ小説『あんぱん』に出演している女優・瀧内公美さんが、高知県の芸西村(げいせいむら)を訪れます。番組では、南国高知の豊かな自然に囲まれた芸西村で、地元の人々とふれあいながら、名産のぶんたんやナス、さらには鮮度抜群のカツオの塩たたきまで、芸西村ならではの食と人情を体感します。
【鶴瓶の家族に乾杯】瀧内公美が芸西村で白ナス&ピーマンに感動!鶴瓶とハウスで再会|2025年6月23日放送
朝ドラ「あんぱん」ゆかりの海岸からスタート
今回の舞台・高知県芸西村は、NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』のロケ地としても知られています。番組の旅は、芸西村のシンボルともいえる琴ヶ浜(ことがはま)の海岸から始まりました。琴ヶ浜は、白く美しい砂浜と、まっすぐに伸びる松林が特徴で、太平洋を望む広がりある風景が、訪れる人の心を解きほぐしてくれます。
この日、最初にロケを行ったのは、そんな琴ヶ浜の海辺。朝ドラの撮影でも使われたこの場所は、ファンにとっては特別な思い出の地でもあります。出演者の瀧内公美さんも、目の前に広がる自然の美しさに思わず心がはずみ、海のきらめきに引き寄せられるように波打ち際へと向かいました。
松林を抜けて現れる海辺は、波の音と潮風が心地よく、南国・高知ならではの開放的な空気が流れています。瀧内さんは、撮影の冒頭からテンションが高く、靴を履いたまま波に近づいたため、足元がびしょ濡れになってしまうほど楽しそうな様子を見せていました。この自然なふるまいに、海岸の空気のやわらかさや、芸西村のあたたかい雰囲気が映し出されています。
琴ヶ浜は、かつて地元の人々が集まり、海岸清掃やお祭りを行ってきた場所でもあります。地域の思い出が重なったこの海岸でロケが始まったことは、物語の背景と村の魅力がしっかりと重なる瞬間となりました。
海と空と人の笑顔が重なるこの風景は、まさに「あんぱん」の世界観を体感できるロケーションとして、今後さらに注目を集めそうです。放送では、波音とともに始まる旅の導入として、この海岸シーンが視聴者の心を掴む大きな見どころになりそうです。
鶴瓶さんと合流、芸西村の青果市場へ
琴ヶ浜の海岸でのロケを終えた瀧内公美さんは、いよいよ番組の案内人である笑福亭鶴瓶さんと合流します。合流後、2人が向かったのは芸西村の青果市場です。この市場は、地元の農家が育てた新鮮な野菜や果物が集まる場所で、村の暮らしや季節の彩りがぎゅっと詰まった地域の中心的な存在です。
市場では、芸西村を代表する名産品のひとつである「ぶんたん(文旦)」が登場します。ぶんたんは大ぶりな柑橘類で、爽やかな香りとやさしい甘さ、ぷりっとした果肉が特徴です。地元の人々はこの時期になると家族で楽しんだり、お土産として贈ったりするなど、村に根づいた果実となっています。
市場を歩く2人の前には、採れたての文旦がずらりと並びます。その中には、生産者の方が自ら説明してくれる場面もあり、文旦の育て方や収穫の苦労、味の違いなど、地元ならではの情報が交わされていきます。瀧内さんも興味津々の様子で、実際に手に取って香りをかぎ、果肉の張りを確かめながら「いい香り」と笑顔を見せる場面が予定されています。
芸西村では、ビニールハウスによる施設園芸が特に盛んで、文旦のほかにもナスやピーマン、さらにはトルコギキョウやブルースターといった花卉も全国に出荷されています。このように、温暖な気候と豊かな自然を活かした農業が、村の生活と経済を支えています。
市場での出会いを通じて、番組は芸西村の「人と農のつながり」に触れていきます。鶴瓶さんが生産者に冗談を交えながら話しかけ、場の空気がやわらかくなる一方で、農作物への真剣なまなざしもしっかり映し出される構成が予想されます。村の産業と人々の暮らしが自然にリンクする青果市場のシーンは、芸西村の今を伝える大切なエピソードとなりそうです。
高知特産のナスの話も登場
青果市場の一角で、瀧内さんと鶴瓶さんが立ち寄ったのは、ナスを扱う地元農家の出店でした。ここでは、芸西村や高知県を代表する野菜のひとつ、ナスについての貴重な話を聞く場面が登場します。
高知県は全国屈指のナスの生産地として知られており、とくに芸西村を含む安芸地域では、温暖な気候と施設栽培の技術を生かしたハウス促成栽培が盛んです。冬から春にかけて安定して出荷される高知のナスは、全国の市場でも高く評価されています。
農家の男性から紹介されたのは、「竜馬(りょうま)」と「土佐鷹(とさたか)」という高知特有の品種。どちらも皮がとても薄くて柔らかく、果肉にはたっぷりの水分と甘味があり、火を通すととろけるような食感が楽しめるのが特徴です。生産者の話では、天ぷらや焼きナスはもちろん、煮物にしても皮が硬くならず、どんな料理にも使いやすいと教えてくれます。
さらに、高知のナスは「コリンエステル」という成分を含んでおり、血圧の改善効果があることから、全国で初めて機能性表示食品としても認可されています。市場で実際に販売されていたナスには、その旨を記したパネルが設置されており、健康志向の人々からの注目度も高まっている様子でした。
瀧内さんもその話を聞いて、「ナスってこんなに種類があるんですね」と感心しながら、ツヤのあるナスを手に取って見つめる様子が印象的でした。収録では、料理好きな視聴者にとっても興味深い、高知のナスの奥深さが伝わるひとときになりそうです。
芸西村では、安全性や環境に配慮した栽培方法にも取り組んでおり、有機肥料や天敵を利用した持続可能な農業が進められていることも紹介される見込みです。このナスの話題を通じて、村が大切に育てる作物の魅力と、そこに関わる人々の誇りが丁寧に描かれます。
瀧内さん、道中で出会った鮮魚店でカツオと遭遇
青果市場での訪問を終え、瀧内公美さんがひとりで次の場所へと向かっていた道中。車窓からふと目にとまったのが、地元の小さな鮮魚店でした。その店構えにひかれて車を停め、中へ入ってみることに。ここで思いがけず出会うのが、芸西村ならではの絶品「カツオの塩たたき」です。
店内では、新鮮なカツオがその場で炙られており、立ちのぼる煙と香ばしい香りが瀧内さんを迎えます。高知県といえば「カツオのたたき」が有名ですが、今回紹介されるのは、一般的なポン酢ではなく、“塩”で味わうスタイル。これこそが、地元の人たちが日常的に親しんでいる本場の食べ方です。
塩たたきは、炙ったカツオの表面を軽く冷やし、スライスした身に天然塩をふり、にんにくやネギ、大葉などの薬味を添えて食べるのが特徴です。シンプルな調味ながら、素材の持つ旨みと香りが引き立ち、カツオ本来の味をしっかりと堪能できる贅沢な料理です。
この鮮魚店での体験は、観光客がなかなか出会えないローカルな魅力にふれる貴重な場面となります。瀧内さんは、その場で塩たたきを一口いただき、カツオの脂のりや炙りの香ばしさ、塩との相性の良さに思わず驚きと感動の表情を見せる様子が想像されます。
芸西村では、海と山に囲まれた地形を活かして、新鮮な魚介類が地元の食卓に並ぶ日常があります。この鮮魚店も、まさに地域の生活と結びついた場所であり、村の日々の豊かさを象徴する存在といえるでしょう。
このシーンでは、「食」を通して感じる芸西村の魅力が、視聴者の記憶に強く残ることになりそうです。派手な観光地ではなく、偶然の出会いと素朴な味わいが、旅の価値を深めてくれる。そんな温かい瞬間が描かれるのが、このエピソードの見どころです。
一方の鶴瓶さんは若い女性と出会い、祖父宅で昼食へ
芸西村の町を別行動で歩いていた笑福亭鶴瓶さんは、偶然、地元の若い女性と出会います。彼女はこれから祖父の家に昼ごはんを食べに行くところだと話し、その自然な会話の流れで、鶴瓶さんも同行することになります。この出会いが、村の日常と家庭の味を垣間見るきっかけになります。
案内されたのは、村の中にある昔ながらの木造の民家。庭には季節の草花が咲き、どこか懐かしい空気が漂う、地域に根ざした生活の場です。そこで待っていたのは、祖父世代の男性。温かく迎えてくれたこの家庭では、芸西村で代々受け継がれてきた素朴でおいしい家庭料理が用意されていました。
昼食として紹介されるのは、地元の野菜を使った煮物や酢の物、そして手作りの味噌汁など、昔ながらの食材と調味料で丁寧に作られた料理たち。芸西村では、家庭ごとに味の違いがあり、「家庭の味」が文化として守られてきたことが感じられます。
鶴瓶さんは、料理を囲んで家族とともに座りながら、食べ物の話や子どものころの思い出話を聞き出します。その中で、家族の絆や暮らしの歴史がゆっくりと浮かび上がっていく場面が展開されていくでしょう。言葉は少なくとも、食卓を囲むことで伝わるあたたかさとつながりが印象的に描かれます。
こうしたエピソードは、旅番組ならではの魅力であり、「その土地の人と出会ってこそ知ることができる風景」として、番組の大切な軸になります。芸西村の豊かな自然に寄り添う日々の暮らしと、世代を超えて受け継がれる知恵と味が、静かに、でも確かに映し出されるエピソードです。
芸西村の魅力と暮らし
芸西村は、太平洋を望む海岸線と、山々に囲まれた自然の豊かさが魅力の高知県安芸郡の村です。人口は約3600人で、農業と漁業を軸にしたのどかな暮らしが営まれています。特に園芸農業が盛んで、花卉やナス、ピーマンなどがハウス栽培で育てられています。また、サトウキビから作る白玉糖(黒糖)や製糖体験ができる伝承館など、地域資源を活かした観光も整備されています。
交通は、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の西分駅と和食駅があり、高知市内や高知龍馬空港からのアクセスも良好です。
まとめ
2025年6月16日放送の『鶴瓶の家族に乾杯』では、芸西村の豊かな自然と地元食材を楽しむ瀧内公美さんの姿、そして地域の人々との心温まるふれあいが描かれます。朝ドラ『あんぱん』での活躍と重ねて、ロケ地・芸西村の風景や味覚がさらに魅力的に映ることでしょう。
放送後、詳しい内容が分かり次第、最新の情報を更新します。
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