瀧内公美が芸西村でナス・トマト・ヤギに感動の旅!
今回の「鶴瓶の家族に乾杯」は、高知県芸西村が舞台です。ゲストは、前回に引き続き俳優の瀧内公美さん。現在放送中の「連続テレビ小説 あんぱん」に出演している瀧内さんが、鶴瓶さんと一緒にロケ地でもある芸西村を訪れ、地域の方々とふれあいながら美味しい野菜や特産品、地元の暮らしを体感する旅が放送されました。
前回、鮮魚店の仙頭美穂子さんが、瀧内さんの希望を聞き、知り合いの農園を紹介してくれました。今回はその続きからスタートです。美穂子さんが連絡したのは、芸西村の輝農園を経営する國澤勇一さん。さらに、美穂子さんが「ヤギも見せてきちゃって」と話し、瀧内さんは「ヤギ?見たい!」と期待が高まります。
【鶴瓶の家族に乾杯】瀧内公美が高知県芸西村で絶景と絶品グルメ満喫!|2025年6月16日放送
無人販売所で偶然の出会い
同じころ、鶴瓶さんは芸西村の和食地区を車で走っていました。周囲は田畑が広がり、のどかな風景が続いていました。その途中、道路わきに小さな野菜の無人販売所を見つけた鶴瓶さんは、車を止めて立ち寄ることにしました。
販売所には、収穫されたばかりの新鮮な野菜が並べられており、特に目立っていたのは白ナスとミニトマトです。白ナスはツヤのあるきれいな見た目で、大きさもそろっていてとても美味しそうでした。ミニトマトは透明な袋に詰められ、赤くてつややかな実が並んでいます。
鶴瓶さんは
・白ナスを3つ
・ミニトマトを2パック
を購入しました。支払いは箱にお金を入れる仕組みで、地域の信頼を感じさせる昔ながらの無人販売のスタイルでした。
販売所の奥には、農園の情報が書かれた貼り紙が貼ってあり、そこには農園名と場所が詳しく紹介されていました。その案内を頼りに、鶴瓶さんは輝農園へ向かうことに決めます。
この時点で、そこが瀧内さんが向かっている輝農園とは知らず、まったくの偶然で同じ場所を目指すことになりました。静かな田園の中、思わぬ偶然が重なる展開となり、旅の続きに期待が高まる場面でした。
地震体験と中学生たちとのふれあい
ナス農園を目指していた瀧内さんは、途中の道沿いで地震体験車を発見しました。車体にはカラフルなアンパンマンのイラストが描かれていて、遠くからでも目を引くデザインでした。気になった瀧内さんが近づいてみると、そこではちょうど地元中学校の生徒たちが、地震の揺れを実際に体験する訓練をしているところでした。
地震体験車は、南海トラフ地震を想定したもので、震度7の揺れを再現できる設備が整っています。瀧内さんもその場で体験に参加することになりました。車内に入り、シートに座った瞬間、強烈な横揺れと縦揺れが始まりました。想像を超える激しい揺れで、座っているだけでも体を支えるのが難しいほどでした。
しばらく揺れが続いた後、訓練が終了。揺れの激しさに驚いた瀧内さんは、腰が抜けてしまい、その場で立ち上がることができなくなってしまいました。周りの指導員の方がすぐに駆け寄り、手を取って支えてくれたことで、ようやく立ち上がることができました。
この体験を通じて、地元の子どもたちと一緒に防災の大切さや南海トラフ地震の恐ろしさを身をもって知る貴重な時間となりました。実際の揺れを体験することで、普段は意識しづらい災害への備えや、地域の防災訓練の必要性を改めて感じる場面でした。
輝農園でのサプライズとナスの魅力
鶴瓶さんは輝農園に到着し、農園を営む國澤勇一さんの奥様・恵美子さんと出会いました。色鮮やかな野菜が広がる農園の風景の中で、恵美子さんから「もうすぐ瀧内さんが来る」と知らされた鶴瓶さんは、思わぬ偶然に驚きながら、サプライズを仕掛けることに決めました。鶴瓶さんは農園内の目立たない場所に隠れ、瀧内さんが到着するのを待ちます。
そのころ、瀧内さんはナスの栽培ハウスに到着しました。ハウス内には立派に育ったナスがズラリと並び、瀧内さんは農園スタッフの案内を受けながら収穫体験をスタート。ナスの枝にはツヤのある実がいくつも実っていて、ハサミを使って丁寧に収穫していきます。
一方、鶴瓶さんは休憩しながら、先ほど無人販売所で購入したミニトマトを試食しました。袋を開けると、小ぶりで真っ赤なトマトが並び、一口食べた鶴瓶さんは「甘い!」と感動の表情を浮かべていました。
そこへ、ナスを手にした瀧内さんが姿を現します。瀧内さんは、「トマトが好き」と以前話していたことを覚えていた鶴瓶さんから、ミニトマトをお土産として手渡され、嬉しそうに受け取っていました。
さらに農園では、生でも食べられる白ナスを試食することに。白ナスは普通のナスと違い、皮が白く、中までやわらかいのが特徴です。瀧内さんが一口食べると、「甘い!リンゴみたい」と驚きの声を上げ、想像以上の甘さとみずみずしさに感動していました。
その様子を見ていた國澤さんが、「コンテナいっぱいトマトを収穫している」と教えてくれたことで、瀧内さんの興味はさらに高まり、「行きたい!」と目を輝かせながら次の目的地へ向かうことになりました。農園の恵みを存分に味わう、笑顔あふれるひとときとなりました。
トマトと地下水の美味しさを体感
瀧内さんは鶴瓶さんと別れ、輝農園で収穫されたばかりのトマトの見学へ向かいました。ハウスの中では、色鮮やかなトマトがずらりと並び、太陽の光を浴びて真っ赤に実った姿が広がっています。コンテナいっぱいに積まれたトマトは、見るからに新鮮で、農園の豊かさを感じさせる光景でした。
トマトの見学を終えたあと、農園が汲み上げている地下水を試飲させてもらうことになりました。この地下水は、地下50メートルの深さからくみ上げられており、地元の人たちにとって大切な自然の恵みです。水温は1年を通して15~16℃に保たれていて、夏でも冷たく、透き通った水が特徴です。
瀧内さんが一口飲んだ瞬間、その冷たさと美味しさに驚き、「冷たくておいしい」と感動していました。自然の中で飲む冷たい水は格別で、農園の豊かな環境を実感できる体験でした。
さらに、農園内にあるピーマンハウスにも立ち寄ることになり、ピーマンの収穫を体験しました。ハウスの中は緑の葉が広がり、枝にはピカピカと光る立派なピーマンがたくさん実っていました。瀧内さんはハサミで慎重にピーマンを切り取り、その場で生のピーマンを試食することに。
かじった瞬間、ピーマンは驚くほどみずみずしく、瀧内さんは「めっちゃみずみずしい!」と声をあげていました。新鮮な野菜の味わいと農園の自然を満喫する、貴重なひとときとなりました。
一戸建ての先生一家と出会い
鶴瓶さんは芸西村を歩いている途中、周囲の風景の中でひときわ目立つ立派な一戸建ての住宅を見つけました。外観は新しく、広々とした敷地に建てられたきれいな家が印象的です。気になった鶴瓶さんは敷地内に入り、住人に話を聞くことにしました。
そこで出会ったのが、家の持ち主である松本哲郎さんです。哲郎さんは穏やかな雰囲気で、鶴瓶さんの訪問を快く迎え入れてくれました。話を聞くと、哲郎さんは4年前にこの家を建てたそうで、現在は育児休業中。家の中や庭の様子から、家族でゆったりとした暮らしを楽しんでいる様子がうかがえました。
さらに、哲郎さんの奥様・恵梨香さんも登場し、夫婦そろって学校の先生をしていることを教えてくれました。2人とも教育に携わる仕事をしており、地域の子どもたちのために日々活動しているそうです。
その後、ご両親も顔を出し、松本家が2世代そろって教師一家であることが判明しました。お父さんとお母さんも、かつて地元で教壇に立っていた経験があるそうで、教育に深く関わる家族であることが伝わってきました。
鶴瓶さんが、今回の旅のゲストが「連続テレビ小説 あんぱん」で教師役を演じている瀧内公美さんであることを伝えると、お母さんはすぐに理解し、「あの厳しい先生」と笑いながら話していました。教師一家と、教師役を演じる瀧内さんの偶然のつながりに、芸西村ならではの温かい交流が広がる時間となりました。
ヤギとふれあい心和む時間
そのころ、瀧内さんは仙頭美穂子さんが飼っているヤギと対面するため、ヤギ小屋へ向かいました。小屋は農園の一角にあり、のどかな風景の中に囲われたスペースに白くて可愛らしいヤギがゆったりと過ごしています。
ヤギは美穂子さんが飼っている大切な家族のような存在で、普段から人懐っこい性格で知られています。特に、美穂子さんが近づくと声をあげて出迎えるという、微笑ましいエピソードがあるヤギです。
しばらくすると、道路から車がやってきて、美穂子さんが登場。ヤギはその姿にすぐに気づき、メェメェと鳴きながら歓迎の声をあげました。その様子はとても印象的で、周囲にいた人たちも思わず笑顔になるような光景でした。
ヤギと瀧内さんの距離も自然と縮まり、触れ合いながら、地元ならではのゆったりとした時間が流れました。都会ではなかなか体験できない、動物との温かいふれあいを通して、芸西村の魅力を改めて感じる場面となりました。
方言と地元の魅力に触れる
鶴瓶さんは芸西村を歩きながら、広がる畑の中にあるナスの栽培ハウスを見つけました。ハウスの中では立派に育ったナスが並び、青々とした葉の間からツヤのある実が顔をのぞかせています。興味を持った鶴瓶さんはハウスを訪ね、中を見学することにしました。
そこで出会ったのが、このハウスを管理している小松正幸さんです。小松さんは、農園の仕事に精を出しながらも、気さくに話しかけてくれる温かい人柄の方でした。話をしているうちに、自然と高知独特の方言が飛び出し、地域らしい雰囲気が広がりました。
小松さんは、生粋の高知弁で話すことに少し照れくさそうな表情を見せながら、「田舎の方言ですみません」と恐縮していました。しかし、鶴瓶さんはすぐに「それがいいんですよ」と返し、地元ならではの言葉や人の温かさをしっかりと受け止めていました。
方言はその土地ならではの魅力であり、観光客にとっても新鮮な発見です。ハウスでの会話を通して、鶴瓶さんは改めて地域の人の素朴さや芸西村の魅力を実感し、農園の人たちとの交流を楽しむ時間となりました。
かっぱ市とピーマン農家の驚き
瀧内さんは芸西村の地域イベント「かっぱ市」を訪れました。かっぱ市は、地元で採れた新鮮な野菜や果物、特産品がたくさん並ぶ、地域の人々に親しまれている市場です。会場には、朝採れのナスやトマト、ピーマンなどがずらりと並び、どれも色つやが良く、見るからに美味しそうでした。
瀧内さんは市場をゆっくりと歩きながら、新鮮なナスを中心に買い物を楽しみました。手に取ったナスはツヤがあり、しっかりとした重みも感じられるものでした。購入した野菜は後ほど自宅で料理に使うことを決め、芸西村の味を家庭で再現する準備が整いました。
一方、鶴瓶さんは花農家を探して芸西村を散策していました。しかし、訪れた農園は実はピーマン農家でした。農園内にはたくさんの花が咲いていましたが、これは観賞用ではなく、ピーマンに集まる害虫を食べる虫を育てるためのものでした。この仕組みに鶴瓶さんは驚き、地域ならではの農業の工夫を知ることになりました。
この農園を経営しているのは岡村さん夫妻です。特徴的なのは、奥様が社長を務めていることです。奥様は3年前に会社を辞めて農業を始めたと話し、その後、旦那さんも奥様を支えるために一緒に会社を辞めて農業を手伝うようになったと教えてくれました。
夫婦で力を合わせて続けているピーマン農家は、害虫対策に花を活用しながら、地元で安全で美味しいピーマン作りに励んでいます。ここでも家族で支え合う温かい物語が感じられる出会いとなりました。
白ナス料理で締めくくり
旅の最後、瀧内さんは輝農園の國澤さんの自宅を訪ねました。手には、かっぱ市で購入したいちごをお土産として持参し、笑顔で國澤さんご夫妻に手渡しました。いちごは新鮮で赤く輝き、地元の特産品らしい贈り物です。
國澤さんの自宅では、白ナスを使った料理をふるまってもらうことになりました。キッチンでは、採れたての白ナスが大きくカットされ、厚切りにされた状態で準備が進められています。白ナスは皮が白く、果肉がやわらかくて甘みがあり、生でも食べられるほどの新鮮さが特徴です。
調理法はシンプルで、厚切りにした白ナスをフライパンでじっくりと焼き、たっぷりのしそをトッピングします。焼き上がったナスは、表面がこんがりと焼かれ、中はトロトロの食感に仕上がっています。しその香りがふんわりと広がり、見た目も彩り豊かな一品です。
瀧内さんが一口食べると、白ナスのとろけるような食感と甘みが口いっぱいに広がり、「めっちゃおいしい!トロトロですね」と感動の声をあげていました。地元の新鮮な野菜とシンプルな調理法が、素材の良さを最大限に引き出す料理となりました。
こうして、地元の人々との出会い、自然の恵み、心のこもった料理を満喫し、芸西村の旅は笑顔で締めくくられました。瀧内さんにとっても、芸西村の温かい人々と美味しい食材に触れられる、思い出深い一日となりました。
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