海外SP〜スイス2〜の見どころ
NHK総合で2025年9月1日に放送された「鶴瓶の家族に乾杯 海外SP〜スイス2〜」は、スイスの雄大な自然と暮らしに焦点をあてた回でした。ゲストの杏さんと笑福亭鶴瓶さんが、それぞれ異なる場所で現地の人々と触れ合い、スイスならではの魅力をたっぷり伝えていました。この記事では、酪農、チーズ文化、アーレ川遊び、ジグソーパズル探し、木彫り工房など、すべてのエピソードを詳しく紹介します。
【鶴瓶の家族に乾杯】海外SPスイス編Part1〜ベルン旧市街の時計店・ジグソーパズル・新婚旅行夫婦との出会い〜2025年8月25日
エメンタールでの酪農体験と家族の温かさ
杏さんが訪れたのはスイス・エメンタール。青々とした牧草地と乳牛が広がる風景はまさに絵本のようでした。地元農家マルクスさんの案内で、牧場主のシモンさん一家に出会い、牛の餌やりや乳しぼりを体験しました。牧場には「トライヒェル(牛の鐘)」が並んでいて、若い農家が結婚する際に贈られる風習も紹介。農業が生活の中心であり、文化そのものに根付いていることが伝わりました。杏さんは絞りたての牛乳を試飲し、自然の恵みをそのまま味わったように感動していました。最後にシモンさん一家から「また来てね!」と温かいメッセージが贈られ、地域の人々の優しさが心に残る場面でした。
鶴瓶が出会ったベルンの暮らしとアーレ川
一方の鶴瓶さんはベルンの住宅街を歩き、庭でくつろぐカップルに声をかけました。彼らは「これからアーレ川で泳ぐ」と話し、スイスの夏の楽しみを教えてくれました。実際にアーレ川を訪れると、橋から飛び込む人、流れに身を任せて泳ぐ人がいて、観光地ではなく「生活の一部」として川が親しまれている様子が印象的でした。中には、川を泳いで通勤する人までいるという話も紹介され、スイスらしいユニークな日常を知ることができました。
スイス・レンクで学んだチーズ文化
杏さんはレンクに住むフレイディグさんを訪ね、チーズのある食卓を体験しました。フレイディグさんは毎月2〜3kgのチーズを買うほどの愛好家で、特に「ベルクケーゼ(山のチーズ)」を気に入っているそうです。特徴的だったのは、専用の削り器を使い、鰹節のように薄く削って食べる方法。シンプルながらも奥深い味わい方に、スイスのチーズ文化の豊かさが表れていました。
ジグソーパズル探しと鶴瓶の挑戦
旅の途中で杏さんと鶴瓶さんは、それぞれジグソーパズル探しをしました。杏さんは旅先でパズルを買うのが好きだそうで、スイスの思い出にぴったりな一品を探していました。鶴瓶さんは木製の難しいパズルに挑戦しましたが、あえなく断念。代わりに2歳児向けの簡単なパズルに変更し、3分50秒かけて完成。スタジオでは杏さんが同じパズルに挑戦し、わずか34秒で完成させるという鮮やかなシーンもありました。紹介されたパズルにはウユニ塩湖やブリエンツ・ロートホルン鉄道など、旅情を感じさせるデザインもあり、視聴者も一緒に楽しめる内容でした。
アーレ川遊びと夏の風物詩
再び鶴瓶さんが訪れたアーレ川では、夏の風物詩ともいえる川遊びが取り上げられました。地元の人々が橋から飛び込む姿は迫力があり、観光客も交じって楽しんでいました。水の透明度や流れの速さも映し出され、自然と共に生きるスイス人のたくましさが印象的でした。
ブリエンツで出会った木彫りの文化
杏さんは湖畔の町ブリエンツへ移動し、登山鉄道に乗る予定でしたが満席のため断念。その代わりに町を散策し、木彫り工房を発見しました。ブリエンツはスイスの木彫り文化の中心地で、学校まで設けられているほどです。工房では、ハイジやペーターを思わせる素朴な作品が並び、地域に根付いた伝統工芸の息づかいが伝わってきました。
番組を通して伝わったスイスの魅力
今回のスイス編では、酪農体験、チーズの食文化、アーレ川遊び、木彫り工芸など、自然と人々の暮らしがしっかり描かれていました。杏さんの素直な驚きや喜び、鶴瓶さんの親しみやすい交流が加わることで、現地の人々との距離感が縮まり、視聴者もまるで一緒に旅しているような気持ちになれました。旅先での偶然の出会いや温かい言葉が、国境を超えて心に響くことを再確認できる内容でした。
まとめ
「鶴瓶の家族に乾杯 海外SP〜スイス2〜」は、スイスの自然や文化、家族の温かさが凝縮された回でした。エメンタールの酪農体験からベルンのアーレ川、レンクのチーズ文化、ブリエンツの木彫り工房まで、旅を通して出会った人々の言葉や笑顔が強く印象に残ります。旅行気分を味わいたい方、スイス文化に関心がある方にとって、必見の内容でした。
【鶴瓶の家族に乾杯】海外SPスイス編Part1〜ベルン旧市街の時計店・ジグソーパズル・新婚旅行夫婦との出会い〜2025年8月25日
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