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Eテレ【グレーテルのかまど】竹久夢二のしるこセーキとは?七夕の夜に味わう恋と大正ロマン|2025年7月7日放送

グレーテルのかまど

竹久夢二のしるこセーキ|2025年7月7日放送内容

NHK Eテレで人気の番組「グレーテルのかまど」。2025年7月7日(月)の放送では、大正時代を代表する画家・竹久夢二が愛した夏の甘味「しるこセーキ」と、夢二と最愛の女性・彦乃との切ない恋の物語が紹介されます。今回の放送は、七夕の夜にぴったりの内容です。冷たくてとろけるしるこセーキと、大正ロマンあふれる恋の物語を通して、夢二の人生や作品の魅力に触れることができます。

次回の【グレーテルのかまど】NARUTO 師匠のアイスキャンディー登場!ナルトと自来也の絆スイーツ再現|2025年7月14日放送

竹久夢二と夢二式美人の魅力

竹久夢二は、1884年に岡山県で生まれた画家です。独学で美術を学び、東京で雑誌や新聞の挿絵を手がけながら才能を発揮しました。特に有名なのが「夢二式美人」と呼ばれる女性像です。

夢二式美人の特徴は、以下のようなものがあります。

  • うつむきがちでどこか寂しげな表情

  • 大きくて印象的な瞳

  • 細くしなやかな体つき

  • 和装と洋装をうまく融合したスタイル

このような独特の女性像は、大正時代の女性たちの憧れの的となりました。夢二の描く美人は、儚さや優しさを感じさせ、どこか切なさも漂っています。その世界観は「大正ロマン」の象徴ともいわれています。

また夢二は、美人画だけでなく、詩画、絵本、ポスター、雑貨のデザインなど多彩な分野で活躍しました。「芸術を生活の中に」という思いから、日用品や広告にも美を取り入れ、日本の大衆文化に大きな影響を与えました。

しるこセーキとは?夏にぴったりの甘味

しるこセーキは、こしあんを冷やしてシャリシャリにした夏限定の甘味です。ひんやり冷たく、トロトロ、シャリシャリの食感が楽しめます。

特に京都の甘味処「かさぎ屋」で提供されるしるこセーキは、白玉が2つトッピングされ、見た目もかわいらしく、味もやさしい甘さが広がります。

SNSでは「こしあんフラペチーノ」とも呼ばれ、冷たいドリンク感覚で楽しむ人も多いです。

しるこセーキのポイントは次の通りです。

特徴 説明
材料 こしあん、氷、白玉など
食感 シャリシャリ、トロトロ
甘さ やさしい甘さ、さっぱりした後味
飲み方・食べ方 ドリンク風、スプーンで食べてもOK

夏の暑い日にぴったりの冷たい甘味で、和菓子好きにも人気があります。

しるこセーキの材料(約3杯分)

【小豆こし餡】
グラニュー糖:120g
水:適量
赤生餡:200g

【みるく氷】
牛乳:180ml
生クリーム(乳脂肪分38%):40ml
練乳:20g

【白玉団子】
白玉粉:30g
グラニュー糖:5g
水:20ml~

【マンゴーの白玉団子】
白玉粉:30g
グラニュー糖:5g
マンゴーピュレ:20g~

【フランボワーズの白玉団子】
白玉粉:30g
グラニュー糖:5g
フランボワーズピュレ:20g~

【ゆずの寒天】
粉寒天:3g
水:200ml
グラニュー糖:160g
ゆずジャム:10g
食用色素(黄色):適量

【しるこセーキ本体】
小豆こし餡:100g
みるく氷:120g
牛乳:60ml
和三盆糖:30g

【仕上げ用】
小笹:適量

しるこセーキの作り方

【白玉団子】
白玉粉、グラニュー糖、水をボウルに入れて、耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねます。ダマが残らないようによく混ぜましょう。生地を小さく丸めて平らにつぶし、沸騰したお湯に入れて浮かんでくるまで茹でたら、冷水にさらします。

【小豆こしあん】
鍋にグラニュー糖と水を入れて沸騰させます。そこへ赤生餡を加えて、強火で炊き上げます。焦げないように鍋底をしっかり混ぜながら炊きましょう。角が立つくらいのかたさになったら、バットに広げて冷まします。

【みるく氷】
牛乳、生クリーム、練乳を鍋に入れて軽く混ぜ、周りがふつふつしてきたら火を止めてバットに流し冷凍します。

【マンゴーとフランボワーズの白玉団子】
それぞれ白玉粉、グラニュー糖、ピュレをボウルに入れて混ぜ、耳たぶくらいの柔らかさにします。ダマが残らないよう丁寧にこねてください。生地を丸めて平らにつぶし、沸騰したお湯で茹でたら、冷水にさらします。

【ゆず寒天】
鍋に粉寒天と水を入れて沸騰させ、グラニュー糖を加えよく溶かします。火を止めてからゆずジャムを加え、食用色素で鮮やかな黄色に仕上げます。型に流して冷やし固め、星型で抜きます。

【仕上げ】
冷ました小豆こしあん、和三盆糖、牛乳をブレンダーにかけてなめらかにします。みるく氷をフォークで崩してグラスに入れ、その上にあんをかけます。最後に寒天や3色の白玉団子、小笹を飾れば完成です。氷が溶けないうちに早めに食べるのがポイントです。

竹久夢二と彦乃の切ない恋

夢二の人生で最も大きな存在となったのが、女子美術学生だった笠井彦乃です。彦乃は、夢二の作品に惹かれ、やがて二人は恋人同士になります。しかし、夢二には結婚歴があり、彦乃にも許嫁がいたため、二人の恋は多くの障害に囲まれていました。

そんな中、二人は周囲の反対を押し切り、京都で一緒に暮らし始めます。夢二は彦乃と過ごす日々の中で、多くの作品を生み出しました。

ですが幸せは長く続きません。彦乃は結核にかかり、九州・別府で療養生活を送るものの、病状は悪化。最終的には東京で入院しますが、夢二は面会を禁じられ、二人は離れ離れになります。

彦乃はわずか25歳で亡くなり、夢二との再会は叶いませんでした。

夢二と彦乃は、手紙で「山」と「河」と呼び合い、深い愛情を交わしていました。彦乃の死後も、夢二は彼女をモデルに多くの美人画を描き続けました。「遠山に寄す」「青山河」「榛名山賦」などの作品には、彼女への愛と哀しみが込められています。

夢二と彦乃の恋は、短くも深く、今も多くの人の心を打つ物語として語り継がれています。しるこセーキは、そんな二人の思い出の味であり、七夕の夜にぴったりの甘味です。

しるこセーキを味わいながら、夢二と彦乃の切ない恋の物語にも思いを馳せてみてください。

次回の【グレーテルのかまど】NARUTO 師匠のアイスキャンディー登場!ナルトと自来也の絆スイーツ再現|2025年7月14日放送

【参考・出典】
https://yumeji140.com/art-story.html
https://ndlsearch.ndl.go.jp/imagebank/column/yumejishiki
https://kumichoco84.blog.fc2.com/blog-entry-1561.html
https://bou-tou.net/yumejitokoi/
https://officemaki.exblog.jp/14187517/
https://facebook.com/NHKonline/posts/1265186574970217

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