「餅-1グランプリ」開催!
お正月の定番「お餅」をテーマに、若手スタッフが腕を競う「餅-1グランプリ」が放送されました。「賛否両論」のスタッフたちがそれぞれ考案した、お餅を使った創作料理が登場し、笠原将弘シェフも絶品料理を披露!個性あふれるお餅料理の数々は、家庭でも簡単に再現できるものばかりです。今回の特集では、番組で紹介されたレシピを詳しくご紹介します。普段の食卓やおもてなし、さらにはお正月以外のシーズンでも楽しめるアイデア満載です。
日本の伝統食であるお餅は、簡単な調理で食べやすく、いろいろな食べ方ができ、それだけでなく、エネルギー源やコンパクトな栄養補給源として優れた食品です。 特にスポーツ時のエネルギー・栄養補給源として非常に適しており、実際に多くのマラソン選手の方々に愛用されるなど、持久力を要するスポーツに効果が認められています。
お餅の豚バラ巻き 焼き鳥風(りょうくん考案)
豚バラ肉で巻いたお餅に甘辛いタレを絡め、焼き鳥のような仕上がりに!食べ応え抜群で、ご飯のおかずやお酒のおつまみにもぴったりです。
【材料】
切り餅:3個
豚バラスライス:400g
万能ねぎ(小口切り):適量
七味唐辛子:少々
A(タレ)
醤油:大さじ1
酒:大さじ2
みりん:大さじ1
砂糖:大さじ2
【作り方】
- 切り餅を縦に半分に切ります。電子レンジ600Wで1分〜1分半温めて柔らかくします。
- 豚バラスライスを半分の長さに切り、お餅をしっかり巻きます。
- フライパンに巻き終わりを下にして並べ、弱火で全体に焼き目をつけます。
- 火を止め、混ぜ合わせたAを加えて全体に絡めます。
- 器に盛り付け、万能ねぎを散らして七味唐辛子をふりかけて完成です。
お餅の白菜巻き 豆乳あんかけ(シュイくん考案)
白菜の甘みと豆乳ベースのあんが、お餅のもちもち感を引き立てるヘルシーな一品。優しい味わいで体も心もほっと温まります。
【材料】
切り餅:4個
白菜の葉:4枚
水溶き片栗粉:適量
A(豆乳あん)
豆乳:500cc
だし:100cc
薄口醤油:大さじ4
すりごま:大さじ4
味噌:大さじ2
塩:2つまみ
【作り方】
- 切り餅を縦に半分に切ります。
- 白菜の葉をお餅が巻ける幅に切り、根元の硬い部分は1cm四方に切ります。
- フライパンに1cmほどの水を入れ、白菜で巻いたお餅を並べ、中火で4分蒸し焼きにします。
- 鍋にAを入れ、味噌が完全に溶けるまで混ぜながら火を通し、沸騰後に水溶き片栗粉でとろみをつけます。
- 蒸し焼きにしたお餅を器に盛り、上からあんをかけて仕上げます。
生春巻きもっちー(奈々子さん考案)
お餅をライスペーパーで包むというユニークなアイデアが光る一品。甜麺醤と豆板醤を使った中華風のタレがアクセントになっています。
【材料】
切り餅:3個
長ねぎ:1/4本(白髪ねぎにする)
きゅうり:2本(千切り)
ライスペーパー:9枚
サラダ油:小さじ1
A(タレ)
甜麺醤:小さじ1
豆板醤:小さじ1/2
オイスターソース:小さじ1
醤油:小さじ1
砂糖:小さじ1
酒:小さじ1
鶏ガラ顆粒:小さじ1
【作り方】
- 切り餅を縦に3等分に切り、長ねぎを白髪ねぎにし、きゅうりを千切りにします。
- フライパンにサラダ油を入れ、中火でお餅が柔らかくなるまで炒めます。
- 火を止め、Aを絡めます。
- ライスペーパーを水で戻し、お餅、長ねぎ、きゅうりを丁寧に巻いて完成です。
お餅のバター焼き のりねぎソース(笠原マスター考案)
バターの香ばしさとのりの佃煮の旨味が絶妙にマッチ。長ねぎのシャキシャキ感がアクセントになった贅沢な一品です。
【材料】
切り餅:6個
長ねぎ:1/3本(みじん切り)
バター:20g
のりの佃煮:大さじ2
おろしニンニク:小さじ1/2
白ごま:適量
【作り方】
- 長ねぎをみじん切りにし、のりの佃煮とおろしニンニクを混ぜ合わせます。
- フライパンでお餅を中火で両面焼き、火を止めてバターを絡めます。
- 器に盛り付け、混ぜ合わせたのりねぎソースをたっぷりのせて白ごまをふりかけて完成です。
笠原将弘の最新著書『賛否両論 味の世界』
笠原将弘氏の最新著書『賛否両論 味の世界』は、2024年10月1日に発売されました。本書では、笠原氏が長年培ってきた料理哲学とその真髄が、読者にわかりやすく伝えられています。家庭でも実践できる具体的な技術やコツ、和食の魅力を最大限に引き出す方法が豊富に盛り込まれています。
家庭で役立つ調理技術とコツ
『賛否両論 味の世界』では、笠原氏が提唱する調理法が丁寧に解説されています。特に、初心者でも取り組みやすい内容として、包丁の扱い方や火加減の調整方法など、基礎的な技術が豊富に紹介されています。また、素材の選び方や保存方法、下ごしらえのポイントなど、料理の仕上がりを左右する重要なテクニックにも触れています。
和食の基本から現代風アレンジまで
和食の基本ともいえる出汁の取り方や調味料の配合バランスについても詳しく説明されています。さらに、現代の食卓に合うようにアレンジされたレシピも多く収録されており、伝統と創造性が融合した料理の数々が楽しめます。たとえば、伝統的な煮物に洋風のエッセンスを加えた一品や、旬の食材を活かした新感覚の和食メニューが特に好評です。
「餅-1グランプリ」で見つける新しいお餅の楽しみ方
今回の「餅-1グランプリ」で紹介された4つのレシピは、どれも簡単で家庭で楽しめるものばかりです。お正月だけでなく、普段の食卓や特別なシーンでも活躍すること間違いなし!ぜひ試して、お気に入りのアレンジを見つけてください。
コメント