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NHK【午後LIVE ニュースーン】74歳YouTuberロコリさんのプチプラコーデ術とDIY生活に学ぶ|2025年7月28日放送

74歳ユーチューバー・ロコリさんの“プチプラ”ファッションが話題

2025年7月28日放送の「午後LIVE ニュースーン」では、夕方5時台に注目のシニアチャレンジ特集が放送されました。テーマは「飛び出すシニアの“プチプラ”ファッション発信!」。おしゃれを通して元気を届けるシニアたちが全国から紹介され、とくに注目を集めたのが福岡・北九州で活動する74歳のファッション系ユーチューバー・ロコリさんでした。番組ではロコリさんの動画制作の裏側や、自宅での暮らしぶり、新しい挑戦までじっくりと取材されました。

福岡・北九州から世界へ!ロコリさんのYouTubeチャンネル

ロコリさんは現在74歳。福岡県北九州市を拠点に活動するファッション系ユーチューバーで、チャンネル登録者数は約6万人にのぼります。投稿した動画の中には、再生回数が52万回を超える人気作もあり、国内外から多くの視聴者に支持されています。その人気の理由は、年齢に縛られない自由な発想と、「プチプラ」ファッションを取り入れた親しみやすいスタイルです。

プチプラでも楽しめる!独自のファッションセンス

ロコリさんは、毎月の洋服代を5千円ほどにおさえながら、明るい色味やデザインを工夫しておしゃれを楽しんでいます。顔周りに明るい色を持ってくることで印象を華やかにし、上下を同じトーンでまとめた“セットアップ”スタイルで活動的な印象を演出しています。お金をかけなくても、見せ方次第でここまで変わるという実例です。

動画づくりはすべて1人で 研究ノートも活用

番組ではロコリさんが動画撮影から編集、投稿まですべて自分で行っている様子も紹介されました。使っているカメラは家庭用のシンプルなものですが、光の入り方やアングルにまで気を配り、視聴者が見やすい画角や雰囲気づくりを大切にしています

さらに、注目を集めたのがロコリさん自作の「研究ノート」です。このノートには、成功した動画の傾向や、文字のフォントサイズ、色のバランス、タイトルに使う言葉の工夫などがびっしりと書き込まれています。特に注目度の高い動画の構成やタイトルとの関係性なども分析されており、試行錯誤を重ねながら独学でスキルを磨いてきたことが伝わってきます

海外からも注目される理由

ロコリさんの動画には、国内のシニア世代だけでなく、若者や海外の視聴者からも「元気をもらえる」「真似したい」といったコメントが多く寄せられていると紹介されました。年齢や国籍を問わず、多くの人が「年をとってもおしゃれを楽しめる」という前向きな姿勢に共感していることがうかがえます。

以下は、ロコリさんの活動の主な特徴をまとめた表です。

項目 内容
年齢 74歳
居住地 福岡県北九州市
チャンネル登録者 約6万人
再生数最高記録 約52万回
ファッション予算 月5,000円ほど
動画編集 すべて本人が担当(撮影・編集・投稿)
特徴 プチプラ、明るい色、セットアップ、研究ノートあり
反響 若者・海外からも共感の声

このように、ロコリさんのチャンネルは「年齢にとらわれず、自分らしく輝く」ことを体現しており、多くの人たちにとっての励みになっています。ロコリさんの発信が、これからのシニア世代のロールモデルとなっていくことは間違いありません。

ロコリさんの人生の転機とYouTubeを始めた理由

波乱のキャリアと生活の変化

ロコリさんは高校卒業後、夢だったアパレルの世界へ飛び込みました。憧れのアパレルメーカーに就職し、25歳で独立して自らのブティックを開業。当初は順調に見えた経営も、近隣に大型商業施設がオープンしたことで流れが変わり、客足が激減。35歳の時に2000万円の借金を抱えて廃業するという苦しい決断を強いられました

その後は再就職し、日々の生活を立て直しながら、今度は認知症を患った母親の介護を10年にわたって自宅で続けました。自分の時間をほとんど持てない日々のなか、生活は一変。そんな中でも母のケアを優先していたロコリさんですが、5年前に母を看取った直後、勤務先も閉店。一気に社会とのつながりを失い、心も体も疲れ果て、家に引きこもるような毎日が続きました。

若者との出会いがきっかけに

ある日、気分転換に散歩へ出たロコリさんの目に飛び込んできたのが、ファストフード店のアルバイト募集の張り紙。そこで「もう一度外の世界と関わってみよう」と思い立ち、思い切って応募。年齢の離れた若いスタッフと一緒に働く中で、久しぶりに笑ったり、話したりする喜びを少しずつ取り戻していきました。この経験が、次の大きな一歩へとつながっていきます。

YouTubeとの出会いと挑戦

そんな時、自宅で見たある動画がロコリさんの心を大きく動かします。それは、同世代のシニアユーチューバーがイキイキと人生を楽しんでいる姿でした。年齢にとらわれず自由に表現するその姿に、勇気をもらったロコリさんは「自分も挑戦してみよう」と決意。機材も知識もないところから、半年かけて地道に動画を準備し、ようやく1本目を投稿します。

その初投稿が予想外の反響を呼び、わずか1か月でYouTubeの収益化条件を達成。登録者や再生回数が一気に伸びて、生活にも心にも大きな変化が訪れました。

以下にロコリさんの転機となった出来事を時系列でまとめました。

年齢・時期 出来事
高校卒業 アパレルメーカーに就職
25歳 ブティックを独立開業
35歳 借金を抱え廃業、再就職
40代〜50代 母の介護を10年
5年前 母が他界、勤務先も閉店
数年前 散歩中にアルバイト募集を見て応募
数年前 シニアユーチューバーの動画に出会う
半年前 初の動画制作に着手
投稿後1か月 YouTube収益化に成功

一度はすべてを失ったように感じていたロコリさんですが、自分の力で立ち直り、新しい世界へ飛び込んだ勇気ある挑戦が、今多くの人に希望と元気を届けています。年齢を理由にあきらめる必要はないことを、身をもって教えてくれるロコリさんの生き方が、これからの時代の新しいロールモデルになっていくかもしれません。

暮らしの中にある楽しみと工夫

ロコリさんは築50年の一軒家に1人で暮らしています。番組では、元仏間だった部屋を2か月かけて自分で改装した“撮影部屋”も紹介。費用はわずか約2万円という手作りの空間には、明るい色合いの布や家具が並び、日々の動画撮影がここで行われています。

スーパーでは数件をはしごして安い食材を選び、お気に入りの密閉容器に保存して冷蔵庫の中もすっきり整頓。お惣菜は器に盛りつけて食卓へ。自分らしい暮らしを大切にしている様子が伝わってきました。

服選びのポイントとして、「顔の近くには明るい色」「セットアップで気分を上げる」といったアドバイスもあり、年齢にとらわれず自分らしさを表現する姿が印象的でした。

新たな挑戦!シニアディスコを地元で開催へ

音楽の力で心を動かす空間づくり

ロコリさんは今、新たなプロジェクトに挑んでいます。それが、地元・北九州市で2025年10月に開催を予定している「シニア向けディスコイベント」です。このイベントは、年齢を重ねても音楽とともに元気に過ごしたいという想いから生まれたものです。

ディスコミュージックはロコリさんにとって、介護生活の中で心の支えとなった大切な存在でした。長年にわたり自宅で母親の介護をしていた中で、気持ちが沈んだ時や孤独を感じた時、ロコリさんは部屋で一人ディスコの音楽を流し、体を揺らして気持ちを切り替えていたといいます。その音楽があったからこそ、前向きな気持ちを保つことができたのです。

そして今、当時のように音楽で気分を上げたいという思いを持つ同世代の仲間とともに、リアルな空間でその喜びを分かち合いたいという願いから、このディスコイベントの企画をスタートさせました。

シニアのための、新しい社交の場

ロコリさんが目指すのは、ただ音楽を楽しむ場ではなく、シニア世代が安心して集まり、笑顔で交流できる新しい“社交の場”。昼間に開催することで夜間の外出に不安がある方でも参加しやすく、曲も1970年代〜80年代の懐かしいディスコナンバーを中心に選曲予定とのことです。

また、ファッションユーチューバーとしての知識を活かし、イベント当日の「プチプラおしゃれコーデ紹介」コーナーや記念撮影ブースの設置なども構想中。シニアのための“華やかで自由な空間”として、地域に元気を届けることを目指しています。

ロコリさんは、自分が支えられてきた音楽の力を今度は人に向けて届けたいという思いで、このイベントを企画しています。若い世代にとっては新鮮で、シニア世代にとっては懐かしい――そんなディスコの世界を、世代を超えて共有できる場になりそうです。

シニアの挑戦が地域と世界に元気を届ける

番組ではこの他にも、平均年齢69歳の「冥土喫茶」や、地元食材を使った「BaBaピザ」など、シニア世代の元気なチャレンジが次々と紹介されました。いずれも「年齢を理由にあきらめない」「自分のペースで楽しく生きる」という前向きなメッセージが伝わる内容でした。

ロコリさんのように、新しいことを始めるのに年齢は関係ないと教えてくれる人たちの姿は、これからの社会をもっと明るく元気にしてくれそうです。

ロコリさん愛用アイテムを紹介する特別コーナー

ロコリさんのファッションが多くの人に共感されている理由のひとつに、年齢に関係なく「自分に似合うものを知り、工夫して楽しむ」という姿勢があります。プチプラでも安っぽく見せないために、全体のバランスや色使い、小物選びまでしっかり考えられていて、その中心にあるのが「自分にとって心地よく、見た目にも品がある」アイテムの選定です。このコーナーでは、ロコリさんが実際に取り入れているアイテムを、購入可能な形でご紹介します。

ベルギー製メガネ「theo(テオ)」の魅力

ロコリさんが愛用しているのは、ベルギーの個性派ブランド「theo(テオ)」のメガネフレーム「Oracle」です。このモデルは六角形のユニークな形状が特徴で、顔の印象をパッと明るく見せてくれる効果があります。ブルーベースの肌色にも映えるカラー展開が多く、髪色やメイクにあわせて選ぶ楽しさもあります。

価格は約25,300円(楽天市場/CLASSIC取扱)。細部まで丁寧に作られていて、年齢を問わずファッションのアクセントになる1本として人気があります。ロコリさんのように眼鏡をファッションの一部として楽しみたい人にはぴったりのアイテムです。

ドイツ製健康シューズ「Strober(ストロバー)」

足腰の負担を減らしながらおしゃれを楽しみたい方におすすめなのが、ドイツ製の健康靴ブランド「Strober(ストロバー)」のレディースウォーキングシューズです。価格は52,250円(楽天市場/WEARING ON取扱)で、医療や整形外科の視点も取り入れた設計になっているのが特徴です。

ロコリさんは、日常的に長時間歩く生活を送っており、そのためにも歩きやすさと安定感が欠かせない要素となっています。見た目もすっきりとしていて、カジュアルにも少しきれいめな服装にも合わせやすいデザインです。

ブルーベースに似合うファッション小物

ブルーベースの肌に似合うカラーとしては、ネイビー・ラベンダー・グレー・ブルー・ピンク系の控えめな色味が代表的です。ロコリさんは、ストールや小ぶりのバッグ、軽いアクセサリーなどでこうした色をさりげなく取り入れています。

こうした小物を通販で購入できるリンクを、読者向けに表形式でまとめて紹介することで、「真似したい!」と思った人がすぐ手に入れられるようになります。以下はその一例です。

アイテム 特徴 価格帯 購入先リンク(例)
ネイビーストール 顔まわりを明るく見せる 2,000〜4,000円 楽天・Amazon
小ぶりなブルーバッグ 清潔感のある差し色に 3,000〜6,000円 ZOZOTOWN
淡いラベンダーのピアス 肌なじみの良さが魅力 1,000〜3,000円 minne・Creema

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