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NHK【3か月でマスターする絵を描く】街並みは“目の高さ”で変わる!消失点の秘密も|2025年5月21日放送

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街並みは目の高さで変わる!

NHK Eテレの人気番組『3か月でマスターする絵を描く』、第8回目の放送は「街並み」をテーマに、絵の中で空間をどう表現するかに注目した内容となっています。2025年5月21日(水)21:30~22:00の30分間、講師の柴崎春通さんと案内役の山之内すずさんが、目の高さと消失点を使ったリアルな街並みの描き方をわかりやすく教えてくれる予定です。

目の高さで街並みの見え方が変わるという大切な発見

今回のポイントは、「目の高さが絵の見え方を決める」という考え方です。自分が見ている高さを意識することで、見上げる対象・見下ろす対象が自然に決まり、より立体感のある街並みが描けるようになります。たとえば、高いビルは見上げるように、逆に道路や歩道の花壇は見下ろすように描きます。この意識だけでも、絵の完成度が大きく変わります。

建物の屋根や窓、電柱、標識などの描き方も、この「どの高さから見ているか」によって線の角度や大きさが変わってくるため、自分の立ち位置をしっかり意識することが重要だと柴崎先生は教えてくれる予定です。これまでなんとなく感覚で描いていた人にとっては、大きな気づきにつながる内容となりそうです。

「消失点」を使って絵に奥行きを持たせる

もうひとつの重要なキーワードが「消失点」です。これは、遠くに向かってすべての線が集まっていく一点のことです。遠くまで続く道路や建物のラインを描くとき、どこに消失点を置くかによって、絵の奥行きやパース(遠近感)が生まれます。

柴崎先生は、今回の放送でこの「消失点」の基本的な考え方と、実際にどう活用するかをわかりやすく実演してくれる予定です。特別な道具がなくても、簡単な線を引く練習を通じて、誰でも絵に奥行きを表現できることが実感できる構成になると期待されます。

また、正確な消失点を取るよりも、自分の感覚に合った自然なパースを優先するという柴崎流の柔軟な描き方も紹介されるかもしれません。絵を描くのが苦手な人でも安心して見られる内容になりそうです。

すべてを描かなくていい、という柴崎流の発想

柴崎先生の描き方の中でも特に特徴的なのが、「すべてを描かないことで、逆に想像力を引き出す」という考え方です。街並みにはたくさんの情報がありますが、それをすべて細かく描くのではなく、暗い部分や奥まった場所など見えにくいところは思い切って描かないことで、自然な雰囲気を作り出すのです。

たとえば、窓枠の細かい装飾や建物の陰になっている部分などは、あえて描かずに「ここに何かあるのかな?」と見る人に思わせるように仕上げます。これによって、絵にゆとりと奥行き、そして余韻が生まれます。柴崎先生は、こうした「引き算の美学」を通じて、街並みの表現に深みを加えてくれることでしょう。

街の風景に人物を加えて完成させる

今回の放送では、柴崎先生が街並みの背景を描いた後、最後に人物を一筆加えるシーンも予定されています。これによって、風景に命が吹き込まれ、物語が生まれる瞬間が見られるはずです。人物は決してリアルに細かく描くのではなく、空間に調和するように、あくまで街の一部として描かれるのが柴崎流です。

この人物の追加によって、見る人がその街の空気感や物語を想像できるようになり、完成度の高い一枚に仕上がっていきます。どんな風に描かれるのか、放送を楽しみにしたいところです。

絵が苦手な人でも楽しめる、やさしい空間表現の入門編

この回は、スケッチや風景画を始めたいけれど自信がないという方にもぴったりの内容です。目の高さや消失点という基礎的な考え方を理解することで、絵が一気に上達するきっかけになるでしょう。

番組では、難しい専門用語を使わずに、小学生でもわかるようなやさしい言葉で説明される構成になっています。柴崎先生の語り口も穏やかで、リラックスして見ることができます。短い時間でも内容は濃く、絵を描く楽しさと発見が詰まった30分になること間違いありません。

放送終了後には、今回紹介されたポイントや描き方の工夫、柴崎先生の一筆の様子など、具体的な内容を反映した詳細なレポートを追記する予定です。


放送日:2025年5月21日(水)
放送時間:21:30〜22:00(30分)
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
番組名:3か月でマスターする絵を描く(第8回)
テーマ:街並みは目の高さで変わる!
出演者:柴崎春通(画家)、山之内すず

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