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NHK【3か月でマスターする絵を描く】第2回「手を伸ばしたくなるリンゴ」立体感の秘密に迫る|2025年4月9日放送

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第2回「手を伸ばしたくなるリンゴ」立体感を描くコツを徹底解説

NHK Eテレで放送中の『3か月でマスターする絵を描く』は、初心者でも楽しめる絵の入門番組です。2025年4月9日(火)の放送では、第2回として「手を伸ばしたくなるリンゴ」がテーマになります。講師は画家でYouTuberとしても人気の柴崎春通さん。今回の内容では、「どうすれば立体感のあるリンゴが描けるか?」という疑問に答えてくれる予定です。

「光の矢印」でリンゴが変わる!柴崎春通さんが教える観察の力

今回の放送で紹介される最大のポイントは、リンゴを立体的に描くための“観察”の重要性です。柴崎さんは、絵を描くときにまず「よく観察すること」が大切だと伝えています。普段なにげなく見ているリンゴでも、じっくり観察してみると、光が当たっている場所、影になっている場所、ほんの少し光が反射しているように見える場所など、細かい変化に気づくことができます。

そして、それらの違いをどうやって描き分けるかを知るために登場するのが、柴崎さんの代名詞ともいえる「矢印」です。これは、光がどの方向から当たっているのかを示すための大事なヒントです。柴崎さんは、「矢印50年!」という言葉を使い、長年の経験から得た“光の読み方”を解説してくれる予定です。

矢印を意識することで、自然に「この部分は明るい」「ここは影になっている」「ここはツヤが出ている」などがわかるようになり、リンゴの形がよりリアルに見えてくるようになります。つまり、矢印は立体感を作り出す“秘密の道しるべ”のようなものなのです。

柴崎さんの“実演”で分かる、絵の見え方と描き方

今回も番組内では、柴崎さんの実際の筆使いを見ることができる「柴崎の一筆」が登場する予定です。このコーナーでは、柴崎さんが解説しながらリンゴを描いていき、どのように光と影を分けて表現しているかを丁寧に見せてくれます。

特に注目したいのは以下の点です。

  • 色の選び方:リンゴはただ赤いだけではなく、部分によってオレンジがかったり、少し黄色が混ざったりしています。それらをどのように塗り分けるかを学ぶことができます。

  • 影のつけ方:影を濃くしすぎると不自然になりますが、薄すぎても立体感が出ません。その中間をどう見極めているのかに注目です。

  • 光の表現:ツヤや反射の部分をどう描くかが、リアルなリンゴに近づけるカギになります。

筆の動きや色の重ね方は、言葉だけではわかりにくい部分なので、実際の映像を通じて「こうすればいいのか!」という気づきが得られるのも、この番組の魅力です。

今回のテーマが選ばれた理由と、その学びの深さ

「リンゴ」は、初心者にとっても描きやすく、身近なモチーフですが、同時にとても奥が深い存在です。シンプルな形の中に、色の濃淡、光の反射、表面のツヤ、そして影の落ち方など、絵を描く上で学べる基本的な要素がぎゅっと詰まっています

そのため、柴崎さんはあえて「たかがリンゴ、されどリンゴ」として取り上げています。もしこのリンゴをしっかり描けるようになれば、他の果物や物体にも応用できるようになります。つまり、今回の放送は今後の絵の上達につながるとても大切な基礎の時間なのです。

また、柴崎さんが示す矢印の概念は、風景画や人物画でも使える考え方なので、今後の放送でも何度も登場する大事な視点になります。この回を見てしっかり理解しておくことが、3か月で上達するための近道とも言えるでしょう。

番組の進行役と柴崎春通さんの紹介

今回の放送にも出演するのは、山之内すずさん。視聴者の目線に立ち、柴崎さんに質問を投げかけながら番組を進めてくれます。美術の専門知識がなくても安心して見られる進行ぶりが魅力です。

そして講師の柴崎春通さんは、絵画歴50年以上のベテラン画家。そのやさしくて丁寧な解説は、YouTubeでも高く評価されており、動画の登録者数も多数を誇ります。難しい技術を、子どもでもわかるような言葉で教えてくれるのが大きな特徴です。

柴崎さんの描き方や考え方は、テレビの前で一緒に描いてみたくなるような楽しさがあり、絵を描くことがもっと身近に感じられるようになります。

おわりに|次回放送に向けての準備と心構え

第2回のテーマ「手を伸ばしたくなるリンゴ」は、シンプルなモチーフでありながら、絵の基本を深く学べる絶好の機会です。これから絵を始めようと思っている人も、すでに描き始めている人も、柴崎さんの指導を見ながら一緒に描いてみることで、目の前の世界が少し違って見えてくるかもしれません

放送を見る前に、実際のリンゴを1つ用意して、光の当たり方や影の位置を観察しておくと、より理解が深まります。また、色鉛筆や水彩絵の具などを用意しておくと、番組を見ながら一緒に描いて楽しめるはずです。

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