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NHK【ザ・バックヤード】須賀川特撮アーカイブセンターに潜入!伝説のミニチュアと特撮塾の舞台裏|2025年5月28日放送

情報

すかがわ特撮塾とミニチュアの舞台裏へ!NHKが特撮の聖地に密着

2025年5月28日(水)22:00からNHK Eテレ(教育)で放送される『ザ・バックヤード~知の迷宮の裏側探訪~』では、特撮文化の聖地として知られる福島県須賀川市の「須賀川特撮アーカイブセンター」が特集されます。日本が世界に誇る特撮の技術、その継承と発展のために取り組まれている舞台裏を、わずか30分の中でぎゅっと凝縮して紹介する番組です。今回の案内役は特撮好きで知られる塚地武雅さん。彼自身がファンだからこそ感じ取れる、ミニチュアや映像制作の魅力がたっぷり詰まっています。また、地元の中高生が特撮制作を学ぶ「すかがわ特撮塾」の活動にも密着。次世代にバトンを渡す現場の熱意や工夫が紹介される予定です。

実際に使われた特撮ミニチュアと向き合う特別な時間

今回の番組では、普段なかなか見られない展示エリアの裏側にも特別に入ることが許されました。そこに並ぶのは、ウルトラマンシリーズなど、これまでの日本の特撮映像の中で実際に使用された本物のミニチュアたちです。ビル、車、電柱、橋、街並み…。それぞれが驚くほど精巧に作られていて、映像の中では一瞬でも、間近で見ると職人の手仕事のすごさがはっきりとわかります。

このミニチュアは、単なる展示品ではなく、歴史的な資料でもあります。過去の作品を形として残し、映像の裏でどのように作られたかを学べる貴重な存在です。番組では、それらを一つひとつ丁寧に見ていく様子が紹介され、映像に命を吹き込むための工夫とこだわりが視聴者にも伝わる内容となっています。

また、照明の当て方やカメラの角度によってミニチュアがどのように「本物」に見えるのか、映像技術と美術の連携についても番組内で触れられる予定です。短い時間の中で、特撮というジャンルの奥深さがしっかりと感じられる構成となっています。

未来の特撮クリエイターを育てる「すかがわ特撮塾」

今回の放送で特に注目されるのが、「すかがわ特撮塾」の紹介です。これは、須賀川特撮アーカイブセンターが主催するワークショップ形式の講座で、地元の中高生を対象に、特撮制作の基礎から応用までを学ぶ機会を提供しています。単なる体験ではなく、実際の映像作品制作を目指した、かなり本格的な内容です。

講座の内容は多岐にわたります。

  • 絵コンテの描き方

  • ミニチュアセットの設計と製作

  • 撮影機材の扱い方

  • 照明や音響の工夫

  • 編集ソフトを使った仕上げ作業

こうした工程を、現場で活躍する特撮のプロフェッショナルたちから直接学べることが、この塾の最大の魅力です。2025年度から始まる第4期では、全15回の講座を通して特撮の世界を深く学べるカリキュラムが用意されています。塾長には『ウルトラマンブレーザー』などで知られる田口清隆監督が就任。さらに、映像コーディネーターの島崎淳氏などの講師陣が、実践的な指導を行います。

番組では、実際に活動する生徒たちの姿にも密着。どのように課題に取り組み、仲間と協力しながら一つの作品を完成させていくのか、そのプロセスが紹介される予定です。

実践の場があるから成長できる

この塾のすごいところは、ただ学ぶだけで終わらないことです。塾の参加者には、自分たちで作った特撮作品の上映会の機会があり、作品が地域で公開されたり、映画祭に出展されることもあります。また、実際の映像制作にエキストラとして参加するチャンスもあり、机の上だけではない「リアルな現場」の空気を感じられるのです。

卒業生の中には、自主制作映画で受賞したり、将来プロの映像制作に進むことを目指している人もいます。このように、「すかがわ特撮塾」は、単なる学びの場ではなく、夢への第一歩となる実践の場としても重要な役割を果たしています。

30分で学ぶ「特撮の裏側」!録画必須の注目回

『ザ・バックヤード』の今回の放送では、ナレーションを中村倫也さんが担当。やさしく落ち着いた語り口で、特撮という少し専門的な世界を分かりやすく案内してくれます。放送時間は30分と短めですが、内容は非常に濃く、見どころがたっぷりです。

特撮が好きな人はもちろん、ちょっと気になっていた程度の人にも、「こんなにすごい世界だったんだ」と驚いてもらえるような構成になっています。家族で一緒に見るのもおすすめですし、録画して何度も見返すのも良いでしょう。

  • 放送日時:2025年5月28日(水)22:00〜22:30

  • 放送局:NHK Eテレ(教育)

  • 出演:塚地武雅(リポーター)、中村倫也(ナレーション)

まとめ

興味のある方は、特撮アーカイブセンターの公式サイトや、特撮塾の公式X(旧Twitter)アカウント(@tokusatsujuku)もぜひチェックしてみてください。

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