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【午後LIVEニュースーン】新会場IGアリーナで注目の阿武剋vs大の里が激突!師弟3代の優勝継承とスーパー銭湯宿舎の驚きの舞台裏|2025年7月11日放送

午後LIVEニュースーン

注目力士・阿武剋が熱い!名古屋場所の新会場も紹介

2025年7月11日放送の「午後LIVEニュースーン」(NHK総合 17:00〜18:00)では、いよいよ始まる大相撲名古屋場所に向けて、注目の力士や新しくなった会場、そしてちょっと変わった宿舎までたっぷり紹介されました。注目はモンゴル出身の阿武剋(おうのこく)関。さらに、名古屋場所の舞台が今年完成したばかりの最新アリーナに変わったことも話題になりました。

阿武剋はどんな力士?

25歳の阿武剋(おうのこく)はモンゴル出身の力士で、現在の番付は自己最高位となる「前頭三枚目」です。ここ2場所連続で10勝をあげており、今もっとも勢いのある力士のひとりといわれています。体格も大きくて力強いですが、それ以上に目を引くのがその頭の良さと努力家な一面です。

勉強もできる!文武両道の阿武剋

小学6年生のときにモンゴルの数学オリンピックで県優勝
勉強が得意で、頭を使うことが好き
・稽古の合間にはスマホでチェスを楽しむ
相撲だけでなく、知識や考える力も大切にしている

阿武剋は15歳で日本に来て、日本体育大学へ進学しました。そこでは、同じく注目されている大の里と同級生として学生生活を送りました。さらに1年間は同じ部屋で生活していたこともあり、ふたりの関係はとても深いです。

大の里との因縁の一番

学生時代、全国学生相撲選手権の決勝で大の里と対戦
・今回の名古屋場所では、ふたりにとって初の本場所対戦が予定されている

阿武剋は名古屋場所に向けて、「年内に幕内優勝をしたい」と語っており、その表情には真剣な覚悟がにじんでいました。自分の課題としては、もっと落ち着いて土俵に上がれるようになりたいとも話していて、冷静さと力強さのバランスを求めている様子が見られました。

ここまでの実績と努力、そして相撲への真摯な姿勢から、将来的に大関や横綱も狙える力士として期待されています。阿武剋の取り組みは、今後も目が離せません。

大の里と名古屋場所の関係

2025年の名古屋場所は、これまでの愛知県体育館から名古屋市北区に完成したばかりの「IGアリーナ」に会場が変更されました。新しい会場は、これまでよりも面積が約3.5倍、天井の高さも約1.5倍と大きくなり、マス席も3割ほど広くなったことで、観戦しやすさが格段にアップしています。初めての観戦でも、ゆったりと相撲を楽しめる環境が整いました。

この新しい舞台で注目されているのが、大の里です。彼は今場所、新横綱としての初土俵を踏むことになり、多くの期待が集まっています。

横綱に続く師弟の歴史

・大の里の師匠は元横綱・稀勢の里
・稀勢の里の師匠は元横綱・隆の里
・隆の里も稀勢の里も、新横綱の場所で優勝経験あり
大の里も同じように、新横綱での優勝が期待されている

この3代にわたる師弟関係は相撲界でも特に注目されており、今回の名古屋場所での大の里の成績に多くの目が向けられています。新しい会場、新しい横綱、そして伝統を受け継ぐ戦いという意味でも、今年の名古屋場所は特別な場所になりそうです。

スーパー銭湯が宿舎に!?武隈部屋のユニークな生活

地方場所になると、力士たちは部屋ごとに数か月かけて引っ越します。多くの相撲部屋が神社やお寺の広い集会所を借りる中、武隈部屋は営業中のスーパー銭湯を丸ごと宿舎にしているのがとても珍しいです。お湯だけでなく生活のすべてを銭湯に集約することで、力士と地域の人たちの距離がぐっと近づいています。

力士とお客さんが同じお風呂

・力士は営業中の大浴場に入るため、一般のお客さんと一緒に湯船でリラックス
・体格の大きい力士が並ぶと迫力満点で、地元の子どもたちは大喜び
・長い稽古後でもすぐに温まれるので、疲労回復が早いと好評です

駐車場が臨時土俵に

・毎朝、銭湯の広い駐車場に砂を敷き、即席の土俵で朝稽古
・見学は自由で、通勤途中に立ち止まる人も多い
・稽古後はほうきで砂を掃くなど、掃除の姿勢も地域の人に好印象

ちゃんこは食堂でふるまい

・施設内食堂の厨房を間借りし、力士自ら巨大鍋でちゃんこを作る
・出来たてをすぐに提供できるため、味もボリュームも抜群
・ちゃんこを食べながら力士と話せる機会が多く、リピーターが増加

地域交流イベントが盛りだくさん

・紙相撲大会や綱引き大会を開催し、子どもからお年寄りまで参加
・参加者には直筆サインや手形色紙をプレゼント
・応援メッセージを掲示板に貼るコーナーもあり、温かい言葉がずらりと並ぶ

武隈部屋のこうしたユニークな取り組みは、力士にとっても地域にとってもメリットが大きく、相撲を身近に感じられる場を生み出しています。新しい形の宿舎スタイルとして注目が集まりそうです。

変わり種宿舎は他にも

ユニークな宿舎といえば武隈部屋が話題ですが、他にもちょっと変わったスタイルの宿舎をとっている相撲部屋があります。そのひとつが安治川部屋です。

大学キャンパス内に宿舎!安治川部屋のケース

・安治川部屋は愛知学院大学のキャンパス内に宿舎を設置
・広い施設や体育館、食堂などを活用できるため、生活がしやすい
学生との接点が多く、食堂や運動場で自然に交流が生まれている
・若い力士と同世代の学生が身近にいることで、良い刺激になっている

大学という場所を活用することで、相撲の世界にふれたことのない若者にも関心を持ってもらえるきっかけになっているようです。学生にとっても力士の日常を間近に見られる貴重な体験となっています。

今年の名古屋場所は7月13日から27日まで開催されます。新しくなった会場「IGアリーナ」での熱戦はもちろんですが、こうした力士たちの暮らしぶりにも注目すると、相撲がもっと楽しく、身近に感じられるかもしれません。いつもと違う視点で観戦するのもおすすめです。

阿武剋・大の里 関係まとめ表

名前 出身 学歴 主な特徴 大の里との関係
阿武剋 モンゴル 日本体育大学 数学オリンピック県優勝、チェス好き 同級生で1年間同部屋、全国大会決勝で対戦
大の里 石川県 日本体育大学 新横綱、有望株 阿武剋の元ルームメイト、ライバル

名古屋場所での2人の熱い対戦をお見逃しなく。

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